(5)新人インタビュー 根本大地
関東学生春季リーグ戦が5月12日に開幕する。今回は5日間にわたり、リーグ戦のカギを握る期待の1年生5人のインタビューをお届けする。
根本大地(政経1=大和高田市立高田商)
――明大に進学した理由は何ですか。
「もう一回日本一を目指して頑張ろうと思ったからです」
――早大など他の強豪に進学するつもりはなかったのですか。
「早大は今インカレで連覇しているので、そこを倒して優勝したいなという気持ちがあって違うところに行こうと思って明治を選びました」
――昨年のインターハイ団体準々決勝の敗戦を振り返っていかがでしょうか。
「僕自身、地元のインターハイということで優勝を狙っていました。団体戦で僕が勝って他2ペアがマッチポイントを持っていたんですけど、まあ取り切れない部分とかちょっと誤審があったりしたので、悔しさもあり納得いかない部分がありました」
――高校3年間で成長したと思うことは何ですか。
「高田商業では〝目配り、気配り、心配り〟というソフトテニス部で掲げていることがあって、周りに気を遣って行動しろとか言われるので、人間的な部分でも成長することができたと思います」
――紙森(大和高田市立高田商高)先生とのエピソードで印象的な話はありますか。
「僕自身、バックボレーの面でできない部分があって、紙森先生は教えるのがうまくて、全然できなかったんですけどコツとかポイントとか一つ一つ教えてもらって、違う高校の先生にもうまくなったなあと言われるようになりました」
――自身のプレースタイルはいかがですか。
「僕自身ちょっと元気出してやるプレーが主というか特徴で、派手なプレーっていうよりは確実にという感じです」
――自身の強みは何ですか。
「レシーブですね。僕的にこれが得意っていうのはないんですけど、強いて言えばレシーブでいろんなコースに打てるっていうところが僕の武器だと思っています」
――自身の性格はどうですか。
「勝負ごとになったら負けたくないというのがあるので、負けず嫌いな部分はあるのかなと思います」
――北本達己選手(商1=大和高田市立高田商)についてどうですか。
「中学校から知っていたんですけど、試合とかはしたことがなかったです。しっかり周りを気にして行動して自分の考えとかもしっかり持っているので、存在は大きかったと思いますね。明大に行くって言っていたので、僕もやっぱり試合に勝ちたいと思ったので明治大学を選んで一緒に行こうって話をしました」
――相方の山根稔平(早大)選手はどんな選手ですか。
「本当にちゃんとやる人で僕的には付いていけないくらい一人でどんどん行っちゃって。一生懸命やってチームのために動いてくれていたなと思います」
――意識する選手はいますか。
「僕自身あんまり考えたことがないんですけど、やっぱうまいなって思う人はいっぱいいますね。同じ学年の大橋(和生・関大)と一個下の林(湧太郎・大和高田市立高田商)には負けたくないと思っていました」
――挫折はありましたか。
「小学校のとき震災で僕福島県にいました。そこは区域が原発とかでやられたところで、ペア組んでいた子もばらばらになってしまいました。そこで一回自分自身で変わったところが少しあって、ペアがいない分、自分が頑張ろうという1年間でした」
――現状の課題はありますか。
「バック系が基本苦手なので、バックのハイボレーであったり決定打が僕は足りていないんで、そういう部分は一本で決められる選手になりたいです」
――それを直すためにはどうしたいですか。
「自分がうまくいかないんで、人に頼っていきたいですね。周りの人を見て学んだり聞いてみたり、自分自身やってみてこれは合う合わないみたいな感じで、いらないものはどけて、いいなあと思ったものは自分のものにしてできるようになっていけたらいいなと思います」
――チームの印象はどうですか。
「攻撃的なプレーで、インカレの個人戦優勝しているペアもいますし、団体2位にもなっているので総合力的には強いなと思っています。人数が他の大学とは違って少ないと思うので、チーム全体がしっかりとまとまっていて、会話も多いですしいいチームだと思います。皆さんと仲良くなれた気がします」
――明大での目標をお願いします。
「僕自身、全中とかインターハイとか勝ったことが無かったんで、インカレで優勝したいです。技術面でもそうですし精神面でも少しずつ成長して優勝に貢献できたらなと思います」
――どんな選手になりたいですか。
「うまさよりは強さで、勝っていける選手になりたいです」
[垣内萌恵]
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