(4)開幕前インタビュー 喜多真吾

硬式野球
2019.04.15

(この取材は3月13日に行われました)

喜多真吾内野手(法4=広陵)
――昨年は春、秋通して11打席に立たれましたが振り返ってみていかがですか。

 「もう全く結果も出てないですし、自分の納得いく打席っていうのは全く無かったシーズンでした」

――悔しかった、ここで打ちたかったと思った場面を教えて下さい。
 「早稲田の多分最終回の2アウト二塁かで回ってきた時のセンターフライかなんかだったんですけど、そこは打ちたかったですね」

――要因は何だと思われますか。
 「多分実力不足ですね」

――打ち方とかは意識したりしましたか。
 「ちょっと右肩が上がる癖があるのでそれを直すのと、スイングスピードをあげるっていうのをやってきました」

――今年に向けての課題を教えて下さい。
 「バッティングの全てが課題です」

――全部が課題と仰っていましたが具体的な練習内容を教えて下さい。
 「スイングする量を増やして、で前からのティーを結構するようになりました」

――高校時代から広角に打たれている印象ですがミートを心掛けたりされていますか。
 「自分はライトに打つよりも左中間に強い打球打てるっていうのが持ち味なんで、それをライトにもやっぱ打ちたいっていう気持ちはあるんですけど、それはもう場面場面でしっかり自分の持ち味を出せるようにって思っています」

――ライバルに挙げていらした福田選手(法大)も広角に打ち分けていますがやはり意識はされていますか。
 「めちゃめちゃ意識しています(笑)やっぱり福ちゃんは新チームになってキャプテンもやってますし、チームの主軸だと思うんで、まずはチームとして法政に負けたくないですし」

――今春は5番を打たれるということですがクリーンアップでの経験は活かせそうですか。
 「そうですね、まあ打順はどこでもいいんですけど、任されたところで自分の結果を出せるように頑張っています」

――オープン戦などで強化、心掛けてきたことを教えて下さい。
 「打点ですかね。チャンスで回ってくることが多いので、どれだけ返せるかっていうのは心掛けています」

――ファーストとして意識することは何ですか。
 「ピッチャーに近いので、できるだけ声をかけるようにはしています」

――仲の良い森下暢仁主将(政経4=大分商業)には他の投手に比べてより声掛けされたりしますか。
 「森下には結構声掛けてますし、わざと強いボールで返しています(笑)気合い入れるために」

――森下主将と2人で今後のチームについて話したりはされますか。
 「しますけど、それは秘密です(笑)」

――言っても大丈夫そうなことがありましたら教えて下さい。
 「あいつ(森下)は『お前が打ったら勝てる』って言ってるので(笑)」

――今年は北本一樹内野手(文4=二松学舎)、和田慎吾外野手(商4=常総学院)と並ぶ副将を務められますが、高校時代主将だった経験は活かせそうですか。
 「そうですね、森下一人だけに頼っていたら負担も大きいですし、自分たち3人は副将ですけどキャプテンみたいな感じでチームをまとめていかないとチームもまとまらないと思うのでそれは3人でやっています」

――去年と比べてチームの雰囲気はいかがですか。
 「去年とは全然違って、声も出ていますしめちゃくちゃ雰囲気はいいと思います」

――目標の数字はありますか。
 「3割以上。3本以上10打点以上を目指します」

――今の4年生のみが優勝の経験をされています。5季ぶりの優勝に向けて意気込みをお願いします。
 「この2年間優勝にも遠ざかっていますし、自分たちの代で何としても絶対優勝してやるって気持ちで新チームになってからやってきてるんで、どんな形でもいいんでまずはリーグ優勝して、日本一取れるようにやりたいと思います」

――ありがとうございました。

[荒川千那]