(9)【瓦版】~川崎フロンターレ戦展望記事~

サッカー
2019.07.02

 

Jリーグ王者の扉を破る。初戦でJ3ブラウブリッツ秋田を破り、2回戦に駒を進めた明大は明治安田生命J1リーグ2位(7月2日現在)の川崎フロンターレと激突。今季の目標であるJ1撃破へ、真価が問われる一戦だ。

 

1615

 公式戦1615勝。この数字が、今季明大の力を示している。関東大学1部リーグ戦では7戦1敗で首位を独走。関東大学トーナメントも順当に勝ち進め、5年連続の全国大会出場を決めた。その強さの理由の一つが、今季から始めたフォーメーションだ。

 

 「選手たちの個性を考えたフォーメーション」(栗田大輔監督)。今季は攻撃に人数をかける3―2―3―2型を導入。運動量のある両サイド陣の突破と、FWの裏への抜け出しからチャンスメイクを連発する。リーグ戦では8試合19得点と、量産に成功している。また、守備面でも16試中12試合が完封勝利と安定。CBの常本佳吾(政経3=横浜F・マリノスユース)を中心に連携の取れた守備で鉄壁を築き上げている。 

 

エース亮

 エースの左足で、サックスブルーの扉をこじ開ける。今季、リーグ戦でチーム最多の7ゴールを決めている佐藤亮主将(商4=FC東京U―18)。キレのあるドリブル突破と、左足の決定力が持ち味だ。「決定機をモノにして勝ちたい」(佐藤亮)。大学トップクラスの技術と情熱を、プロにぶつける。

 

 言うまでもなく、経験値や個の力は相手が勝る。それでも「ハイプレスをかけて球際を制することができれば、自分たちの試合運びができると思う」(佐藤亮)。今季のスローガン〝挑越〟を胸に、紫紺の流れを呼び込みたい。

浅野拓磨】

天皇杯2回戦川崎フロンターレ戦

日程:7月3日19時キックオフ

場所:等々力陸上競技場→アクセスはこちらをクリック

※こちらの瓦版は試合開始前に等々力陸上競技場内にて配布しております!

 選手の応援チャントも記載してありますので、ぜひ手に取ってご覧ください!

選手応援チャント