(13)東京六大学野球秋季リーグ戦 法大戦瓦版配布のお知らせ

硬式野球
2018.09.14

100回の記念大会に沸いた熱き夏の甲子園から約1カ月。ここ神宮球場でも熱い秋が始まる。惜しくも優勝を逃した春。悔しさを胸に記録的な猛暑の中、汗を流し続けた。全ては〝奪還〟のため。春の忘れ物を取り返し、節目となる40回目の優勝を狙う秋の戦が、幕を開ける。


選手層の厚さ

打線のカギを握るのは渡辺佳明内野手(政経4=横浜)。オープン戦では2番に座り、より打線に厚みを持たせる。新たに4番に座る越智達矢外野手(営4=丹原)は春に打点王に輝き、勝負強さは抜群。勝利を呼び込む一打に期待がかかる。投手はエースの森下暢仁投手(政経3=大分商)が今夏、全日本代表も経験し、六大学のエースへと成長しつつある。150キロ越えの直球と切れ味鋭いスライダーで打者に付け入るスキを与えない。その他にも竹田祐投手(政経1=履正社)、磯村峻平投手(文1=中京大中京)の1年生コンビなど層の厚さは申し分ない。 


集大成の秋へ

春は6敗全てが1点差での負けと投打がかみ合わなかった。オープン戦でも投手陣は安定した成績を残したものの、打線の得点力不足が目立った。混戦のリーグ戦を勝ち抜くには打線の奮起は不可欠だ。オープン戦の総合成績は10勝5敗3分。強豪チームにも善戦した。主力選手の多くがラストシーズンを迎える。下級生時代から出場していた選手も多く、経験値の高さはリーグ屈指。優勝という形で有終の美を飾り、新たな門出を迎えたい。


☆法大のゴジラ☆

最も4番らしい4番だ。法大の中山翔太は先週の早大との1回戦では圧巻の2本塁打。パワーだけでなく技術も見せつけた昨秋の岩見雅紀選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)同様、大ブレークを予感させる。中山をどう抑えるかが勝敗のカギを握りそうだ。


[小畑知輝]

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分

こちらの瓦版は以下の日程で配布します。ぜひ手に取ってご覧ください! 部数に限りがありますのでお早めに!
9月15日 13時~13時半 神宮球場正門前
9月16日 10時~10時半 神宮球場正門前
※なお、明大が第2試合の場合は、第1試合の7回裏終了頃から配布を開始します。第1試合の試合状況により時間が前後しますので、あらかじめご了承ください。