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7年ぶりの快挙達成!/東日本大学対抗選手権
ウエイトリフティング7年ぶりの快挙達成!/東日本大学対抗選手権 12月に行われる全日本インカレの前哨戦となる今大会。本学では、出場選手8人中5人が表彰台入りを果たし、7年ぶりの優勝という快挙を成し遂げた。 最初の56㎏級では高橋と小山内の4年生コンビが活躍した。最近は調子が良く「今回はいけると思った」という高橋は、スナッチで大会記録に挑むが惜しくも失敗。ジャークでは1本目を外してしまったものの、2本目では持ち直し優勝を決めた。久々の優勝に「これを待っていた」と満面の笑み。対する小山内は団体戦ということもあり、成功率を重視して大会に臨んだ。その言葉通り着実に重量を挙げ、見事3位に入賞。しかし、本人は「練習で挙げている重量を大会でも挙げていきたい」とうれしさの半面、多少納得のいかない様子も見せた。 続く62㎏級には武市・古庄が出場。ケガのために、大会3日前に練習を再開したばかりの武市だったが2位入賞を果たした。予想外だったというが、今回の試合内容に関しては「よくできた。今日の調子を維持していきたい」と納得がいった様子。古庄は4位と表彰台には届かなかったが団体戦優勝に貢献した。 69㎏級にはエース加藤が出場するも、スナッチでまさかの記録なし。ジャークでは3位につけたが「次はこんなことはないようにしたい」と肩を落とした。 そして、会場のボルテージも最高潮に達した85㎏級。本学からはチームの大黒柱・谷﨑が参戦した。次々と選手が試技を終えていく中、谷﨑は最後に登場。堂々とした試技で会場を沸かせ、スナッチ・ジャーク共に圧倒的な強さを見せ付けた。ジャークでは大会記録に挑むが失敗。それでも2位に20㎏の差をつけ、優勝を手にした。 14日の105㎏級には中島主将が出場。5月に大阪で行われた全日本学生個人選手権の体調を維持し、今大会に臨んだという。「団体戦で優勝以外は考えられない」とプレッシャーを感じていた様子だが、試技になると緊張をみじんも感じさせず、見事優勝に輝いた。 最後の+105㎏級には長濵が登場。今回は優勝を意識し、無理をせず試技を終えた。「今回は他が頑張ってくれたが、全日本のインカレでは自分も結果を残したい」と次への課題を語った。 7年ぶりの優勝に選手・監督そしてОBも歓喜に沸いた。中でも喜んでいたのは選手たちで「下級生も頑張ってくれた」(中島主将)とまさに明大ウエイトリフティング部一団となって手にした優勝だった。 1人1人が大活躍を見せた今大会。しかし、これで満足する本学ではない。さらなる目標達成のため、選手たちの勢いは止まらない。READ MORE -
(17)根田雄一
卓球卓球が好きかという問いに「好き」と一言。姉の影響で6歳から始めた卓球。13年間続けている競技にそう即答できる彼はかっこいい。 卓球界のエリート校、仙台育英高校出身の超新星・根田雄一(営1)。高校時代に出場した全日本選手権男子ジュニアの部では平成18年19年と2年連続でベスト16入りを果たし、高校3年次のインターハイ男子団体では2006年世界ジュニア選手権を制した日本期待の松平健太(青森山田高)に見事勝利。大金星を挙げた。 バックハンドでのプレーが得意な彼。フラット系・ドライブ系の球を自在に使いこなし相手を翻弄する。特に後陣から放たれる鋭いバックハンドドライブは、プレー中相手に押され後ろに下がってからも攻撃に転じられる点で大きな武器となり、ラリーで優位に立つことができる。試合中「今、俺かっこいい!!」と思える瞬間は?とメールで聞いてみる。すると案の定「バックハンドを決めた時」という返信が照れ顔の絵文字つきで送られてきた。見ていて思う、「確かにかっこいい」。 春に続き秋季リーグでも活躍なるか。普段は至ってクールな性格。調子はどう?と聞くと「普通です」と返ってくるのにはもう慣れた。以前ライバルだと語っていた川端(日大・高校時代のダブルスパートナー)のいる日大が秋季リーグから1部昇格を果たしていることに対してのコメントでも「特に気にしていません。誰が相手でも勝たなきゃいけないからね」とそのクールっぷりを存分に発揮。しかしそれもひとたび試合に入ると一転する。 冷静な点は変わらない。