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(2)2019 年大河ドラマ「いだてん」のイベントが開催される

明大スポーツ新聞 2018.12.30

 2019 年の大河ドラマ「いだてん」の放送が1月6日()から開始される。待ち遠しい放送を前に渋谷のNHK放送センターで井上剛監督や中村勘九郎さん出席のトークセッションイベントが開催された。

 若者のエネルギッシュさを描く。明治後期から東京オリンピックが開催される 1964 年までの時代が題材の今回のドラマ。主人公は初めてオリンピック参加した中村勘九郎さん演じる金栗四三と、日本にオリンピックを招致した阿部サダヲさん演じる田畑政治の2人だ。「学生イノベーションが描かれている」(井上剛監督)。作品前半の主人公は金栗四三など学生たち。学生がスポーツをするという概念がなかった時代から、学生がスポーツを通して成長していく姿が見どころとなっている。「極めようとしている姿勢が好き」と語るのは、金栗四三を演じる主演の中村勘九郎さん。インタビュー時に自身と金栗四三との共通点が少ないと語ったものの「家族を顧みず、8年間練習を続ける姿に憧れる」と金栗の若者らしい真っ直ぐな姿勢を気に入っているようだった。このほかにも役所広司さん演じる嘉納治五郎などが借金を抱えながらも若者を支援するなど、若者を信じる大人たちの姿にも注目だ。

 

 まだまだ見どころがたくさんある。今作は 33 年ぶりの近現代作品。「激しく文化が変化する時代を描くため、制作の現場では非常に多様な舞台セットが必要。」と番組の美術統括の山田崇臣さんは語る。作品に関する生の音源や映像資料も多く残っているため、リアルな映像表現が要求される。1番こだわったのがストックホルムでのロケ。「不思議な経験だった」(中村勘九郎さん)。今も残る金栗四三が実際に走ったオリンピックスタジアムで撮影を行い当時の様子を再現した。オリンピックに通じる大河ドラマ「いだてん」。2019 年1月6日から1年間に渡る放送が始まる。


[大西健太]

 


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