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(28)東京六大学野球秋季リーグ戦 早大戦瓦版配布のお知らせ

硬式野球 2018.10.12

因縁の対決を制することができるか。東大戦で今季初の勝ち点を手にした紫紺ナイン。勢いに乗りたい、4カード目の相手は早大だ。昨季の対戦は明大に軍配が上がったが、最終順位では同率3位と実力は互角。毎度、緊迫した展開となる〝明早戦〟だけに今季も難戦必至だ。必ず勝ち点を連取し、最終カードへと弾みをつけたい。

 

明大の安打製造機

 磨き上げた巧みな打撃で、神宮の歴史に名を刻む。開幕から主に2番打者で出場を続けている渡辺佳明内野手(政経4=横浜)。第5週終了時点で、打率はリーグトップの4割5分5厘。「試合ごとに悪い点を修正できている」と好調を維持し、自身初の首位打者獲得へと着実に歩みを進めている。さらに、その先に見据えているのが東京六大学史上33人目、明大では4人目となる通算100安打達成だ。残り11本と容易ではないが、現在の好調ぶりを踏まえると不可能な数字でもない。4年間、チームをけん引してきた安打製造機の最後の雄姿に注目だ。


エンジ撃破のカギ

 不振にあえぐ打撃陣にとっては、大きな壁となりそうだ。第5週を終え、3位の早大を支えているのが盤石の投手陣。チーム防御率はリーグ断トツトップの1.88、与四死球はリーグ最少、奪三振数はリーグ2位と他大と比較しても群を抜いている。その中心となっているのが、絶対的エース・小島和哉だ。現在、防御率、勝利数ともにリーグトップという難攻不落の左腕であるだけに、小島をいかに攻略できるかが今カードの明暗を分けると言っても過言ではない。好調の渡辺佳、平塚大賀内野手(政経4=春日部共栄)を軸に、粘り強い明大野球で迎え撃ちたい。


花開いた4年生右腕

 努力が実った瞬間だった。東大1回戦、明大の9点リードで迎えた9回表。4年生で初登板を飾った中村希生投手(商4=仙台三)が3者連続三振の堂々たる投球を披露した。当初は、大学野球の締めくくりとして送り出した指揮官も「もっと早く使えば良かった」(善波達也監督)とその投球を絶賛。残り試合での登板も十分に見込まれる。「自分の投球でみんなが少しでもいい方向に向かってくれたらいい」(中村)。出場機会を得られた最初で最後のシーズンに4年間の全てをぶつける。


 【小野原琢真】

 


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