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(12)箱根予選会直前特集 座談会③

競走 2018.10.11

 再起をかけた箱根駅伝予選会が1013日に行われる。昨年度の予選会ではまさかの13位に終わり10年ぶりに本戦出場を逃した明大。また今大会から20㎞で行われていたレースがハーフマラソン(21.0975㎞)に延伸。95回記念大会ということで本戦への参加枠も11校に増大された。この2つの変更点を生かし、昨年度の雪辱を果たすことができるか。箱根路への切符をかけた挑戦が始まる。 

 

 本特集ではエントリー14人から予選会への意気込みなどを4回に分けて取り上げます。第3回は岸哲也(商3=国学院久我山)、斉藤寛明(法3=国学院久我山)、佐々木大輔(営3=八千代松陰)、南俊希(政経3=鹿児島城西)ら4人の座談会をお届けします。(この取材は10月7日に行われたものです)


――コンディションはいかがですか。

そこまで悪くはないですね。今は70パーセントくらいなんですけど、あと一週間くらいで120くらいにいけるんじゃないかなって思います。

去年に比べて仕上がってない感じはあるんですけど、エントリーさせていただいたのでチームに貢献できる走りができたらなと思います。

佐々木(以下、佐):ゼミ合宿に行ってだいぶ調子を落としています。

一同:(笑)。

佐:あれまでは80パーセントくらいですごく良かったんですけど、30パーセントくらいになってきて。絶望したんですけど、終わってから75パーセントくらいには戻ってきたので、100までいけるように頑張っていきたいです。

斉藤(以下、斉):僕は合宿終わりが100パーセントくらいだったんですけど、徐々に下がってきていて(笑)。涼しくなったら120パーセントくらいで走れるので、そんな感じです。

 

――試走を終えていかがでしたか。

岸:アップダウンが激しくて、後半の5キロでいかに粘れるかっていうのが大事かなって思いました。

南:きつくなってからアップダウン入ってくるので、もがいて一生懸命ゴールできたらいいです。

佐:コース変わって公園内2周なので、同じような景色ばっかりでつまらないんですけど。

斉:かっこよ(笑)。

佐:変わらない景色でどれだけ自分を変えられるか、そこが予選会突破への近道だと思うので、全力出して頑張っていきます。

斉:僕は立川で1回走ったことがあるので、ラスト5キロが勝負で、それまで力を使わずに走れたら走れるなってイメージが湧いてきました。

 

――皆さんの印象を教えてください。では、岸さんから。

斉:かわいいキャラですね。

南:テツ実際猫かぶりだよ。

佐:記者向いてますこいつ。

斉:ミヤネ屋的なね。情報屋です。

佐:怪しいことしてたらすぐ言われるんで、要注意ですね。

斉:スクープ大好き芸人みたいな。

岸:人のネタはおいしい(笑)。

南:人のネタでメシ食ってる。


――南さんはいかがですか。

岸:彼女にめちゃくちゃ優しい。

佐:こいつ彼女にめちゃくちゃ優しいんですよ。

斉:愛がありますね。

佐:彼女がいることで変わったんです。

南:性格ねじ曲げられました。

佐:下ネタめっちゃテンション上がって言います。えぐい下ネタ言いますよ。

南:いや言わねーよ!

斉:下ネタ大好き。

岸:言ってる言ってる(笑)。


――佐々木さんはいかがですか。

斉:モテ男ですね。

南:本橋(佳樹・営3=立教池袋)と仲いいです。

佐:兄弟の杯をかわしてファミリーレベルです。

南:いつも一緒にいます。

岸:自称ニノ。

南:北海道の合宿では、明治の新田真剣佑って。

一同:(笑)。

佐:自称二宮で、人生で3人に言われました。真剣佑1人、城田優。

岸:あと菅田将暉。

斉:目腐ってるのかな。

佐:前の彼女にゴリラって言われました。今は、ダンディって言われてます。ひげ生えてたんですよ。合宿のときにビデオ通話したら、ダンディだねって。

岸:ダーティーでしょ。

斉:勘違い(笑)。インディー。

佐:インディーは俺の店(笑)。インディー28ってお店で柏にあるんで、ぜひ載せてください。

 

――斉藤さんはいかがですか。

斉:僕ですか。

岸:斉藤さん? 持ってるものが、ポテンシャルが高いです。

 

――真面目か否かで言えばいかがですか。

南:真面目じゃないですよ、見たらわかるじゃないですか。

佐:最近まで佑樹さんの信頼なかったですからね。

斉:信頼ゼロから信頼80くらいにまで上がってるんですよ。いろいろやってきたんで。

佐:不真面目なところがあって。

斉:僕も上り詰めましたね。あとは阿部(弘輝・政経3=学校法人石川)を倒すのみですね。縮まる距離だと思います。

 

――学年の印象はいかがですか。

斉:見たままです。

岸:僕らの学年は、中山陽平(文3=豊川)がまとめてる的なところがあるんで。

斉:僕らは背後から操ってるって感じなんですけど。

南:中山がいるからここまで来れたよね。

佐:僕らの印象って言ったら、中山陽平ってなります(笑)。影の主将ですね。

岸:(笑)。

佐:まあ今回は7人もいるんで、しっかり引っ張っていきます。

 

――最後に予選会への意気込みをお願いします。

岸:去年予選落ちして、メンバーにすら自分は入れなかったので、今年こそはっていう気持ちで走りたいと思います。

南:去年走って落ちて悔しい思いをしたので、チームで箱根出れるように残りの期間やれることをやりたいです。

佐:2回も落ちることはさすがにできないので、応援してる人に向けて頑張っていきたいと思います。

斉:今まで明治に貢献したことがないので、この機会で貢献したいですね。目指せ一位突破です。

 

[垣内萌恵]

 

◆岸 哲也 きし てつや 1万メートル 300197

◆斉藤 寛明 さいとう ひろあき 1万メートル 294870

◆佐々木 大輔 ささき だいすけ 1万メートル 291935

◆南 俊希 みなみ としき 1万メートル 292926


 最終第4回は角出龍哉(文4=伊賀白鳳)、阿部弘輝(政経3=学校法人石川)、中島大就(商3=世羅)、三輪軌道(理工3=愛知県私立愛知)の4人を特集します。アップは明日、1012日(金)です。お楽しみに!


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