(36)法大戦事前インタビュー④ 福田光輝主将

硬式野球
2019.10.04

(この取材は9月1日に行われたものです。)

 

福田光輝主将

――春を終えて出たチームとしての課題は何ですか。

「勝負所での1本だったり、勝負所でしっかり守れるとこだったりをしっかり自分たちができるといい戦いができると思いますし、そこで自分たちの弱いところを出してしまうと、負けが舞い込んでくるので。そこをみんなで意識しながら、ポイントだけは押さえながらやってます」

 

――今春、打率は自己最高の結果を残されました。

「自分の中では良かった打席よりも悪かった打席の方が残ってますし、なんであそこで打てなかったんだという気持ちが強く残ったので、そういう打席を秋はなるべく少なくしていきたいなと思います」

 

――4年生になって何か変えたことはありますか。

「1年生から経験させてもらってましたし、最後のシーズンだったので悔いを残さないように振っていこうと強い気持ちだけ持っていくようにはしました」

 

――春は高校のチームメイト・田中誠也投手(立大)からも本塁打を放ちました。

「1ー0で負けていたので先頭打者として塁に出ようとは思ってたんですけど、自分有利のカウントだったので。思い切って狙ってみようかなと思い、うまくボールがきてくれました」

 

――春の明大戦を振り返っていかがですか。

「森下(暢仁主将・政経4=大分商)という良い投手がいて、その中でチームとして一番は粘り強いなと感じることが多かったですね」

 

――2回戦では目の前で優勝を決められました。

「自分たちが7点取ってたので、勝てるというちょっとしたスキで、そのままズルズルいってしまい、こっちの粘りよりも向こうの粘りのほうが上回ったのかなと思いました」

 

――森下選手と対戦していかがでしたか。

「全部がいいですよね。ボールもそうですし、投手としての立ち姿もいいですし。明治で主将もやっていて、森下を打っていかないと勝てないなと思っています。(六大学の他の投手と比べて)他の投手もめちゃくちゃいいんですけど、春は優勝していますし、結果としてもいい投手として残ったので。そこを自分らも打っていけるように準備はしていきたいなと思います」

 

――秋のリーグ戦でポイントになる選手はいらっしゃいますか。

「自分が主将なので、自分が打点をしっかり上げて、守備ではショートなので投手に声をかけたりすることが大事だと思っています。自分の中で自分がしっかりすることで周りが付いてきてくれると思っているので、しっかりやっていきたいと思います」

 

――負けたくない相手はいらっしゃいますか。

「大阪桐蔭が六大学にたくさんいるので、桐蔭の選手が打席に入っているときは、ピッチャーに抑えてほしいと思ってますし、桐蔭の選手がピッチャーの時は絶対に打ちたいなという気持ちでいます」

 

――意気込みをお聞かせください。

「日本一になりたいですし、日本一になるためにはリーグ優勝というのが必要になってくるので、去年の秋に優勝させてもらって、2連覇できるチームは自分たちしかいないので弱いところを見せずに一日一日全力でチームとして勝っていければと思います。個人としてはとにかく自分が主将なので、このチームを勝たせられるように引っ張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[小畑知輝]