平賀世界ジュニア陸上へ

競走
2018.07.11

◆6・15~17 日本学生個人選手権(ShonanBMWスタジアム平塚)▼U-20(20歳以下)男子110㍍H(ハードル)❶平賀

 自身初となる国際大会出場を決めた。7月にフィンランドで行われるUー?世界選手権の代表選考を兼ねて行われた今大会。(U-20)110㍍Hに出場した平賀健太郎(営1=洛南)が自己新記録で優勝し、世界への挑戦権を手にした。

完全勝利

 高レベルな戦いを制した。今大会の出場選手はハイハードル高校歴代3位の記録を持つ森戸信陽(早大)など猛者ばかり。その中でも中学時代からのライバル・樋口陸人(法大)を抑えての1位。「うれしかった」とレース後はガッツポーズで喜びを表した。
 己の意識を高めた。昨秋の国体2位をきっかけに世界への可能性を見いだした平賀。当時からの目標を実現させるため、大会前から勝利することを親や友人に宣言。「プレッシャーをかけた方が頑張れる」と期待と緊迫が入り交じる中でも有言実行を果たした。
 「決勝に残れるように」。今大会でマークした13秒46は、2年前に行われた世界ジュニアでは7位相当の記録。順当にいけば、決勝は確実だ。「選ばれなかった人のためにも」。成長著しい期待のルーキーが世界に挑む。【綾部禎】

◆平賀健太郎(ひらが・けんたろう)京都府出身。179㌢・70㌔