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あと一歩から見せた成長 全国選抜初V

弓道 2019.07.10

◆6・29~30第31回全国大学選抜大会(明治神宮弓道場)

▼男子団体❶明大


 ついに悲願を達成した。男子団体は、立命大との決勝を制し、初優勝。2015年の全日本学生王座決定戦以来、4年ぶりの主要大会優勝を勝ち取った。


実った努力

 決まれば日本一の勝負矢。「今までやってきたことがここで生きた」(川久保虹弥・政経4=鹿沼東)。普段と変わらぬ構えから繰り出した矢は的を確実に射抜いた。長い歴史の中での「初優勝だからこそ一層うれしい」(川久保)。

 準決勝の法大戦。昨年度の優勝校であり、近年上位進出を阻む強豪だった。「外したら負けると分かっていた」(依田尚大・政経3=長野吉田)。予想通り、18中と高的中でまとめた相手。一方「調子のピークをぶつけた」明大は20射全皆中を達成。「勝利に飢えている気持ちが爆発した」(寺本裕明監督)。越えられなかった高き壁をついに超越した。

 「やっと全国で勝てた」(元川海徳主将・営4=川崎市商)。昨年度のインカレはベスト4、直近の全関東学生選手権はベスト8とあと一歩届かない試合が続いた。なかなか殻を破れない。それでも「逆境への反骨精神が強かった」(小口琉矢・農2=岡谷工)。全関東から深夜まで居残り練習を敢行。練習方法も「2人連続で外さないために」工夫を凝らした。地道な努力がやっと花開いた。

 大一番が待ち受ける。「一度きりではなく、連勝する」(川久保)。次戦のインカレでは、今大会を欠場した元川も加え、万全の体制で挑む。「チャンピオンとして現状に甘えず、堂々と」(元川)。4年越しに新たな1ページを刻んだ弓道部。得た自信と王者の誇りを胸に再び日本一をつかむ。


【上松凜助】


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