(24)全日本大学駅伝 レース後コメント②(三輪軌道、小袖英人、村上純大)

競走
2018.11.05

 3年ぶりのシード権獲得とはならなかった。城西大と8秒差で惜しくも9位に終わった明大。しかし前半区間で強豪校と肩を並べる力を発揮し、今後につながる収穫を得たことは確かだ。この結果を糧に箱根では古豪復活を果たしたい。今回は全日本大学駅伝での激走を選手のコメントで振り返る。(この取材は11月4日に行われたものです)

三輪軌道(理工3=愛知)

 

――今日のレースプランはどのように考えていましたか。

 

 「自分が前半区間に配置され、周りの選手が自分より実力が上だったので、最初は他の選手に付いていき、ラスト上げるというプランを描いていました。実際は、思ったよりペースが速くなく、帝京の選手と引っ張り合いながら、一緒に走ることができました」

 

 

 

――給水を取らなかった意図はあったのですか。

 

 「給水は取ろうと思っていたんですけど、やはり少し怖かったので、取るのをやめました(笑)。今日は比較的涼しかったですし、無理に取ることもないかなとも思っていました」

 

 

 

――総合9位という順位はどのように考えていますか。

 

 「シード権は取れなかったですけど、昨年度の箱根予選落ちという結果からみると、自分たちも少し成長できたかなと思います」

 

 

 

――初出走のメンバーが多い中、チームの中での役目などは考えていましたか。

 

 「3年生として前半区間に配置されたので、しっかり前の方でレースを進めて、後輩たちに走りやすい位置で渡したいとは考えていました」

 

 

――箱根に向けての意気込みをお願いします。

 

 「目標は変わらず箱根駅伝でシード権を取ることなので、個人としても区間5番以内を目指して頑張ります」

 

小袖英人(政経2=八戸学院光星)

 

ーー今日のレースを振り返っていかがでしたか。

 

「落ち着いて入ろうと思っていたのですが、前に帝京と駒沢がいて、追わないといけないなと思い、突っ込んでしまったので、もう少し前半余裕もって走っていたら後半に良い動きが出来たと思います。自分のところで良い流れを止めてしまったので、申し訳ない気持ちがあります」

 

ーー前半は攻めの走りが見られましたが、どう評価しますか。

 

「あの選手(遠藤大地・帝京大)についていたら、区間5番以内には入れていたので、率直に自分の力の無さを感じたし、負けた相手が1年生だったので、本当に悔しいレースになったなと自分の中では思います」

ーー箱根に向けてチームをどう軌道修正していけば良いでしょうか。

 

「まず主力は10000m記録挑戦会で記録を狙うと思うので、そこで自己ベストを出して自信をつけることが一番だと思うので、みんな自己ベストを出せれば良いかなと思います」

 

村上純大(政経2=専大松戸)

 

――今日のレースを振り返っていかがですか。

 

 「大学に入って初めての駅伝でしたが、前を追って、粘れることもできたので、自分の中では合格点かなと思います」

 

――5区を走ると決まった時の心境はいかがでしたか。

 

 「予選会が終わって、調子も上がっていた時だったので、入れるかどうか考えていました。決まった時は一気に緊張して、その夜は眠れませんでした」

 

――実際にどのようなレースプランでしたか。

 

 「佑樹さんには、前がいたら追いかけて、後ろにいたら追い付いてくるまで待て、と言われていました。実際走った時は、自分のペースで行ったら、前の人にも追い付け、後ろの人も引き離せたので、プラン通りには走れたのかなと思います」

――チーム全体の9位についてはどのように考えていますか。

 

 「シード権は取りたかったのですが、今回の結果は決して悪くはなかったので、来年予選会からやり直して、次こそはシード権を取りたいなと思います」

 

――箱根に向けての意気込みをお願いします。

 

 「箱根を走ることは、自分の中では大学で達成したいことなので、まずはメンバーに入ることを目標に、調子を上げていきたいです」

[競走担一同]

 

 

 

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