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(34)リーグ戦後インタビュー 吉田有輝主将

硬式野球 2018.11.15

この取材は10月31日に行われたものです。


吉田有輝主将(商4=履正社)

――今季リーグ戦4位を振り返って。

 「開幕から4年生が全然打てず、うまくいきませんでした。優勝した法政を見ればわかるように、最後は4年生が活躍しているチームが強いです。そういう面では、このような結果になったのは4年生の責任だと思います」


――その苦しい中で最終カード・立大戦の2回戦は、4年生の意地を見せました。

 「4年生にとって最後のカード、最後のゲームで、勝ちたいという気持ちがみんな強く見えた試合だったと思います。(立大2回戦は決勝点のホームを踏んだ)自分が一番チームに迷惑かけていました。使ってくれた監督(善波達也監督)に何とか恩返ししたいと思っていました。途中苦しくて、逃げ出したい時もありましたが、最後まで周りの仲間がちゃんとやっていたので、自分もやることができて。最後自分の打席で、普通のレフトフライが、ああいう形(センターが追い掛けて落球)で出られました。自分神様とかは信じませんが、あの時はいるのかなと思いました」


――やはり苦しかった1年でしたか。

 「この最後のシーズンは4年間で一番苦しかったです。周りは『気負わなくていいよ』と言ってくれていましたが、ちゃんとしないといけないと思っていました。でもそれに打ち勝っていかないといけないと思います」


――主将としてこの1年を振り返っていかがですか。

 「下級生の頃、主将は大変だろうなとは思って過ごしていましたが、自分が想像するよりも何倍も大変で、苦しい1年でした。その分今まで見えなかった部分が見えてきたり、知らなかったことを知れたり。他の人には経験できないことをたくさん経験させてもらったので、自分の成長は感じます。今まで自分は主将もやったことがなかったですが、周りの支えがあったからこそやってこれたと思います。周りにすごく感謝しています」


――4年間で一番印象的な出来事は何でしょうか。

 「キャプテンに任命された時です。3年生まで自分は試合に出させてもらっていましたが、思うような結果を残せていなくて。苦しい思いばかりしていましたが、それでも試合に出たくて諦めずにやっているのを監督はちゃんと分かってくれていていました。キャプテンになった時に『今まで一番頑張ってきたと思うから』と言われて、少し認められたような気がしてうれしかったです」


――4年間振り返って。

 「自分の今までの野球人生がすごくうまくできすぎていたんです。(明大で)簡単にレギュラーになれると思っていましたが、六大学はすごくレベルの高いところで、自分の力はこんなものだと下級生の頃に思い知らされて。挫折ではないですが、それに近いようなことを下級生の間に経験させてもらえました。それでも4年生になってやっと結果が出ました。結果は全てではないですが、諦めずに頑張っていればきっと誰かが見ていると思いますし、いいことが起きると学ばせてくれた4年間でした」


――「苦しい」と語ることが多かった1年のように思えますが、明治の野球部に入って主将になってよかったと思えますか。

 「間違いなく明治に来てよかったです。キャプテンもやらせてもらってよかったと思います。野球の技術面でもレベルアップさせてもらったのは当然ですが、人としての成長は明治じゃないとできないことだと思います」


――仲の良い同期にかける言葉、思いなどは。

 「この1年、特に最後自分があんなに結果が出ない中でもサポートを続けてくれた4年生がいて、応援席に来てくれる4年生がいて。頼りない主将に最後まで付いてきてくれてありがとうと伝えたいです」


――3年生以下にかける言葉は。

 「2年分の悔しい思いを来年こそは全部ぶつけて、春秋二つとも取ってこの2年分の借りを返してほしいです。監督の喜ぶ顔をスタンドからでもいいので、見たいです」


――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

 「4年間どんな時でも応援してくださってありがとうございました。後輩たちは自分たちの悔しい2年分の思いを晴らしてくれると思います。次は自分も一緒になって応援するので、これからも明治の応援よろしくお願いします」


――ありがとうございました。


[浜崎結衣]



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