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(2)「勝つのは当たり前」佐久間雄大 インタビュー

アイスホッケー 2019.09.12

 実業団の廃部、国内リーグ発足など様々なニュースが飛び交い、革新のときにある日本アイスホッケー界。その中で大学王者として君臨し続けている明大。彼らが見ている景色とは。今回は、関東大学リーグ3連覇を狙う選手たちの心境を伺うとともに、自身のルーツや競技の魅力に迫った。第2回はFW佐久間雄大(政経2=白樺学園)のインタビューをお送りする。

(この取材は7月18日に行われたものです)
 

――改めて春を振り返っていかがですか。

 「自分は運良く活躍できたという感じなので、それを継続しないといけないという課題が見つかりました。チームを勝たせるためにはどういうプレーをしなければいけないのか、1年生のときとプレーで求められるものが違います。1年目はがむしゃらに先輩ついていっていました。でも2年目はメインで出る回数が多くなったので、その分試合の前日やその週から集中して、私生活から試合のことを考えて行動して、試合の日はアップからチームを盛り上げるようにしています。今年は特に集中力というか、自分の世界に一瞬で入れるように意識してやっています」

 

――集中力を高めるためのルーティンはありますか。

 「試合前日の寝る前に、頭の中で自分の良いプレーをイメージします。自分の得意なプレーが特に頭の中で流れます。(得意なプレーとは)ディフェンスの前からのシュート力と、トップスピードになった時の速さと壁際、コーナーのパックキープ力に自信があります。よくイメージできる日は大体試合での調子がいいです」

 

――1年生の印象はいかがですか。

 「正直、期待していたとの違うなと思います。もう少し他大の1年生に負けないぞという強い気持ちでやってくれるのかなと思っていたんですけど、そんな感じがしなかったので。でもそういうことは先輩が言って、行動させられるように試合前に声掛けしたりとか、1年生もコンディション良くやれるように、一つ一つの言葉から変えていこうと思います」

 

――同期の仲はいかがですか。

 「2年生は言いたいことを言える関係です。ただ仲が良いって感じではないので、良い学年だなと思います。みんな性格が似ているというか、ホッケーに対しては熱いので、普段の私生活は全然感じさせないですけど、ホッケーとなったらみんな負けず嫌いで、どんどん気持ち出してやっています」

 

――地元釧路の日本製紙クレインズ廃部のニュースを聞いたとき、どう思われましたか。

 「昔からそのチームの試合を見てやってきましたし、なくなると聞いた時はびっくりしました。地元にプロチームがないのも悲しいので、存続することになってうれしかったです」

 

――今のアイスホッケー界をどのように考えていますか。

 「日本だったら野球・サッカーとか、ホッケーもそれくらい面白いスポーツなんですけど、みんな知らないと思うので、広めていければなと思います。そのためには自分一人じゃなくて、周りも大事にして、明大全員としての考えで、これからは今アイスホッケーをやっている人たち次第で変わってくると思うので、人に頼らず主体的に動いていかないと。アイスホッケー界を明るくするにはそれが一番かなと思います」

 

――卒業後の進路はどのように考えていますか。

 「迷っています。就職することも考えていますし、3年目になって、アイスホッケーを続けたいなと思ったらプロを目指そうかなとも思いますし、小さいジュニアチームとかでアイスホッケーを教えたいという気持ちもあります」

 

――プレースタイルを教えてください。

 「スピードと観客を面白くさせるプレーやパスを意識しています。勝つのは当たり前で、その中で観客をどれくらい魅了させられるか。あいつのプレー面白いなと思われたいので」

 

――実際にプレーしていて、アイスホッケー面白いなと感じるときはどんな時ですか。

 「体と体のぶつかり合いはお互い勝ちたいと思っているので、そこで競り勝ったときはすごい気持ちいいです。殺してやろうくらいで行きます。それくらいの気持ちでやらないとダメです。闘争心がすごく大事です。あとは、得点を決めたときのワァという歓声も気持ちいいので大好きです」

 

――明大の良さはどんなところでしょうか。

 「明大は自主的なチームです。他大はやらされている感じです。これまで常勝明治と言われるくらい強くなったのはそういうところかなと思います。みんな寮にいてもアイスホッケーを携帯で見ていますし、試合のビデオも何人かで集まって見て、話したりとかして。そういう自主的な動きが良いところかなと思います。言われなくても行動します」

 

――秋はどのようなリーグにしたいですか。

 「春負けて、今年は弱いと思われていますが、どこにも舐められたくないです。常勝明治と言われるように、負けなしで優勝します。その流れでインカレも優勝すれば、やっぱり明治がナンバーワンです」

 

――ありがとうございました。

 

[岩田純]

 

◆佐久間 雄大(さくま・ゆうた)政経2、白樺学園、170センチ、72キロ

 

★応援に行こう★

大会名:関東大学リーグ戦
日付:9月14日(土)対慶大、15日(日)対法大、16日(月)対中大

場所:ダイドードリンコアイスアリーナ(西武新宿線東伏見駅、徒歩1分)

試合開始予定:9月14日(土)12:15~、15日(日)12:30~、16日(月)20:00~

佐久間選手から一言

3連戦で疲れると思いますが、明大らしく攻めて守ります。僕のパックキープ力に注目してください


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