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(57)箱根直前インタビュー⑯ 三輪軌道

競走 2018.12.30

箱根まで残りわずか。4年ぶりシード権を目指す明大。箱根予選会、全日本大学駅伝、11月の記録会で結果を残し、視界は良好だ。

 

今特集では15日に行われた合同取材での選手らのコメントをお届けします。

 

16回は三輪軌道(理工3=愛知)のインタビューです。

 

――コンディションはいかがですか。

「足にいくつか痛いところがあるんですけど、しっかり休むことなく走りながら治していく感じで練習は継続できています」

 

――痛みはいつごろから出てきたのですか。

「大体僕いつも痛いので大丈夫だと思うんですけど、走りながら治るので。休むことなく継続してから治していくという感じです」

 

――先日の合宿は参加されなかったのですか。

「授業の実験とかがあったのでそれは休めなかったので途中で帰りました」

 

――では練習は八幡山で継続されていたのですか。

「練習メニューは変わっていないですね」

 

――箱根予選の際は調子が良くないということでしたが、全日本以降はいかがですか。

「全日本で調子もいいというほどではなかったんですけどまずまずいい走りをして、自信がついて学連でも28分台というタイムを出して、調子は少しずつ良くなってきていると思います」

 

――やはり学連の28分台は自信になりましたか。

「はい。28分台が一つの目標だったのでそれを達成して自信になりましたし、2830とか上を目指していかないといけないと思っているので満足してはいけないですし、箱根で結果を出さないと何の意味もないのでそれに向けて油断することないように練習していきたいと思います」

 

――練習で意識していることは他にありますか。

「ここまできたら、追い込んで実力を上げることよりもケガだったり風邪だったり体調管理が重要になってくるので、この時期に故障したら箱根駅伝は走れませんので故障だけは気をつけてっていう感じですね」

 

――練習ではケガの影響はどうですか。

「例えばジョグの分数を減らしたりとか流しをあまり上げすぎないとか。明治大学のいいところは練習の固定がなくて自分で自主性で考えてやるところだと思うので、それが今自分にはまっていると思います」

 

――箱根に向けて気持ちの面ではどうですか。

「めちゃくちゃ気合入ってますし、絶対結果を出して。箱根でいい走りをしないと、正月を嫌な思いで迎えたくないので、お正月をいい気持ちで迎えたいのでそういった意味でも絶対に結果を出したいと思います」

 

――どの区間を走りたいか希望はありますか。

「多分往路を走るんじゃないかと思ってるんですけど、自分の実力を出し切れる区間とは異なるんですけど、走りたい区間は2区か3区を走りたいです」

 

――実力を出し切れる区間というのは。

「3区ですね」

 

――1年次の経験もあるということでしょうか。

「そうですね。経験もありますし下りがメインのコースなので自分の走り方的に下りが一番スピードに乗って適しているんじゃないかと思います」

 

――出走するとしたらどのような走りをしたいですか。

「区間順位の具体的な目標はあまりなくて、駅伝というのは流れが重要なのでその流れに乗ってチームの順位が悪かったら押し上げる走りをして、良かったらその流れを加速させるような走りをしたいと思っています」

 

――三輪選手自身のチーム内での役割はありますか。

「3年生になって上級生になったので必ず結果を出さなければいけない立場になりましたし、僕はあまり後輩や他の選手に口で注意したりするタイプではないので結果を出してチームを引っ張っていくという役割だと思います」

 

――目標としてはシード権獲得で意識統一されているのですか。

「シード権獲得とはみんな言ってるんですけど、1万メートルの今シーズンベストランキングで全大学で2番ですしもっとみんな自信もっていいと思います。今年度の最初にチームで決めた5位入賞というのが本当の目標だと思っているので、それを達成できるように。僕としては僕たちが4年生になった代が一番勝負できる年だと思っているので、今年、上位に食い込まないと本当の意味で戦えないので、そういった意味で上位入賞を目標に頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[西山はる菜]

 

次回のアップ日は1231日です。お楽しみに!


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