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(4)春季関東大学1部リーグ戦直前インタビュー 上林直澄

バレーボール 2019.04.04

 4月6日に春季関東大学1部リーグ戦が開幕する。昨年のインカレで3位の好成績を収め、今年も小松一哉主将(政経4=雄物川)を中心にさらなる飛躍が期待される。今回は春季リーグ戦で活躍が期待される5選手を取材。第4回はS上林直澄(法3=東亜学園)のインタビューをお送りする。

(この取材は3月21日に行われたものです)


――現在の調子はいかがですか。
 「チームは良いとは言えないと思います。合宿も良かったわけではなかったです。でも個人としては良い方です。絶好調ではないですけど、リーグに向かって良くなってきている感じです」

――新チームの雰囲気はいかがですか。
 「ほぼメンバーは変わっていない中、智さん(小川智大・平31政経卒・現豊田合成トレフェルサ)という核が居なくなったチームで、中心がいないみたいな感じです。昨年は下級生が多かったですけど、年次が上がって上級生が半分以上占めているわけで、僕らの代が3人くらい出るんですけど、僕らの代がもっとしっかりしないと、来年にもつながらないなと合宿で思いました」

――小川選手の存在は大きかったですか。
 
「プレーもそうなんですけど、練習でも昨年は智さんが一番に練習していたし、一番うまいからお手本にもなるし、考え方も含めて真似しようと思っていました。(小川選手が抜けても)プレーはみんなうまいので、それ以外の精神的なというかメンタル的な部分が欠けているかもしれないです」

――メンタル面で中心的役割を担っていきたいと思われますか。
 「そうですね。(自分の)学年的にもポジション的にも。次のリベロの瀧田(大輔・商3=洛南)は試合中にそこまでしゃべるタイプじゃないので、黙々と自分のプレーをやるタイプなので、(試合に)出ている4年生の2人(小松主将、鎌田佳朗副将・法4=東亜学園)にばっかり負担をかけていたら、それこそ僕らの代にもつながらないし、そう思って今年は積極的に自分から発信していこうと思っています」

――現在チームで取り組んでいることはありますか。
 「サーブの強化とつなぎの部分で、二段トスの精度とか、ディフェンス面です。攻撃のことは今は特に意識していなくて、ディフェンス面を意識してやっています。システムは昨年とほぼ変わってない感じです」

――安井恒介(政経1=市立尼崎)選手がチームに加わりましたがいかがですか。
 「三輪(大将・政経2=高川学園)ほど安井に決定力はないけど、良い意味で1年生らしくなくて、上げたら普通に決めてくれますし、頑張ってくれています」

――新入生全体の雰囲気はいかがですか。
 「今年の1年生は結構面白くて、おどおどやるわけでもなく、何するにしても思いっきりやっているので、変に気を遣われることもなく、こっちとしてもやりやすいです」

――主将に就任した小松選手はいかがですか。
 「私生活は何も変わってない(笑)けど、バレーは真面目になりました(笑)。昨年も真面目でしたけど、今年はもっと真面目になっていて、逆にキャプテンになって変に真面目になり過ぎて、遊び心じゃないですけど、もう少しラフにやっても良いんじゃないかなって思います」

――春リーグの目標をお願いします。
 
「優勝です。全然いけると思います。100%です(笑)」

――最後に今シーズンの目標をお願いします。
 「昨年負けた悔しさもあるので、最終的に全日本インカレは優勝したいです。四大タイトル全制覇します(笑)」

――ありがとうございました。


[藤山由理]


◆上林 直澄(かんばやし・なおずみ)法3、東亜学園、183センチ・82キロ


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