(8)インカレ前インタビュー 金子大祐×本倉健太郎
6日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の第2回は金子大祐(営2=大和高田市立高田商)と本倉健太郎(農2=岡山理大付)の2年生対談をお送りする。
(この取材は7月7日に行われたものです。)
――初対面の印象はいかがでしたか。
本倉(以下:本)中学校の時の都道府県選抜で、僕が岡山の代表で金子が茨城の代表で出たのが初対面でした。金子はその大会の個人戦を優勝していて、その1回戦で当たって、彼は覚えていないと思うんですけど、ボコボコにされて強い印象でした。
金子(以下:金)ちゃんと覚えていますよ。ゴリラみたいなやつがいるなと思って(笑)。中学は正直そんなに強いとは思ってなかったですし、高2くらいの時も日本一を狙っていてそんなに注意する相手じゃないと思っていました。高3のハイジャパで僕が準決勝で負けて優勝してその辺からぐっと成長したというか、インハイでも僕が負けたんですけどその辺から日本一の後衛だなと思い始めました。
――今の印象はいかがですか。
本:テニス面では、何度も5番勝負とかで勝ってくれてすごく頼れる選手だと思います。
金:根が真面目なので、日頃練習しているし、去年もインカレ取っているじゃないですか。やっぱり同期として頼もしいのもありますけど、負けてられないなと思います。
――お互いの性格はどうですか。
本:面白い人間で、捉え方によっては頭がおかしいみたいな(笑)。まあいい意味でノリが良くて明るい人だと思います。
金:こんな顔をしているんですけど、優しいんですよ。そういうギャップを秘めた持ち主です。
――相手のここがすごいと思うところはどこですか。
金:本倉は本当に昭和のテニスをしているので、平成ももう終わっちゃうので二世代くらい前になっちゃうんですけど、ここぞという時に火の玉ボールを打つので応援している身としては盛り上がっていいですね。
本:特にサーブはいいので試合のリズムが良くなります。それと相手に攻められたボールも止めるので、頼もしいなと思います。
――インカレ前の今の気持ちはいかがですか。
金:やっぱり一番勝ちたいのは団体戦です。去年も2位で今年も早稲田に負け続けているので勝ちたいなと思います。4年生も2人しかいないんですけど丸岡(俊介主将・政経4=尽誠学園)さん中心に頑張ってくれていて、その人たちのためにも頑張りたいです。早稲田は今年のメンバーが一番そろっているのでそれに勝ってこそだと思うので、4年生がいる間に勝って丸岡さんを胴上げしたいです。
本:明治は団体優勝したことがなくて、OBの方とかも期待していると思うので、優勝して丸岡さんを胴上げしたいと思います。
――個人戦に向けてはいかがでしょうか。
金:去年はベスト8だったのでそれは超えたいですね。団体の後で体力的にきつい部分もあると思うんですけど、去年以上の成績は最低限残して、本倉は決勝にいくと思うので決勝でやれたらなと思います。
本:去年優勝して相手から向かってこられるとは思うんですけど、それをはねのけるくらいの気持ちをつくっていけたらと思います。
――今年のインカレは本倉選手の地元・岡山でのインカレ開催ですが。
本:高3のインターハイが岡山で個人戦優勝できて、縁起は僕の中ではあると思うんですけど早稲田にもそういう人間が一人いるので、勝てるように頑張りたいと思います。
――意識している選手はいますか。
金:僕らの世代の前衛でトップと言ったら上松(俊貴・早大)なのでそこに関しては勝ちたいですね。
本:僕は基本相手を気にしてしまって、自滅してしまうことがあるので相手よりも自分のプレーを出していきたいと思います。
――明治の一番の強みは何でしょうか。
本:チームとして団体戦で盛り上がっていけるところです。他の大学より人数が少なくても盛り上がって応援していけるから選手も勢いに乗れると思います。早稲田、早稲田と言って早稲田までいけなかったら意味がないと思うのでチームに勢いに乗っていきたいです。
金:応援のムードとか去年の決勝なんかは応援側でしたが、本当にみんなが一体というか勝ってほしいというのが応援側からも出ていたし、応援が勢いになって選手が頑張れた去年のインカレは理想的だったなと思います。今年もチームのムードはいいと思うのでそれは強みですし、早稲田は6連覇中でプレッシャーもあると思うので、僕らは去年2位でしたが、しょせん2位なので向かっていけるところが強みですね。
――最後にインカレへの意気込みをお願いします。
本:頑張ります。とにかく団体で日本一を取ることが目標です。
