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(23)全日本大学駅伝 レース後コメント①(山本佑樹駅伝監督・鈴木聖人・阿部弘輝)

競走 2018.11.05

3年ぶりのシード権獲得とはならなかった。城西大と8秒差で惜しくも9位に終わった明大。しかし前半区間で強豪校と肩を並べる力を発揮し、今後につながる収穫を得たことは確かだ。この結果を糧に箱根では古豪復活を果たしたい。今回は全日本大学駅伝での激走を選手のコメントで振り返る。(この取材は11月4日に行われたものです)


山本佑樹駅伝監督

――レースを振り返っていかがですか。

「シードが取れず、ああいう形で落とすと余計に悔しさは感じます。ただ正直僕としては手応えの方が大きかったです」

 

――手応えを感じた部分はどこでしょうか。

「1区、2区の出だしで前の方に進められたということです。そしてそのあとの三輪軌道(理工3=愛知)や村上純大(政経2=専大松戸)もいい走りをしてくれました。箱根も前半重視で組んでいきたいです」

 

――今回は2区までで流れを作るというプラン通りでした。

「手応えはありましたね。そういう駅伝の手応えというのを選手たちが肌で感じられました。駅伝ならではの頑張りをしないとだめだなとわかったと思うので、それが収穫だと思います」

 

――中島大就(商3=世羅)、前田舜平(政経2=倉敷)は未出走でした。

「中島は単に調子が上がりませんでした。前田に関しては、状態は良かったのですが箱根を意識して上尾ハーフに出場させるため今回は温存しました。できれば使いたかったです」

 

――シード権は一人一秒足りませんでした。

「駅伝ならではの、あと何秒という走りが足りていませんでした。少しずつ集団を下げていってしまいましたしそこが課題かなと思います」

 

――選手にはどういった言葉をかけましたか。

「どこが良くてダメだったか、区間ごとのポイントを言いました。どこが良くてダメだったか。終わってすぐの方が響くので。明日になったらもうちょっと細かく話をしたいです」

 

――今後への課題はなんでしょうか。

「今日の走りを見て経験とか自信が無いなと思いました。やはり一つ一つ記録会などで記録を出して経験を積ませていきたいです」

 

 

鈴木聖人(政経1=水城)

――今日のレースを振り返っていかがですか。

 「すごく後悔することが多いです。積極的に先頭集団に付いたのですが、もう少し風よけを考えて、先頭の後ろに付いて余裕を持って走れば、ペースが上がった時に対応できたと思います。レース展開の面で、まだまだ甘かったです」

 

――1区には他に1年生の千明龍之佑(早大)選手がいましたが、意識しましたか。

 「1年生の中で負けたくない選手の1人です。千明のレース展開は自分のやりたかったものに近く、上位でのレース展開がうまいな、自分と差があるな、と感じました」

 

――チーム総合9位、という結果についてはどのように考えていますか。

 「自分が先頭と34秒差を付けられてしまい、そこを15秒で抑えていれば、阿部さんにもう少し良い位置で渡すことができたと思います。自分が流れをつくれなかったので、チームも9位になってしまったのかなとも感じています」

 

――箱根に向けての意気込みをお願いします。

 「今回1区を走って、大学とのレベルの違いをいい意味で再認識できました。残り2カ月、追い込めるとこまで追い込んで、距離も伸ばして、今度は笑顔で襷をつなげるように、練習をしていきたいです」

 

 

阿部弘輝(政経3=学校法人石川)

ーー今日のレースを振り返っていかがでしたか。

「順位の方が後ろから来てしまったので、流れを変える走りをしなければいけないと思っていました。個人としては区間賞を狙っていたので、区間賞取れなかったのはちょっと悔しいですけど、前の方で勝負するっていうことは全日本前から言っていたので、そのようなレース展開に持ち込むことが出来て良かったです」

 

ーー結果は9位と惜しくもシードを逃しました。

「正直に言ったら悔しいですけど、マイナスに捉えるほどの事ではなくて、良い感触をチームで掴むことが出来ましたし、しっかり切り替えて、箱根駅伝では必ずシードをとれる状態にチーム全体で持っていきたいです」

 

ーー今後は八王子等で記録を狙っていくのでしょうか。

「そうですね、27分台を今年で出すって決めていたので、八王子で出し切ります。それが次につながるかつながらないかはまだ走ってみないと分かりませんが、あと3週間でしっかり調子を上げて、ここからまた練習がハードになるので、そこをまた慎重にやって故障しないように、しっかりこなしていきたいです」

 

ーー箱根ではどの区間でどのような走りをしたいですか。

「前半に起用されることは分かっているので、今日みたいな後ろの展開で(タスキを)持ってきても、自分から流れを作るようなガンガン攻める走りで、(後ろを)引き離したいと思っているので、そこに向けた練習と自分ができるコンディションの管理をしっかりやっていきたいなと思います」

 

[競走担一同]

 

95回箱根駅伝まで58


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