(11)開幕前インタビュー 内山竣

硬式野球
2019.04.17

(この取材は3月13日に行われました)

内山竣外野手(商4=静岡)

――オープン戦で打順は何番を打つことが多いですか。

 「だいたい今まで通り1番か3番を打つことが多かったですね。自分の中でも上位でいきたいという気持ちはあります。自分としては3番の方がしっくりきます。これといった理由は特にないですけど、今まで3番を打つことが中高と多かったのでそっちの方が馴染みがあるのでしっくりくるかなという感じです。1番の時はとにかく積極的に打ちに行くっていうことは心掛けていますね。1番最初のバッターはチームに勢いをつけるという役割もありますし、逆に変なアウトになるとチームも流れに乗っていけないと思うので、どれだけチームに流れをもたらすことができるかというのを意識しながら打席に立っていますね」

――昨年のチームとの違いを教えてください。

 「雰囲気としては去年のチームよりも盛り上がってできている感じはしますね。全員でやっていこう、同じ方向を向いていこうという意識が強いので、雰囲気としてはいい感じなんじゃないかなと思います。年明けから自然とチームがまとまっていったのかなと思います。徐々にですけどね」

――森下暢仁主将(政経4=大分商)はいかがですか。

 「暢仁(森下)は言う時はビシッと言いますし、もちろんプレーで引っ張っていくというのもあります。北本(一樹内野手・文4=二松学舎大付)がそれを支えるという感じですね。暢仁は元々プレーで引っ張るタイプの人でした。主将になってからは変わって、チームのためを考えて厳しいことも言うようになったし、周りをしっかり見ているなというのは感じますね。試合後のミーティングでいう締めの一言とかも、自分のことだけじゃなくてチームのことを言うようになって『変わったな』と思いました」

――外野は昨年から顔ぶれが一新します。

 「自分の中では当てにいかないで打席の中で強く振るというのを意識しています。そこは冬場からずっと意識してきたことなので。体幹トレーニングは今までやっていましたけど、それも増やして強く振るというのを課題にしてやってきました。今までの練習にプラスして、自主練でさらに鍛えてきました。体は強くなったと思いますし、バットを振るスピードや力というのは付いてきたのではないかなと思います」

――昨夏にもらった渡辺佳明選手(平31政経卒・現東北楽天ゴールデンイーグルス)は今も続けていますか。

 「今も続けていますよ。退寮後も何回か会ったりしましたけど、野球の話は特にしていません(笑)。(渡辺選手の活躍は)自分の中でも刺激にはなっています」

――優勝への思いを教えてください。

 「自分たちの代で優勝したいという気持ちが強いです。個人的には走攻守三拍子そろった選手を目指しているので、全てで高いレベルのプレーができるように頑張りたいです」

――最後に今季の目標を聞かせてください。

 「首位打者を取りたいと思っているので、最低4割、5割近くは打ちたいです」

――ありがとうございました。

[桐山雄希]