特集記事
SPECIAL

(59)箱根直前インタビュー⑱ 坂口裕之

競走 2018.12.31

箱根まで残りわずか。4年ぶりシード権を目指す明大。箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会で結果を残し、視界は良好だ。


今特集では15日に行われた合同取材での選手らのコメントをお届けします。


第18回は坂口裕之主将(政経4=諌早)のインタビューです。


――現在の調子はいかがですか。

 「上がってきています。箱根駅伝でも自分の走りをすれば、昨年度の力くらいは、出すことは可能な状態になっています」


――今シーズンは調子が上がらないレースもありました。

 「ケガとかもありましたし、練習メニューを大きく変えたということが一時的に走れなくなった原因ではあります。走行距離も減らしましたし、質も落ちた部分はあります。しかし、それは僕にとって必要なことだったのですが、その練習に取り組んだ結果、周りから期待をしていただいた結果というのはなかなか出せませんでした。ただ現時点は調子も上がってきて、自分の実力も上がっているように思います」


――今回の箱根が最後の大学駅伝になります。

 「僕自身は実業団へは進みますけど、チーム一丸となって臨むチームプレーとしては箱根駅伝が最後です。走る順位だけではなくて、チームのみんなが一致団結して、10人というよりも、チーム明大として、戦っていけるように頑張ればと思います」


――具体的に何区で走っている姿を想像しますか。

 「走りたい区間、走っている区間や場所は想像していないし、考えていません。唯一想像しているのと言えば、1月2日もしくは3日そこまでに、練習がうまくいくパターンいかないパターン、もしくは調子がすごくいいパターン悪いパターン、色々な過程のイメージトレーニングをしています。試合本番のイメージというよりも、そこにたどり着くまでの過程を、今はイメージしています」


――4年間大学での陸上生活を振り返っていかがですか。

 「陸上生活で何を基準として、良かったのか悪かったのか判断するのか何とも言えないですけど、結果だけ見たらそんなにうまくいっていないというのは実際のところです。ただ、それ以外の経験や自分自身のことを陸上について見直す面では、うまくいった4年間でした。天秤にかけることは難しいですけど、結果を残すことと4年間経験を積むことどちらかと言われたら、僕自身は経験を積むことができ、良かったと思っています。人によっては結果を出す方がいいと言う人もいるので、万人に当てはまるわけではないですけど、経験は追えるという点で、この4年間過ごすことができたのは、僕としては良かったです」


――坂口さん自身に気持ちの箱根駅伝への変化はありますか。

 「僕としては、今まで通り、特段変わった気持ちはないですね。正直今まで通りやれば結果は出ると思いますが、出ないこともないことはないです。僕が練習を変えてきた意味は、今後の競技のためではありますけど、大学最後の箱根駅伝で結果を出すためでもあるので、両方達成できたら、それはもう最高ですね」


――箱根への意気込みをお願いします。

 「今年のチームは、大きな故障者も出ることなく、チーム一丸となり、強いチームになってきたという実感もそれぞれの選手が持っています。今年のチームの目標は、まずはシードを取ること、さらには5番以内だとか狙っていけるチームだと思うので、一歩引いたレースではなく、一歩前に出るレースを選手一人一人ができたら、結果はついてくるのではないかと感じています。それを達成することができたら、強い明大を取り戻す最高のスタートラインを、1月3日のゴールとともに切ることができるのかな、と思います。個人では、1年次2年次とあまり箱根駅伝でのいい思い出がないのは正直な感想なので、最後4年次の箱根駅伝が終わった時には、いい思い出になっているような、またその後に続くような走りをしたいです。チームのシード獲得にも貢献し、いい形で箱根駅伝を終わることができたらと思います」


――ありがとうございました。


[仁科せい]


明日1月1日(火)はレース前展望をお届けします。お楽しみに!


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読のご案内