早大下し11年ぶり東日本王者!

ソフトテニス
2019.07.10

◆6・29東日本大学対抗競技大会(白子サニーテニスコート)

▼男子❶明大


 破竹の勢いだ。早大との決勝戦。勝敗の行方は3番手、中平(農4)・米澤要(営4)の4年生ペアに託された。最終ゲームは9―7までもつれ込むも、気持ちを切らさず勝利。11年ぶりに東日本王者に輝いた。

 大一番でチームを救った中平・米澤要ペア。結成は入学直後の東京六大学リーグ戦。それから幾度もペアを組み、主力を担ってきた。「何をするか互いに分かる」(中平)。今年度は重要な局面で起用。勝利への意識が強まり、練習量も増加した。春季リーグ戦では長尾・松本ペア(早大)との5番勝負に勝利し、今大会も同ペアに連勝。4年生としての責任が、チームの大黒柱へと成長させた。

 3人の前衛ルーキーを迎えた明大。前衛間のレギュラー争いが加熱し「上級生も油断できない」(米澤要)。ダブルフォワードが増えるなど戦術の幅も広がっている。「全員の試合に対する思いが強くなっている」(米澤要)。インカレ連覇へ準備は整った。再び早大を倒し、完全優勝で王者・明大を証明する。


【福田夏希】

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