(31)東大戦事前インタビュー① 小林大雅投手、坂口友洋投手
(この取材は9月7日に行われたものです)
小林大雅投手
――春季リーグを振り返っていかがですか。
「個人的には前半で大量失点をしてしまった、ということはやはりチーム全体にスコア上もそうですし雰囲気的にもマイナスになったのでそこは反省しています。ただ明治戦の最初に坂口がいいピッチングをして、そこで少し雰囲気が変わったというかチーム全体もそうですし僕自身もまだまだやれるな、という勇気を持つことができました。そこからまた後半の戦い方も変わってきた感じです」
――夏は何を意識して取り組みましたか。
「春の途中にツーシームが安定し、自分の持ち味が出せるというか自分自身気持ちよく投げれるということが分かりました。そこからツーシームのおかげでピッチングが良くなってきましたけど、そこに頼りすぎずに基本のストレートの質であったりと、まっすぐとツーシームの組み合わせというのを意識して取り組みました」
――副将として大変だったことはありますか。
「チームが苦しい時に自分が投げて負けてしまったり、自分が思うように結果が出てない中どうやってチームを盛り上げていくかというところがすごく葛藤がありました。自分が活躍していないと説得力がないのではと思う瞬間があったりしたのですが、そこはめげずに頑張りました」
――今年の明大の印象はどうですか。
「森下君が本当にいい球を投げますし、本当に大学1の投手だと思います。彼からいかに点を取るかということが本当に大切だと思います。明大は春優勝して本当に組織力が高いチームだと思うのでそこに向けて僕たちも練習してやってきているので、僕たちの力100%ぶつけれたらなと思います」
――チームとしての目標はありますか。
「最下位脱出に向け勝ち点を取っていくことを目標にしていて、勝ち点1だとどうしても最下位脱出は難しいので、4勝して勝ち点2を取ることを目指して頑張っていきます」
――ありがとうございました。
坂口友洋投手
――夏季オープン戦はどうですか。
「夏季オープン戦はチームの調子も良くて、上々という感じです。全体的にチームは出来上がってきたのではと思います」
――成長できたところはありますか
「ゲームメイク能力です。先発してある程度試合をつくるところは成長できたかなと思います」
――印象に残っている試合はありますか。
「初登板のときです。法政一回戦です。初めてのリーグ戦の緊張感とか、そういうところが印象に残っています」
――リーグ戦、鍵となる選手はいますか。
「小林大雅です。やはり小林がしっかりしてくれないとチームもガタガタになっちゃうので。逆に小林がしっかり投げてくれたらどっしり線が出来るという点で小林がカギになるかと思います」
――明治を9回まで抑えれた時はどうでしたか。
「本当に1回1回抑えようと思って投げたのが9回までいったという感じです。特にその日が調子良かったというわけでもなかったです」
――最後にリーグ戦に懸ける思いはありますか。
「野球生活最後ということで悔いのないように勝つにしろ負けるにしろ燃え尽きれるように投げたいです」
――ありがとうございました。
[久野稜太]
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