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ルーキー特集(3) 常に高みを目指し努力を惜しまない 躍進する右腕 渡部翔太郎

硬式野球 2019.08.27

 毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手が入部してきた。その中でも活躍が期待される注目の選手を全8回にわたって特集する。


 堂々とした投球で相手を圧倒する。渡部翔太郎投手(総合1=千葉黎明)は1年生の内唯一今春フレッシュリーグのマウンドに上がり活躍をみせた。中学、高校と千葉県選抜にも選ばれた実力者であるだけに、今後の活躍に期待が大きい。

 

 存在感のある投球で役割を全うした。今春リーグ戦での登板機会はなかったが、フレッシュリーグでは2試合の登板を果たした。「フレッシュリーグでは完璧に抑えてやろうと思った」と安定した投球を披露。勢いのある直球や得意球であるツーシームは「(大学でも)自信を持って投げることができている」。初めて投げた神宮のマウンドで持ち味を十分に発揮した。

 

 悔しさをバネにエースナンバーを勝ち取った。千葉黎明高時代はWエースでチームを支えていたが2年次は同級生の林直樹(駒大)が主力として活躍。同年マウンドに立てないまま負けてしまい悔いが残った。「2年生までは自分に甘かった」。朝は一番にグラウンドに行き、夜は最後まで残って練習を続けた。また、トレーナーと話し合い「自分に厳しく、その日その日で達成感が得られるように」と嫌いな練習も積極的に行うように。すると、努力が結果につながり2年秋には背番号〝1〟を獲得。千葉選抜にも選ばれ「高いレベルでプレーすることでまた頑張ろうと思え」。

 迎えた最後の夏。春には関東大会にも出場し、チームに勢いがあった。周囲から「甲子園に行ける」と期待されていた中で自身のコントロールミスも影響し3回戦敗退。無念な結果に終わった。しかし「自分がいた3年間でチームのレベルを上げることはできた」。甲子園には行けなかったものの、確実に爪痕を残す活躍ができた。

 


向上心をもち目標に向かって努力する


 さらなる進歩を遂げる。渡部の今年の目標は「リーグ戦でベンチ入りして、(来年)4年生が抜けてしまう穴を埋めたい」。明大は森下暢仁主将(政経4=大分商)、伊勢大夢投手(営4=九州学院)ら上級生だけでなく、竹田祐投手(政経2=履正社)など下級生から中核を担う投手が多い。その中で「(先輩を)越さなければいけない」と上を見据え強く意気込む。そのため恩師である荒井信久監督(千葉黎明高)の言葉〝徹頭徹尾貫け〟を常に意識し、日々の練習から手を抜かない。いずれは神宮のマウンドでエースとして活躍しチームを支える存在に。これからの渡部の成長に乞うご期待だ。

 

[都甲可奈子]

 

◆渡部 翔太郎(わたなべ・しょうたろう) 総合1、千葉黎明高、180センチ・80キロ、右投右打、投手

趣味は映画鑑賞。ジブリが好きで暇がある時は常に観ているそう。特にもののけ姫が好きだそうだ。


次回のルーキー特集は8月28日(水)冨田泰生外野手(政経1=智辯和歌山)です。お楽しみに!

 

 

 


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