ガッツポーズも控えめな彼だが、必死にボールに食いつきラケットを振り抜く姿や気合の入った「ヨォォ!!」という叫び声には冷静さの裏にある熱い闘志が見え隠れする。入学直後の春季リーグ戦では大学トップクラスの選手が集まる本学で1年生ながらレギュラーとして出場。4戦3勝と期待どおりの活躍を見せた。1敗は早大のエース笠原。今年の関東学生の頂点に立った実力者だ。それでも、根田は入学してからの半年を振り返って一番悔しかったことはこの1敗だと語る。個人戦の1敗より団体戦での1敗を悔やむ姿に明大の次世代を担うエースの萌芽を見た気がした。 「インカレ制覇と秋季リーグの5連覇」を彼は今年の目標に掲げた。先月行われたインカレで本学は12年ぶりに冠を制し一つ目の目標はすでに達成済み。残る秋季リーグも9月15日から開幕し、連日5連覇に向け負けられない戦いが続いている。オーダーによっては実現する可能性があるライバル川端との一戦。春の新人戦で敗れているだけに、秋では借りを返したいところ。せわしい毎日に「時間があったらとりあえず遊びたい」と根田は言う。分かる。忙しいのは分かるがいちファンとして彼に期待を寄せる私から一言。“秋優勝するまでガマンして!!”READ MORE -
明治3季ぶりリーグ優勝/東京六大学秋季リーグ戦
硬式野球1日、神宮球場で行われた早慶2回戦で、慶応が早稲田を7-4で破り勝ち点を獲得。これにより、明治の3季ぶり優勝が決定した。 今季、明治は立教との開幕戦で黒星を喫したが、その後連勝し、勝ち点を奪うまずまずのスタート。 続く早稲田戦では連敗で勝ち点を落とし、3季ぶり優勝に黄信号が灯った。しかし、空き週を挟んだ東大戦から、徐々に本来の戦いを取り戻した。慶応、法政戦では共に3戦目までもつれたが、粘りの野球でそれぞれ勝ち点を奪い、優勝に望みをつないだ。 今季は、東大戦から不調の小道(法4)に代わって出場した矢島(商3)が大ブレイク。東大戦2試合で5安打5打点の活躍を見せると、慶応3回戦ではエースの中林から3ラン。開幕で4番を打った謝敷(商3)が本来の打撃を発揮できない中、シーズン終盤この矢島が打線の中軸を担った。 投げてはケガから復帰した西嶋(商3)が先発、リリーフでフル回転。3勝を挙げ、さらに最優秀防御率のタイトルをほぼ手中に収めるなど、来季最上級生となる3年生の活躍が、今回のリーグ優勝の原動力となった。 だがこれが終着点ではない。まだ神宮大会が残っている。目標はあくまで日本一。全国の並み居る強豪を打ち破りその座をつかむまで、紫紺軍団の戦いは終わらない。READ MORE -
金子200m平泳ぎ7位/日本選手権
水泳(競泳)日本選手権3日目。200m平泳ぎでは北島康介(コカ・コーラ)や立石諒(慶大)に注目が集まる中、金子(理工2)が7位に着けた。READ MORE -
池田主将がシングルスでベスト4/関東学生選手権
卓球4日間にわたって行われた今大会。ダブルスは竹之内(商4)・仲田(商4)組のベスト8、シングルスは池田主将(法4)のベスト4が最高と、昨年の同大会を上回る結果は残せなかった。READ MORE -
バッテリー活躍で法政に先勝!!逆転Vへ再出発/東京六大学秋季リーグ戦
硬式野球明治は1点を追う6回に川辺(商3)の走者一掃の3点適時二塁打など2四球3長短打を集中させ4点を奪い逆転勝ちで先勝。投げてはエース・野村(商3)が1失点完投で今季2勝目を挙げた。 早稲田戦で踏ん張りきれなかった傷心のエースに女房役がバットでエールを送った。1点を追う6回、島内(法3)の中前適時打で同点に追いつきなおも、2死満塁の一打勝ち越しの好機で、川辺の放った強烈なライナー性の打球は左翼手・松本(法政)のグラブをかすめてレフトの左に落ちた。この間に3人の走者がすべて生還し、決勝点に。二塁ベース上で、普段はマスクに隠れている日焼けしたさわやかな顔がほころんだ。今季、勝負強い打撃と強肩を武器に山内主将(文4)から正捕手の座を奪いとった男が、大事な一戦で大仕事をやって遂げた。これで川辺は法政戦通算、13打数5安打1本塁打6打点と大当り。法政キラーぶりを見せた。 投げては野村が初回、多木(法政)に中前適時打を許し1点を失うも、その後は粘りの投球で打線の奮起につなげた。最終回には無死1、3塁の危機を迎えたが、後続を断って無失点でしのいだ。9回を投げ失点1被安打7奪三振6の好投で今季2勝目。奪った三振はすべて4回まで。5回以降は打たせて取る投球に切り替えたのがプロ注目右腕・加賀美(法政)との実力派投手対決を制したポイントだった。 前のカードで早稲田に連敗を喫したが、まだ優勝の可能性は十分に残っている。あの悪夢の連敗から、はや2週間。再スタートをきった明治が今日見事な集中力を見せた。「ここまできたら勝ちたいと思っている方が勝つ」と山内主将。本当のサバイバルはこれから。逆転Vへ、まずは明日法政を優勝戦線から引きずり落とす。READ MORE -
