(13)日本学生氷上競技選手権・3位決定戦後インタビュー 田中将希

アイスホッケー
2019.12.31

DF田中将希(文4=武修館)

――今の心境をお願いします。

「昨年1年間試合に出れていなくて、今年から1年生以来に出れて、今日も最後、下級生のおかげで最後の1分くらい出れたので本当に幸せな時間でした」

 

――最後、4年生の皆さんでリンクにいたときどんなことを考えていましたか。

「本当にずっと一緒にいたので、4年間の思いというか、つらいこともあったんですけどうれしいときの方が多かったので、今日最後みんなで立てて良かったです」

 

――連覇が途切れる大会になりました。

「本当に悔い残らなかったかと言われたらウソになるんですけど。でも、最後4年生で出れたことがこの4年間の思いが込み上げてきて。負けたんですけど、最終的には良かったと思います」

 

――同期への思いを聞かせてください。

「自分たちの代はケンカもあまりしなくて、仲悪くなくて、みんな平和主義でした。でも、ホッケーになったらみんな違って熱くて。キャプテンの磯部(裕次郎・政経4=武修館)、池田(涼希・政経4=北海)を筆頭に自分たちが付いていって、それが本当に今年は正解だったなと思います。そんな同期です。磯部はプライベートでは面白くてムードメーカーです。でも、試合になったらまた一味違う顔で、背中で引っ張るような格好いい人でした。自分らとしては磯部がキャプテンで良かったなと思います。京谷(充洋・政経4=北海道清水)は口数が少なくてプレーで引っ張る人でした。池田もムードメーカーで、でも本当にエースストライカーの格好良さがありました。宮田(佳成・法4=白樺学園)はチームが苦しいときに本当に助けてくれて、Theアシスタントキャプテンという感じでした」

 

――明大での4年間は長かったですか。

「短かったですね。毎日楽しくて、つらいこともありましたけど楽しいことが多かったです。(最後の1年間は)就活もいろいろ大変だったんですけど、ホッケーの面に関しては毎日が最後になってくる年だったので、インカレが始まってからは寂しい気持ちが多かったです」

 

――振り返って初めに出てくるものは何ですか。

「優勝の瞬間ですかね。自分たちはインカレ優勝できなかったんですけど、毎年優勝しててそこは一番良い思い出です。明治に入って、本当に良かったです」

 

――後輩たちは背中を見て頑張ると思います。メッセージはありますか。

「明治に入ったことは本当に失敗じゃないです。自分はOBとして応援するだけですけど、自分たちができなかった3冠を成し遂げてほしいです」

 

――ホッケー人生はいかがでしたか。

「これで一応引退です。少し悔いは残ったんですけど、全力出し切ったので良かったです」

 

――ありがとうございました。

 

[福永智隆]