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(33)関東学生選手権 演技後インタビュー 樋口新葉

フィギュアスケート 2019.05.23

 ゴールデンルーキーたちが堂々の大学デビューを飾った関東学生選手権。今回は演技終了後の樋口新葉(商1=開智日本橋学園)のインタビューをお伝えする。

 

――演技を振り返っていかがですか。 

 「練習がいつもよりも足りていなかったなと思ったことと、試合が久々だったので、緊張があって思うようには演技できませんでした。けれど、学生大会の雰囲気がとても楽しく、また滑りたいと思いました」

 

――練習が足りていないのは学業の影響もありますか。

 「SP(ショートプログラム)を作ってから、まだ日が経っていなかったこともあります。また本当に学校との両立がかなり難しいです」

 

――どのような課題をもって今大会に臨まれましたか。

 「失敗しないことを考えていました。特に最後のループはいつも練習でも失敗していたので、なるべく滑らせて落ち着いて跳ぶように心掛けていましたけれど、少し力んだかなと思います」

 

――最後にミスをしてしまったループは今後の課題になってきますか。

 「フリップがインサイドで跳べるようになれば、フリップに変えたいなと思っていますけれど、それまではループでやっていきたいです」

 

――今大会での収穫は何かありましたか。

 「同世代がたくさん出ている試合なので、大きな大会に向けての練習にもなりましたし、あとは学生の大会は本当に独特の雰囲気があるので、そこに慣れていけるようにしたいです」

 

――2位という結果はいかがですか。

 「失敗もあったので悔しいです。今回は1位になれるプログラムだっただけに1位になれず悔しいので、次は頑張って勝ちたいと思います」

 

――学生大会の雰囲気はいかがでしたか。

 「違う大学の選手も応援してくれて、ハイタッチもして、とても温かい雰囲気だったので、とても好きです」

 

――今後はどのようなプログラムに仕上げていきたいですか。

 「海外でも評価されるようなプログラムだと思うので、もっと磨くところをたくさん磨いて、そこでプラスをもらえるようにしていきたいです」

 

――大学生活はいかがですか。

 「授業によっている友達が全く違うので、情報がやりとりしづらいです。ほとんど学校に行けていなかった時もあったので、とても大変です」

 

――友達はできましたか?

 「一応できましたけれど、もう少し作らないと大変かなと思います(笑)」

 

――学業との両立で今後不安なことはありますか。

 「テストの感覚や雰囲気が全然わからないです。どういう感じで始まるのだろうという感じなので、とにかく前期を頑張りたいと思います」

 

――今後に向けて意気込みをお願いします。

 「今後は全日本選手権とグランプリシリーズとインカレ(日本学生氷上選手権)に出られるようにして、全日本選手権では表彰台に登って世界選手権行きたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[大西健太]


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