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(32)立大戦事前インタビュー④ 藤野隼大選手

硬式野球 2018.10.18

 最終カードの相手は立大だ。田中誠也、藤野隼大の大学日本代表バッテリーなど力のある選手がそろっている。優勝はなくなったが、何とか意地を見せたい今カード。勝ち点を奪い、笑顔で秋を締めくくりたい。

(この取材は8月30日に行われたものです)


藤野隼大選手
――今春はどのようなシーズンでしたか。

 「春は序盤で3個勝ち点を連続で取って、すごく良い立ち上がりだったのですが、終盤に慶応と明治戦で失速してしまって2位に終わって、あくまで優勝ができなかったことがすごく悔しかったです」

――今春からの個人的な課題はありますか。
 「バッティング面でいうと、序盤はチーム同様すごく調子が良かったのですが、終盤チームの調子が下がるに連れて自分のバッティングも下がってきて、慶応と明治戦では自分の仕事というのが全然果たせなかったので、それが自分の反省点です。守備面でも田中誠也(立大)はずっと経験を積んでいて独立したピッチャーなので、あいつ(田中誠)と組んでいる時に試合が作れるのは当たり前という考えで、その他の新しく投げた川端(健斗・立大)だとかをうまく引っ張りきれなかったのが守備面での反省点だと思います」

――課題を踏まえて、夏にはどういった取り組みをされましたか。
 「終盤調子が悪くなった原因として、ストレートにはすごく強かったのですが、どうも変化球にうまく対応ができていなかったというのがあるので、この夏はバットのスイング数を振る中でそういうのを全員で意識してやってきました」

――侍ジャパンで森下暢仁投手(政経3=大分商)とバッテリーを組まれましたが、どのような印象を受けましたか。
 「リーグ戦とかで見ていて、良いピッチャーだと分かっていて捕ったので、すごく楽しかったです。キャッチャー独特の感覚かもしれないのですが、良いピッチャーの球を捕っている時ってすごくピッチャーが目立つのですが、やっぱりキャッチャーもすごく充実して捕れるので、しかも抑えてくれるので、そこがキャッチャーとしては楽しかったです」

――今年の明大の印象を教えて下さい。
 「キャッチャーの目線からして言うと、エンドランだとかスクイズだとかは確実に決めてきますし、バッターも簡単に終わらないのですごく手ごわくて、変な意味ではないのですが、すごく嫌な野球をするなという印象です」

――明大で注目している選手を教えて下さい。
 「バッターだとやっぱり侍ジャパンに来ていた渡辺佳明さん(内野手・政経4=横浜)と逢澤さん(崚介外野手・文4=関西)、あとは(侍ジャパンには)来ていないのですが、越智さん(達矢外野手・営4=丹原)をどう封じ込めるかがバッテリーとしての課題かなという風に思っています。ピッチャーは、侍ジャパンでもエース級だった森下(暢)からどう一点もぎ取っていくか。そこを注目してやっていきたいと思います」
                             
――今秋で4年生の先輩方と野球ができるのは最後ですが、どのような目標をお持ちですか。
 「もちろん4年生に最後は優勝という花道で卒業してほしいですし、今年は半分くらい4年生が出ていて、その中でいかに自分だとか4年生以外が機能していくかが大事だと思うので、すごく充実したシーズンにしてもらいたいです。個人としては、キャッチャーのベストナインをもう一度取りたいのと、打撃のタイトルを何か1つでも取ることができればいいかなと思います」

――目標に向けて打ち込んでいる練習などはありますか。
 「キャッチャーは能力も見られていると思うのですが、やはり勝てるキャッチャーだというのが大事だと思うので、試合で勝てるようにゲームメークしていくというのを意識していて、バッティングはそんなに特別な練習はしないでひたすら反復練習を繰り返すといった感じでやっています」

――優勝に向けてカギとなる選手を教えて下さい。
 「打撃面では去年規定打席はいかなかったのですが、高打率を残した種田(真大・立大)さんがすごくチャンスを作ってくれて、クリーンナップに座るであろう三井(健右・立大)とかがどう返していけるかというのが打撃で大切になってくることだと思っていて、守備面では田中誠也に次ぐ2枚目(の投手)がどれだけゲームをつくっていってくれるかというのが重要になってくると思います」

――最後にリーグ戦に対する意気込みをお願いします。
 「優勝目指してやるだけなので、一戦一戦大事に戦っていきたいと思います」

――ありがとうございました。

[荒川千那]


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