特集記事
SPECIAL

(17)東大戦事前インタビュー① 辻居新平主将

硬式野球 2019.05.09

(この取材は3月14日に行われたものです)

 

辻居新平主将

――昨季を振り返っていただけますか。

 「春に比べて状態は上がっていましたが、詰めるところを詰めきれていませんでした。根本的な原因として打撃が弱く、そもそもの実力を上げていかなければいけないという結論になったので、そこを新チームで上げてきたつもりです」

 

――個人としては2季ぶりに打率3割を記録されました。

 「2年の秋より厳しい攻めをされたので、その中で3割を残せたことに関しては収穫がありました。(盗塁王も初受賞)打順が変わって仕掛けやすくなったのはありますし、意識して技術を上げてきた部分でもあるのでそれも収穫でした。目標以上の数を走れたかなと思います」

 

――理想とされている〝六大学の中で警戒される選手〟にまた一歩近づいたのではないでしょうか。

 「そこに関しては昨季よりも今季の方が警戒されると思うので厳しさもあります。でも、達成感もあるのでまたそれを目標にやっていきたいです」

 

――新チームの雰囲気はいかがですか。

 「前チームと比べてどうかは分かりませんが、少なくともここにいるメンバーが昨年よりは考えるようになっています。新チーム発足のときに『上下間のコミュニケーションを取りやすくしよう』と話していて。そこは実践できているのかなと思います」

 

――主将就任が決まった際はどう思われましたか。

 「責任ある立場なので、なったからには全うしたいなと。前から『自分も候補ではあるな』と思っていましたが、結果を残した上でなりたいという気持ちがありました。その点では昨季も一定の結果が出たので、もし選ばれたら引き受けようというのはありました」

 

――今年のスローガン・〝旋風〟は辻居主将考案だとお聞きしました。

 「野球部創立100周年という節目であり、これを機にチームも変わらないといけません。東大が変わればきっと六大学全体が面白くなるし、カギを握っているので、自分たちが中心となって旋風を起こそうという意味です。1981年の赤門旋風ももちろん意識しています」

 

――3月初旬の福岡合宿はいかがでしたか。

 「雨が多かったので、ずっと打撃練習をしていました。(野球以外の思い出は)そうですね…。ラーメンがおいしかったですね(笑)。(昨夏も北海道の海の幸を思い出に挙げていたが)やっぱり食事ですよね(笑)」

 

――いよいよラストイヤーです。

 「思いは強いですし、なんとか一つ結果を残したいです。(進路を左右するシーズンでもあるが)これは他の部員にも言っているのですが、常に上の世界を目指すつもりでやらないといけません。相手はそういう世界を目指して厳しい環境でやっている人たちなので。僕もその1人なので他大学に劣らないくらいの結果を出したいです」

 

――今季の東大の注目選手を教えてください。

 「武隈(光希)ですかね。着実に伸びていますし、打線を引っ張っていかなければならない立場だと思います。僕に並ぶか、僕以上に引っ張っていてほしいです」

 

――今季の明大の印象はいかがですか。

 「もちろん森下(暢仁主将・政経4=大分商)というすごい投手がいて。その上で、他の選手もやることをしっかりやってくる印象です。昨年は4年生が多く出ていましたが、チーム力が落ちるかというと僕はそうでもないと思うので、警戒してやっていきたいです」

 

――今季の目標を教えてください。

 「チームは4勝で複数勝ち点を取って最下位脱出です。個人としては3割をまた打てるように頑張っていきたいですし、昨季に達成できなかった複数本塁打を打ちたいです。(盗塁は)まあ3盗塁(笑)。3割3本3盗塁のトリプルスリーでやっていきたいなと思います」

 

――最後に今季へ向けた意気込みをお願いします。

 「100周年を迎える中で、新たな東大というのを他大の皆さんにも見せられたらと思います。それに向かってあと1カ月頑張っていきますし、春も全力で走っていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[小野原琢真]


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内