金:いつまでも早稲田に勝たしてはいかんなと。今年は本当に下克上してやりたいと思います。
――ありがとうございました。
[木田諒一朗]
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(13)インカレ前インタビュー 髙橋勅有×西永りな
ソフトテニス 2018.08.06 6日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。女子の最終第4回は髙橋勅有主将(商4=国本女子)と西永りな(法4=広島修道大鈴峯女子)の4年生ペア対談をお送りする。 (この取材は7月22日に行われたものです。) ――普段の印象はいかがですか。 髙:組んでもう何年? 3年? 西:そんなにたつっけ。 髙:1年生の秋からだから。 西:そっか。 髙:りなには本当にプレーとか悩んでいるときにいつも助けてもらっていて、自分が結構パニックになっていっぱいいっぱいになっているときに助けてもらっているので、最後のインカレは自分も助ける側に回りたいっていうか。そういう気持ちはすごくあります。普段はすごく後輩とのコミュニケーションがうまくて、みんなをいい方向に巻き込んでくれる感じで。自分はどっちかというと巻き込むっていうよりも自分の姿を見せたいタイプなので話すっていうよりも行動で見せたいタイプなんですけど。りなはすごくコミュニケーションをとってくれるので、すごくいいなって思っています。 ――寮生活の印象に残るエピソードはありますか。 西:怖いエピソードでもいいですか。みんな地方とか遠征に行くとお土産買ってくるんですけど、そのときにまず一人一個あるんですよ。で、余り何個ってお土産に書いてあって、ペンで。まず一人一個取って余ったらじゃんけんするんですよ。なのに、いつも何日かたつとお土産が無くなっていて。「え、誰?」って言ったら「私取ってないです」っていう人が2人くらい出てくるんですよ。え、なんで余ってないのに取ってない人がいるの、ってなって、最初は犯人探ししていて、でも誰も言わないんですよ。それが何回起きたかな。もう、5、6回も起きて。ついにお化けがおるんじゃないかって(笑)。そしたら後輩が昨日「私たち、小谷(真由・営4=米子松蔭)さんが寮の中にいるのを見ました」って言って、でも小谷はそのとき帰ってなかったらしくて「真由さん2階に上がっていったの見ましたよ」って言ったら「そのときいなかったから違うよ」って。お化けがいる疑惑が(笑)。 髙:マジかー(笑)。でも無くなるんですよ、よく食材とかも。「食べようと思っていた何々が無い」みたいなのが多くて、誰か食べたなってなっているんですけど、誰も出てこないっていう(笑)。だからみんなもう名前書いてます。 西:自分で買ってきたものは名前書いて守るっていう。 髙:寮あるある(笑)。 ――お互いのプレーはいかがですか。 髙:りなはめっちゃ足が速くて、全部取ってくれるんですよ。私が「あっ」ってなっているときにも全部取ってくれるので本当に、ダブルスでもシングルスしているんじゃないかっていうくらいのカバー力がすごいです。 西:ツイストの角度がえぐいですし、なんか珍プレーがすごく面白いです(笑)。打ち合っているときに詰まって、ボール打つときに近くに入れちゃって、なんか銃で撃たれたかのような体勢になっちゃっているときもあるし。「え、どうした?」っていう感じ(笑)。 髙:よく食い込まれていますね(笑)。打ち負けちゃう。 西:でもやっぱりツイストとかロブの使い方がうまいなって思います。有効的に使えるので。私だと、打つ相手には力勝負で挑んじゃうところがあるので、そこを柔らかく自分の個性を生かしてテニスしているのがすごいなって思います。 ――最後のインカレへの意気込みをお願いします。 髙:自分はもう社会人ではやらない予定なので、本当にソフトテニス生活において最後の大会、インカレになると思うので、そういった意味では今まで支えてくれた人とか今一緒にやっているチームメイトとか、そういう人たちに恩返しという訳じゃないけど、そういった意味でやり切りたいなと思っています。 西:小学校のときからやってきたテニスの本当に集大成になるので、岡山っていうこともあって中学校から面倒を見てくれていた先生とかも見に来てくださるのでその先生たちにも、親も遠くて全然試合を見に来る機会がないのですが、今回見に来てくれるので、その人たちも成長した姿を見せたいし、やっぱり本当に最後になるので悔いの残らないように今までやってきたことを出し切れたらいいなと思います。 ――インカレへの目標をお願いします。 髙:団体で勝ちたいっていう思いが強いので今年は優勝目指して岡山でやり切りたいなと思います。 西:団体もダブルスもシングルスも全部勝ちます。 髙:頼もしい(笑)。 ――ありがとうございました。 [福田夏希]READ MORE -
