特集記事
SPECIAL

(61)箱根駅伝 レース後コメント①(山本佑樹駅伝監督・鈴木聖人・中島大就)

競走 2019.01.04

 4年ぶりのシード権獲得とはならなかった。往路11位、復路21位、総合順位17位で箱根を終えた明大。レース前のチーム状況は好調だっただけに悔しい結果に終わった。

  

  今回は箱根での激走を選手のコメントで振り返る。(この取材は復路終了後に行われたものです)


◆出走選手の成績(上段:個人順位、下段:総合順位)◆

1区(21.3キロ)

鈴木聖人

1031113

 

 

1031113

2区(23.1キロ)

中島大就

1102619

 

 

2133717

3区(21.4キロ)

阿部弘輝

102072

 

 

3154412

4区(20.9キロ)

三輪軌道

103287

 

 

419128

5区(20.8キロ)

酒井耀史

1150215

 

 

5341411

6区(20.8キロ)

前田舜平

059418

 

 

6335511

7区(21.3キロ)

小袖英人

1054818

 

 

7394311

8区(21.4キロ)

角出龍哉

1071117

 

 

8465411

9区(23.1キロ)

村上純大

1110310

 

 

9575711

10区(23.0キロ)

坂口裕之

1184522

 

 

11164217


 山本佑樹駅伝監督


――順位に関して率直な感想をお願いします。

 「残念すぎるというか、想定していなかった順位なので悪すぎたかなと思います」


――それぞれの区間ではベストのメンバーを組めたという感じですか。

 「2区が一番置く選手をどうしようかって悩んでいたんですけど、中島がだいぶ調子が上がってきたので、そこはそのままいこうと。そこによって4区に三輪を置けたというのがあるので、トータル1、2うまくしのげば5区間まとまるんじゃないかなという感じでした」


――坂口選手のアクシデントはどういったものでしたか。

 

12月になって状態も上げてきたので正直9区が終わった時点では、一つ前の拓殖大学と中央学院のところまではいけるんじゃないかという手応えはありました。ただ1キロスタートしてちょっと走りが重くてそれを見た時に、ちょっとまずいかなというのがあったので、すぐに戦略を変えて、後ろに追い付かれたら追い付かれたで付いていって、集団で追うような形にしましたが、ああいう結果になってしまいました。(事前の体調は)問題なかったです。スタート前も電話で話をしましたけど、特に問題もなかったですし、話した感じいつも通りでした」


――佐々木大輔(営3=八千代松蔭)選手の状態はいかがでしたか。
 「佐々木にはこういう結果で彼に一番申し訳ないことをしたなと思っています。僕の中で10人選ぶ時に、佐々木が少し状態を落としてるんじゃないかという判断で、ただ落としてても練習はパーフェクトにこなしてたので、悪いけどちょっと今回は外れてくれって言って、本人も自信を持っていたので外した理由を話をして、今回裏方に徹してくれました。今日の朝ちゃんと準備をして、たぶん俺が走ってればって気持ちは当然あると思うので、申し訳なかったと思います」

 

――4年生にどう言葉をかけたいですか。

  「彼らはこの先実業団で競技を続けるわけなので、やっぱりここで立ち止まってる暇はありませんし、今回の経験も含め実業団ではより厳しい結果が求められます。とにかく上を目指して頑張ってほしいというのが掛ける言葉です」

 

――来年への目標をお願いします。

  「予選通過という目標は立てなくていいと思うので、その先の本戦をどう戦うかっていくかということを春から意識させて挑みたいなと思います。やっぱり本番で確実にシードを取れるだけの力を、今年の駒澤大学みたいな形で予選を通過は当然だというくらいの意識でいきたいなと思っています」

 


1区・鈴木聖人(政経1=水城)


――1区の走りを振り返っていかがですか。

  「六郷橋までは付かないと勝負にならないし、六郷橋で集団がバラけるのは例年のレースを見ていて、分かっていたので、そこまでは粘って付こうと思っていましたが、六郷橋を上っている時に離れてしまって、まだまだ自分の力不足だなと感じました」

 

――そこから最後垂れずに粘れた要因は何でしょうか。

  「離れてから、高校の恩師とかそういう支えてくれた方が応援でそこにいて『聖人粘れ』という声が聞こえて、前にも他の大学の選手が走っていたので、負けてはいけないなと。離れないで、大就さん(中島・商3=世羅)に渡したいなという思いもあったので、そこで粘れることができました」 


――新チームはどういったチームにしたいですか。

  「今回の10人中8人が残るので、経験者が多い分、他の選手よりは箱根の怖さを知ったと思うので、また強い明治になって戻ってきたいと思います」

 

――その中で、1年生で唯一箱根を走った自分の役割はどういったものになりますか。

  「1区を任されて、自分の持っているハーフのタイムより今回の方が速かったので、来年もしっかりハーフのタイムを伸ばして、箱根駅伝でもしっかり自己ベストを出せるような走りをして、阿部さん(弘輝・政経3=学校法人石川)頼みにならないように、1年間練習を積んでいきたいなと思います」

 

 

2区・中島大就(商3=世羅)


――レースを振り返っていかがですか。

  「前半にある程度いいペースでいって、1020キロで最後の3キロに向けてためて、前半の貯金と最後の粘りで他の選手と差が付けられればと思っていましたが、1020キロで最後の上りを意識しすぎてためすぎてしまいました。きつい中でも粘らなきゃいけないところがありましたし、途中で集団から離れてしまったというのは反省点です」

 

――チームの結果についてどう思われますか。

  「監督も本気で、攻めた上での結果だと思います。『持ちタイムがこれくらいだから』という適当な理由ではなくて、練習の内容や調子を見て微調整した結果だと。脳天気な話になるかもしれませんが、来年のいいイメージが得られたレースではあったと思います。自分としても反省点があるので、できることならまた2区で挑戦して、僕の走りで貢献できれば後半も戦えるチームになると思います」

 

――個人的な反省点は何でしょうか。

  「準備が足りない部分と、調子を上げるのが遅すぎました。大事な時に調子が悪くても、そこでグダグダしていては上にいけないなと思ったので、理想とする選手像とは程遠い生活や練習だったと思います」

 

――来年度に向けて一言お願いします。

  「やるべきことをきちんとやって、それにプラスアルファ最高学年ということを少しだけ付け加えて。練習や競技成績で競走部を引っ張っていける4年生になりたいと思います」

 

[競走担当一同]

 

 次年度も予選会からのスタートになってしまいましたが、各個人が成長し、再度箱根で強い明治を取り戻せるよう期待しています!

 監督、選手・スタッフの皆さん、おつかれさまでした!

 


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内