(23)東京六大学野球秋季リーグ戦 東大戦瓦版配布のお知らせ

硬式野球
2018.10.05

 巻き返しの秋へ。法大、慶大に昨季のリベンジを果たせず、2006年秋以来の開幕2カード負け越しという屈辱を味わった明大ナイン。優勝はかなり遠のいてしまったが、まだリーグ戦は折り返し地点だ。ここから紫紺の意地を見せられるか。後半戦へ弾みをつけるべく、まずは東大から今季初の勝ち点奪取を狙う。 


警戒必須

 決して侮れない相手だ。昨季は投打で圧倒した明大が連勝を飾ったものの、一夏を越えた東大は一味違う。投手の中心は初戦での先発が予想される小林大雅。制球力を武器に、7月の六大学選抜へと選出された実力者だけに一筋縄ではいかないだろう。野手で警戒すべきなのがクリーンアップの一角を担う辻居新平だ。第4週終了時点で打率が3割1分8厘、盗塁はリーグトップの五つと絶好調。攻撃の核となることは間違いない。東大打線の軸であるだけに、エース・森下暢仁投手(政経3=大分商)、好調の竹田祐投手(政経1=履正社)を中心に封じ込めたい。


新しい風

 新風を吹かせ続けることができるか。開幕からの不振を踏まえて、打線を大きく組み替えて挑んだ慶大戦。そこで輝きを放ったのが北本一樹内野手(文3=二松学舎大付)だ。1回戦でリーグ戦初本塁打を放つと、三塁守備でも好守を連発。今や欠かせない存在になりつつある。他にも1番起用の続く添田真海内野手(法3=作新学院)や、初出場を果たした俊足ルーキー・陶山勇軌外野手(商1=常総学院)ら期待の選手も多い。4年生の主力組に彼らがどれだけ食らいついていけるかが後半戦のカギを握るだろう。


YOSHI-METER86

 驚異のハイペースで大台が見えてきた。1年春から巧みなバットコントロールで安打を積み重ねてきた渡辺佳明内野手(政経4=横浜)。現役最多ではあったものの、今季開幕前時点では通算74安打。100安打到達は厳しいかと思われていた。だが、ここまで2カードで12安打、打率はリーグトップの5割4分5厘と一気に射程圏内へと入ってきた。このまま明大史上4人目の偉業達成なるか。「悔いを残さないように」と意気込む安打製造機に注目だ。


[小野原琢真]


神宮球場アクセス

・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分

・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分

・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分


こちらの瓦版は以下の日程で配布します。ぜひ手に取ってご覧ください! 部数に限りがありますのでお早めに!

10月6日 13時~13時半 神宮球場正門前

10月7日 10時~10時半 神宮球場正門前

※なお、明大が第2試合の場合は、第1試合の7回裏終了頃から配布を開始します。第1試合の試合状況により時間が前後しますので、あらかじめご了承ください。