(12)日本学生氷上競技選手権・3位決定戦後インタビュー 瀧本大護

アイスホッケー
2019.12.31

DF瀧本大護(法4=駒大苫小牧)

――これで引退です。今のお気持ちを聞かせてください。

「ホッケー人生の最後が明治で本当に良かったなと思います。後輩に勝たせてあげられなかったのは悔いが残りますが、全体を通して明治で良かったなというのが素直な感想です。10何年間ホッケーやってきて、ピタッとなくなるので何もしたくないです(笑)。少しだらけてみたいです」

 

――最後のインカレは3位でした。

「本当に優勝を狙いにいっていたので悔しいですけど、最後3決で勝って、みんな笑顔で終われたのは良かったかなと思ってます」

 

――アイスホッケー人生は楽しかったですか。

「楽しかったです。大学で初めて親元を離れて寮生活というのをやって、みんなで共同生活して、1人じゃなかったというか、みんながいてくれて大学生活もホッケーも助けてもらいました。同じことに打ち込める仲間がいたことは本当にうれしくて、そういう意味でこの生活は良かったかなと思います」

 

――4年生として過ごした最後の1年間はいかがでしたか。

「個人的には後輩やチームの力になれてなくて、力不足だなと思っていたんですけど、後輩たちには僕らの姿を良い意味でも悪い意味でも一つの経験として見てほしくて、それで後輩たちは来年から全部優勝できるように頑張ってほしいです」

 

――同期への思いを聞かせてください。

「僕らは6人しかいなくて少ないんですよ。少ないからこそ結束が固くなって、普段はそんなに腹を割って話すことはないですけど、飲んだ時とかは腹を割って話したりして、本当の意味で仲間で、ただのチームメイトではないかけがえのない存在だったと思います」

 

――後輩に伝えたいことはありますか。

「僕はホッケーがそんなにうまくないし、実業団とかを狙っていたわけではないので、進路はそれぞれあると思います。ホッケーやるやつはホッケーを頑張ってほしいし、それ以外の道に進むやつはホッケープラスなにか、勉強だったりを頑張らなくてはいけないと思うので大学生活ではホッケーはもちろん、それ以外の経験をしてほしいなと思います」

 

――部屋っ子の佐久間雄大(政経2=白樺学園)選手が先制点を決めました。

「あいつは1年の時からずっと試合に出ていて、来年からは上級生になるので今以上にチームのためにプレーできる選手になってほしいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[岩田純]