(12)インカレ前インタビュー 立木雅也×丸岡俊介
ソフトテニス 2018.08.066日に開幕を控えたインカレ。昨年、団体は男女ともに好成績を収めるも、満足のいく結果とはならなった。今年こそインカレの頂へ。そんな選手たちの意気込みやお互いの印象を4回にわたってお送りする。男子の最終第4回は立木雅也(農4=中京)と丸岡俊介主将(政経4=尽誠学園)の4年生対談をお送りする。 (この取材は7月10日に行われたものです。) ――初対面の印象はいかがでしたか。 丸岡(以下:丸):野性的な人って感じですね。 立木(以下:立):初めて会った時はかっこええなあって感じで、賢そうなイメージでしたね。 ――今の印象はいかがですか。 丸:野性的な人だったんですけど、考える野性って感じです(笑)。思い立ったらすぐ行動って感じです。 立:静かだなと思っていたんですけど、僕よりうるさいというか、ぶっ飛んでるところはぶっ飛んでいてちゃんとしているところはちゃんとしてます。 ――お互いの練習面はいかがですか。 丸:同期が立木しかいなくて、立木がしっかり真面目にみんなを引っ張ってくれているので、自分としてはやりやすいです。 立:キャプテン頑張っているので、丸岡はボレーとか新しいことで取り組んで、みんなをテニス面とキャプテンの面で引っ張っているのですごいなと思います。 ――すごいなと思うプレーはありますか。 丸:緊張した場面でもしっかり打ち勝つのはすごいと思います。 立:僕とは逆のタイプで、考えてテニスをしているので、プレッシャーの掛かった場面でも冷静ですし、ボレーもうまいと思います。 ――苦手なプレーは何ですか。 丸:勢いに乗ってきた相手ががんがんラケットを振ってきて、勢いあるボールに対して切り返せないとかそういうところです。 立:打つタイプなのでロブとかボレーとか器用なことはまだ練習中です。 ――苦手克服のためにどうしたいですか。 丸:つなぎのボールとかやっぱり相手の後衛とか力んでミスするかもしれないので、しぶとくやっていきたいです。 立:今年は打ってばっかりにこだわらずにゆっくりやろうという自分のテーマがあるので、できるかどうかはインカレで分かると思うので諦めずに頑張ろうと思います。 ――インカレに向けた今の気持ちをお聞かせください。 丸:自分は多分ソフトテニスで日本一を目指すのは最後になるので、小学校からずっと続けてきた集大成として全部出し切れるように調整していきたいと思います。 立:僕も4年間最後なのでまだ実感は湧かないんですけど、やっぱり心迫るものがあるので、最後のインカレではあるんですけど、心はチーム明治で勝つことを目標に頑張りたいです。 ――意識する選手はいますか。 丸:早稲田の船水(颯人)・上松(俊貴)と安藤(優作)・内田(理久)ですね。 やっぱり団体戦は殲滅(せんめつ)戦なので2-1で勝つとかできないので長尾(景陽)・松本(倫旺)とか他にも早稲田は強い選手がいっぱいいます。全部倒さなければいけない時に、技術的には向こうの方が上だと思うので、それを気持ちでカバーして勢いに乗っていけるかがカギになってくると思うので、意識して練習してきいたいです。 立:僕も同じで、1年生の時に勝ってからまだ1回も勝てていないので、同じ同期として負けたくない気持ちもあるので、まず気持ちで負けないようにしていきたいです。 ――明治の強みは何だと思いますか。 丸:層が厚いというのがあって、誰が出ても勝てるチャンスはあると思うし、出そうな選手がいると思います。去年自分はインカレの時にメンバーを外されてそういう悔しさを味わって今年1年間やってきました。やっぱり出る選手はその分頑張らないといけないので、チームの一体感が出て層が厚いのは強みかなと思います。 立:早稲田が一番強いので、僕らは挑戦者で負けたところで失うものは早稲田より少ないと思うので、向かっていけることは大きいのでそこも先に攻められるメリットかなと思います。 ――インカレへの意気込みをお願いします。 丸:大学生活の集大成として、最後にやり切ったと思える自分であれるように頑張ります。 立:最後なので夏は違うぞってところを見せたいと思いますし、自分が明治でやってきたことを試合でも出せるように明治らしくいきたいと思います。 ――ありがとうございました。 [木田諒一朗] READ MORE -
(11)インカレ前インタビュー 上田理央×宮下真緒
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