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(3)「今は理想の形になってきている」 山本豪副監督インタビュー

競走 2019.05.02

 本特集では新体制に入り、新たなスタートを切った明大競走部の今を取り上げます。第2回は山本豪副監督のインタビューです。(この取材は4月27日に行ったものです)


ーー新体制はいかがですか。

 「阿部弘輝主将(政経4=学校法人石川)を中心として、雰囲気は悪くないと思います。1年生もフレッシュでみんな頑張っているし、2、3、4年生は今年度箱根を経験して、全日本もそうだけどシードいけるんじゃないかっていうところで落とした悔しさもあるし、出られた喜びもあると思うので。今年度はさらに上に行きたいというのはみんな思っていることだと思うし、僕は良い感じで盛り上がっているんじゃないかというのは感じています」


ーーコーチから副監督になって変わったことは何でしょうか。

 「今までも中距離の選手は色々見てきて、それはこれからも変わらないんですけど、短距離、跳躍、競歩陣の合宿にこれからは帯同したりといったことが増えるぐらいで、特別何か劇的に変わったことはないです。チーム全体を見るように意識するようになったところぐらいですかね」

ーー山本佑樹駅伝監督とのタッグもコーチ時代から数えて3年目を迎えました。

 「僕ら付き合いも長いし、よく2人で食事に行ったり、いろんな育成の方針とか、いろんな意見を交わすので。情報というか意識は共有できていると思います」


ーー他の首脳陣との連携は何でしょうか。

 「園原(健弘)監督はじめ、渡邉(高博)コーチとかともよく会う機会があって。グラウンドでも会うし、レース後にみんなで食事に行って情報交換とかもします。とにかく話す機会は増えました。競走部一丸となって頑張ろうよみたいな、スタッフからもそういう雰囲気が高まってきていますから、良いことだと思います」


ーー昨年度のチームはどう見ていらっしゃいましたか。

 「昨年度は佑樹駅伝監督に変わったばっかりで、前の年は箱根に出れていなかったし、みんな佑樹に縋(すが)るという言い方が合っているか分からないけど、選手側も言葉が欲しいとか、佑樹のことを意識してるのがすごく分かったので。そして佑樹も学生に伝えたいという気持ちがすごく強くなったと思います。僕は後方支援というか、その関係を一歩引いて、見ようと思って。そこで僕が気付いたことがあったら、佑樹と個人的に話した時に、アドバイスとか相談したり。学生に対しても、佑樹はこういうこと考えているんだよってことを話したりします」


ーールーキーが入り新チームになって変わったことは何でしょうか。

 「今年度のチームはすごく上級生が強いので、下級生はそこに食らいついていくっていう感じなんですね。昨年度とか一昨年度とかは下級生の方が強かったから、なかなか上級生が背中で引っ張っていくみたいなのが薄かったので。今は理想の形になってきているんじゃないかなと思います」


ーー今年度のルーキーはいかがですか。

 「近日、疲れや故障が少し出てきているのですが、これは仕方ないし、緊張が緩んできてケガしやすい時期なので。そのケガを最低限早く治して、夏合宿には足並みそろえば良いと思います」


ーー成長に期待している選手はいらっしゃいますか。

 「持ちタイムとか、春先の練習を見た感じだと、櫛田(佳希・政経1=学校法人石川)、小澤(大輝・政経1=韮山)あたりはやっぱり即戦力で、1年生からレギュラーに入りそうかなという気はしますね」


ーー上級生はいかがですか。

 「上級生は安定していますよ。その中でも成長をすごく感じているのは小袖英人(政経3=八戸学院光星)ですね。小袖、村上純大(政経3=専大松戸)は今年度期待できるんじゃないかと思います」


ーー関東インカレに向けて仕上がり具合はいかがですか。

 「どっちもどっちです。良い選手もいるし、ちょっと今疲れが出て苦労している選手もいます。でも得点を取ってほしい選手は割と順調だと思います」


ーー今年度も1部残留できそうですか。

 「これは毎年のテーマです。ずっとヒヤヒヤする感じで4日間いくと思うんですけど、そのヒヤヒヤを少しでも軽減するには早い段階で得点取っていくこと(が重要)なので。そうなると初日は(指導に当たっている)1500メートルなんです。そこは河村一輝(政経4=大垣日大)、佐久間秀徳(商2=国学院久我山)に点を取ってほしいなと思います」


――ありがとうございました。


[川和健太郎]


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