JBLを相手に奮戦!/第86回天皇杯・全日本総合選手権
バスケットボール(男子)天皇杯3回戦の相手はJBLの東芝ブレイブサンダース。「オールジャパン(天皇杯)はプロと対戦して違いを学んでほしい」(塚本ヘッドコーチ)と語るように、今大会は経験重視。試合には57-116で敗れたものの、プロとの対戦で選手たちはこれ以上にない経験を得られたはずだ。 第1クォーター開始直後から東芝ブレイブサンダースはオバノン(東芝ブレイブサンダース)や宇田(東芝ブレイブサンダース)の連続シュートで試合の流れを引き寄せる。さらにオバノンは7分のところでダンクシュートを決めるなど会場を沸かせた。一方で明大は相手の堅固なディフェンスを前にシュートがなかなか決まらない。ようやく得点できたのは開始5分後の佐藤(卓・法3)の3Pシュートで、その後も目(政経1)、金丸主将(政経4)が散発的にシュートを決めるだけにとどまる。続く第2クォーターも東芝ブレイブサンダースのペースだった。開始1分は佐藤(卓)、田村(政経3)のシュートで点差を縮めるも、インサイドのバイオレット(東芝ブレイブサンダース)を中心に得点を積み重ねていく。点差は開く一方だが残り1分半のところで若林(商4)の連続3Pシュートで反撃に出て、28-58で前半を終えた。 第3クォーターも東芝ブレイブサンダースは攻撃の手を緩めなかった。それでも明大は金丸や田村がフリースローを決めるなど数少ない好機をものにして必死に喰らいつく。だが第4クォーターでも展開は変わらなかった。開始直後に佐藤(卓)、加藤(法2)、田村がシュートを入れようとするがリングは無常にもボールをはじく。残り5分のところでかつて明大の主力だった山下(平21営卒・東芝ブレイブサンダース)が101点目となるシュートを決める。プロのチームに入団しますます実力をつけたところを見せつけた。明大は少しでも追いつこうと必死の反撃に出るが、この点差を縮めることはできず、57-116で試合終了。東芝ブレイブサンダースは最後まですきを見せなかった。 「点差は分かっていたが思うように攻められなかった」(金丸主将)と振り返るように今試合はプロと大学生の違いを見せつけられた結果となった。しかし「皆成長したと思う。バスケへの姿勢も変わっていた」(山下選手)とかつての主力はこの数年間の部の成長を褒めたたえた。さらに目が昨日より1点多い7点稼ぐなど今大会は下級生の活躍が著しかった。今大会で4年生は引退し、本格的に新チームが始動する。ここで得た経験を糧に新チームはさらなる飛躍を狙う。READ MORE -
苦戦する明治。新進に続きベスト8入り果たせず/関東学生トーナメント大会
硬式庭球期待のルーキーも入部し、新年度に入って最初の公式戦である今大会。2月下旬の関東学生新進選手権に続き、今回も男女単複通して、誰一人としてベスト8入りを果たすことはできなかった。明大は王座優勝を目標に掲げるが、厳しい戦いを迫られている。男子シングルス 唯一3回戦に進出した濱中主将。その3回戦の相手は慶応・井上だ。 第1セット、サービスエースが決まるなどゲームカウント2-1とする。しかしそこから、5ゲームを連取されこのセットを落としてしまう。続く第2セットもなかなかリズムをつかめず、第1セットから数えると9ゲームを連続で奪われ0-4。ここから粘りを見せ今度は濱中主将が4連続でゲームを奪い4-4とするも、その後相手に2連取されて6-4で試合終了。1セットも奪うことができず昨夏インカレベスト8の井上の前に屈した。「入りが良くなかった。4-4にしたところからサービスゲームをキープできなかったのが反省」(濱中主将)と試合を振り返った。