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(41)立大戦事前インタビュー③ 田中誠也投手

硬式野球 2019.10.25

(この取材は8月26日に行われたものです)


田中誠也投手

――2完封含む3勝、防御率1.80と最優秀防御率のタイトルも獲得されました。今春のご自身の投球を振り返ってみていかがですか。

「昨年の秋、肘の故障で思うような投球ができなかった分、前もって冬の期間準備してきたことが出せたかなと思います。(ウエイトとか)そうですね、体重を増やすことです。(それは肩肘の負担軽減で)そうですね、全身で投げることを意識しているので、負担をいかに減らすかっていったら、やはり体重を増やしたりすることで100パーセントで投げていたのが、85パーセントあたりで投げれることを想定してやってきてたのが生きたのかなと思います」

 

――その中で、新たな課題は見つかりましたか。

「大事な試合のピンチの時に粘れなかったときがあったので、そこは最後の秋はしっかり粘っていけるように投げていきたいと思います」

 

――今春、明大の印象に残っている選手を教えて下さい。

「喜多(真吾内野手・法4=広陵)ですね。真吾は中学校から知っているので、去年もバッティングがいいチームで、真吾はなかなか出にくい環境だったと思うんですけど、この春初勝負して結構打たれていいバッターだなと。他にも出ているバッターもみんないいなと思います」

 

――森下暢仁主将(政経4=大分商)と普段から仲が良いとのことですが、森下さんの普段の様子を教えて下さい。

「普通にお酒を飲みに行ったりするときは結構面白いですけどね。どんどん話してくれて面白いです(笑)」

 

――今秋、立大のキーマンとなる選手を教えて下さい。

「ピッチャーでいったらやっぱり自分が先頭を切って勝っていかなければいけないと思うのですが、バッターでいったらやっぱり藤野。キャプテン中心にチームが回っていけば、いい展開の試合により多くできるのではないかと思います」

 

――今秋はご自身にとってラストシーズンとなりますが、目標を教えて下さい。

「春に優勝できなかったので秋は優勝して、最優秀防御率がまた獲れるように、それを目指して頑張ることです。また何より後悔しないように。思い切って投げて打たれることは後悔にはならないと思うので、中途半端な気持ちで投げたりすることがないようにしたいです」

 

[荒川千那]


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