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(62)箱根直前特集㉑ 阿部弘輝インタビュー

競走 2019.12.30

 箱根まで残りわずか。夏以降、箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会と奮闘が光った下級生。エース・阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)ら4年生も、最後の舞台に向けてこのままではいられない。チーム一丸となり、5年ぶりシード権をつかみ取る。

 今特集では、箱根に向けた座談会の模様や14日に行われた合同取材での選手コメントなどなど全24回にわたりお届けします!

 

 第21回は阿部主将のインタビューです。(この取材は12月14日に行われたものです)

 

――いよいよ最後の箱根となりますが、心境はいかがですか。

 「4年間僕自身在籍していて、個人の結果は置いといてチームで戦うっていうところにおいては正直全くしていないですし、笑顔で終われたかというと全く終われていないので。1年目の箱根も悔しい思いをしましたし、2年目に関しては箱根に出場することもできませんでした。去年は全日本もそうですし箱根もシード取れるような流れで、結構チームの雰囲気も良かったんですけど、結果、終わってみれば17位で。駅伝でなかなか勝つことができていなくて、僕自身明治に入ってきてこの4年間チームで勝てることがなかったので、最後の年ぐらいは勝ちたいなという思いがすごく強いですね」

 

――今現在のコンディションはいかがでしょうか。

 「ケガの影響もだいぶ落ち着いてきて、非常に気持ちの部分も体の方もようやくかみ合ってきたかなというふうに思っています。調子は上がっているというよりは調子が戻ってきているというほうが言い方的には正しいかなと思うので、これからあと2週間ありますけど、本当クリスマスぐらいから調子が上がってくれば全然大丈夫なんじゃないかなというふうに思っています。何カ月も走れない状態が続いていましたが、ベストな状態でなくても、結局何が一番重要かって考えたらそのまま箱根駅伝のスタートに立った時に、自分の気持ちが箱根駅伝にどう向いているか、やはり気持ちで変わってくると思うので、これからは自分の状態を把握することも大事なんですけど、気持ちで負けないことを意識してやっていきたいなというふうに思っています」

 

――今回は1区を希望しているとのことでした。

 「そうですね、なるべく早く終わりたいっていうちょっとした僕の(笑)。 早く1区で楽になりたいというのもありますけど、走ってみたい区間なので。ですが今の状況からすれば本当どこ走ってもおかしくないと思うので、これから調子の上がりようによっては、本当に任された区間を手堅くしっかり走りたいなと思っています」

 

――学連(1万メートル記録挑戦会)以降は何を考えて調整されていましたか。

 「本当に学連はコンディションと自分の体も満足するものではなかったんですけど、あと1カ月以上あったので、この現状知れて、ここから1カ月少々で仕上がってくるなというふうに、ある意味前向きにとらえて終わったような感じです。すぐ切り替えて、自分に今何が足りてないかということを冷静に見つめ直して、そこから立て直そうと意識していました」

 

――4年生は3人のみのエントリーとなりました。

 「そうですね、さみしいですよね。正直言ったら。さみしいという一言ですし、本来の足並みがそろってないというのは寂しいことなんですけど、結果は結果なので。そこは切り替えて、やれるメンバーでしっかり戦っていきたいなというふうに思っています」

 

――最後に意気込みをお願いします。

 「やはり何度も何度も古豪明治復活というふうに期待されているので、本当今年こそシード権を取って復活したっていうことを認知させていただければすごいいいなと思うので。そういった思いでMという文字を誇りに思って、1月2日、3日の箱根駅伝で走っていきたいなと思っています」

 

――ありがとうございました。

 

[川和健太郎]

 

箱根駅伝まで、あと3日。


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