男子ダブルス 第7シードの濱中主将・海野組もベスト8を前に敗退。雨の影響で中断となった濱中主将・海野組の2回戦は第1セット、ゲームカウントは3-1からスタートした。順調にゲームをキープし6-4と危なげなく第1セットを取る。迎える第2セット。4-0と大きくリードするも、そこから相手に粘られ4-3。「調子がよくなかった。サーブリターンができなかった」(濱中主将)と苦しんだが、デュースの末5-3に。最後は6-4と力を見せつけ試合終了。勝利を収めた2人はほっとした表情を浮かべていた。 また今回は小野・奥田の1年生ペアが目立った。1回戦を勝ち抜き、2回戦で早大の今大会優勝ペアから1セットを奪う健闘も、第3ゲームでは6-0で敗戦。ルーキーペアながら立派な戦いを見せ、「1年生は例年に比べてガッツがあるし勝ちを意識していて頼もしい」(海野)と先輩からの評価も高い。即戦力として早くからの活躍が期待できる。 今大会を通し濱中主将は「他の1部校に比べて明治は層が薄い。チーム全体の底上げが必要。応援も大事だけど予選から勝ち上がる選手が出てきてほしい。そうやってチームが活性化していかないと」とレギュラー陣を含むチーム全員に奮起を促した。次の大会は夏の関東学生選手権。「夏までにラケットの振りが少ないので数をこなしたい」(濱中主将)。夏関は、個々が成長しレベルアップした姿を見せてほしい。READ MORE -
叶わなかった4年全員の後楽園勝利/関東大学2部リーグ戦
ボクシングリーグ戦最終試合となった今大会。最終戦となった大東大戦に勝ち、来期への一部昇格に向けいい形で終わりたいところだ。そして4年生にとっては最後の「後楽園」ということもあり、4年生全員がエントリーされた。 最初の対戦で木谷(法3)が登場、今年これまで全勝というチームの勝ち頭はリーグ戦最後の試合でもRSCで勝利した。続く松下(商3)も落ち着いて的確な攻撃で、相手にスキを与えない。松下は判定勝ちし好スタートを切った。来年の一部昇格の中心となるだろう3年生の2連勝はチームを勢いづけた。 その勢いに乗りたかった鈴木(文1)だったが、判定負けを喫してしまう。しかし悪い流れを断ち切ったのは、ルーキーイヤーから明治の“2枚看板”といわれてきた竹中主将(営4)と櫻井(法4)だった。2人はリーグ戦最後の戦いに並々ならぬ闘志を燃やしていた。「最後の後楽園というのはやはり特別な思いがあった。そこで勝って終わりたかった」(竹中主将)。2人は終始果敢な攻撃で圧倒、完璧な試合内容で判定勝ちとなった。 坂田(情コミ2)も勝利し、もう1人の4年生中島(政経4)に期待が懸かった。しかし試合開始早々、相手の激しいパンチを多く受けてしまい目からおびただしい量の血が流れる。開始30秒もたたずに試合の続行が困難と判断され、中島はまさかのRSC負けとなった。試合後、最後の後楽園を勝利で飾れなかった悔しさから、出血のためだけではなく涙を止めるためタオルで目を覆っていた中島。「中島は最後のリーグ戦で気の毒だった」(鈴木監督)とチームは勝利したが4年生が全員勝てなかったことを悔やんでいた。 今年のリーグ戦は終わった。しかし彼らの戦いは終わらない。4年生は最後の戦いに向け、国体や全日本大会が残っている。下級生は先輩たちが果たせなかった一部昇格の夢を叶えるべくこれからも戦い続ける。READ MORE -
実力発揮できず上位逃す/関東学生春季1部リーグ戦
ソフトテニス強力ルーキー加入で上位を狙う本学。しかし第一試合の早大、続く中大ともに0-5で完敗。「やってやろうという勝負に対する意識が薄かった」(長友・営4)。実力を出し切れば勝てる相手に敗れ、1日目は厳しい結果となった。 続く2日目、前日のミーティングで奮起した選手たち。六大学リーグ戦で敗北を喫した法大に4-1で勝利を収める。いい流れを作り臨んだ日大戦、勝負は最後の高橋(政経2)・白仁田(営2)組に持ち込まれた。ファイナルまでもつれ込む接戦になるも、あと一歩のところで敗れた。続く強豪日体大戦、粘りのテニスを見せるものの1-4で敗れ、5位という結果に終わった。「やりたいことが決まらないまま2日間を過ごしてしまった」(上嶋・政経2)。さまざまな課題が見つかった今大会。選手一人ひとりが課題を克服し、次の東日本インカレでは好成績を期待したい。READ MORE