(39)関東学生選手権 演技後インタビュー 中野耀司②

フィギュアスケート
2019.05.31

 ゴールデンルーキーたちが堂々の大学デビューを飾った関東学生選手権。今回は演技終了後の中野耀司主将(営4=横浜創英)のインタビューをお伝えする。

 

――3位という順位はいかがですか。

 「順位は正直3位でも、何位でも気にしないです。点数もあまり納得のいかなかった点数ですし、ジャンプ跳べていないので、妥当な点数です。順位は一切気にならず、嬉しくも悔しくもない感じで、失敗してしまって、いい演技をすることができなかったのが心の残りです」

 

――今のコンディションはいかがですか。

 「痛いところもなく、詰まった練習もできています。充実した練習時間と練習内容で、体の状態全部を見ても、いい感じで来ていると思います」

 

――最後の関東学生選手権でしたが。

 「最後の試合なんだなと思いました。これから出て行く試合は全て最後で、この前新横浜であったリリーカップの時も最後なのだと思ってやっていました。関カレも最後だと思いましたけれど、だからと言って自分のやることは変わらないので、それでも冷静に全日本選手権に向けての通過点として、一つ一つ収穫を得ていけたらと思います」

 

――主将としての総括をお願いします。

 「世代交代かなと思います。本当に(笑)。 世代交代というよりも、新世代が仲間入りという感じがしました。有望な1年生たちが入ってきてくれて、なおかつそれによって上級生たちも負けたくない気持ちはあるだろうと思います。『もっといい演技をしないと』と、下から上がってくる子たちからの普段と違う緊張感はあります。つまり総括をするといい相乗効果が見られた試合だと思います。自分も1年生の太一郎(山隈太一朗・営1=芦谷国際)が入ってきてくれて、1番上ですけれど、負けているところもありますし、勝っているところもあります。いいところをマネして負けないように頑張ろうという気持ちになれます。女の子たちを見ていても引き締まります。下級生の子たちがみんな上手いけれど、上級生たちも刺激されて、結果的には昨年度の関カレに比べたら良かったと思います。そういうところを考えると、いい効果いい状態になっていると思います」

 

――今後に向けて意気込みをお願いします。

 「いかに自信をつけられる練習ができるかということと、試合に向けてあまり自分は緊張しないタイプですけれど、それが悪い方向にいかないように詰めた練習をして、本番はいい意味で気楽に今までやってきたことが出せることを、目標かつ確実にやっていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[大西健太]