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神田のベスト8が最高 結果は振わず/矢野杯東日本学生個人選手権
拳法うだるような暑さの中迎えた、今大会。この大会を終えると前期の試合数は残りわずかとなる。後期に弾みをつけるためにも結果を残しておきたかったが、神田のベスト8が最高という不安の残るものとなった。 早大・中大などの強豪校のエース級が続々と登場する中、本学の拳士たちは次々と倒されていく。向井は中村(明学大)に判定負けを喫し、1回戦を見る限りでは普段より動きの良かったはずの西野も、2回戦で粘りを見せられずに東田(中大)に撃破される。「調子は良かったが、打ち負けた感があった」(西野)。 2回戦終了時点で、加茂主将、神田、杉浦の3人が勝ち残った。しかし、杉浦は体格の圧倒的劣勢を覆せず浜田(中大)に敗北し、また加茂主将は接近戦に持ち込もうとする一瞬のスキを突かれ敗退。1回戦からすべての試合を接近戦で決めてきた神田も、早大のエース・中川(早大)の前に自分の拳法をさせてもらえずに力尽きた。 前期は昇段級審査と全日本総合選手権の予選会を後に残すも、大きな大会は今大会で最後となる。今日の悔しさをバネにこの夏、チーム一丸となって最大の目標である団体インカレ優勝に向け練習に励んでほしい。試合後のコメント・一ノ宮監督「4年生のリーダーシップが足りなかったが、これが現実。今後は団結力強化を目指して、死に物狂いでやるしかない」・加茂主将「体力がなかった。前日まで熱が出ていたので調子はあまり良くなかった。全体的には練習不足。防具をつけなければ体力がない。もっと防具練習をすべきだった」・神田「去年より自分の順位が上がったことはうれしいが、チームを3年が引っ張っていかなければいけないので納得はしていない。中川さんは立ち技がしっかりしていて、最後はスタミナ切れしてしまった」・杉浦「今日のように体格差で負けないようにしたい。後期は接近戦にも強くなりたい」READ MORE -
明大久しぶりの快勝!/関東大学リーグ戦
バスケットボール(男子)東海大戦以降、中々勝ち星に恵まれず、苦しい戦いが続いた明大。しかし本日は対戦校である法大を相手に1クォーターからリードし、久しぶりに快勝した。READ MORE -
佐藤、初戦敗退/全日本選手権
レスリング全日本選手権初出場を果たした佐藤だったが、初戦で判定負けを喫した。明日は徳山(理工3)、渡邊(政経2)、加賀(商1)の3選手が出場する。READ MORE -
「チーム全員で」決めた!慶応を破り3季ぶり32回目の優勝!/東京六大学春季新人戦
硬式野球「チーム全員で」決めた!慶応を破り3季ぶり32回目の優勝!/東京六大学春季新人戦 とうとう迎えた新人戦決勝。対するは奇しくもリーグ戦で優勝をかき消された因縁の相手・慶応だ。「自分たちの力を見せつけてやろう」(宮武・商2)。次こそは絶対に負けられない。互いのプライドと意地がぶつかり合う中、頂上決戦の火ぶたが切って落とされた。 明治の先発は岡(貴・営2)。「しっかり試合を作っていきたい」と、ストレートとスライダーのコンビネーションで、序盤は慶応につけ入るスキをまったく与えなかった。岡(貴)らしく、丁寧な投球がさえわたる。決勝のマウンドを守る彼の姿に「早く点を取って投手を楽にしてあげたい」(宮武)と打撃陣も奮起した。 試合が動いたのは3回だった。土壇場2死から柏葉(政経2)、原島(農2)の連打で一、三塁とチャンスをつくると、ここで4番・宮武に先制の一打が託される。「何とか自分が先制を決めたかった」(宮武)。絶対に打ってやる。初球からフルスイングしていった。そして、4球目。ライト前へ思いきり引っ張った。これが先制となる右前適時打となり大事な1点目をもぎ取った。「自分が決めることができてよかった」(宮武)。4番としての役目を全うしてみせた。 だが、1点の援護をもらいながらも4回表、「力みすぎた」と岡(貴)が調子を落としはじめる。序盤安定していたコントロールが悪くなり、制球に苦しんだ。この回だけで3つの四球を与えてしまい、2死満塁と自らピンチを背負ってしまう。ここで8番・松本(慶応)に中前適時打を打たれて1点を返され、1-1と試合は振り出しに。雲行きの怪しい展開となった。 しかしここでめげないのが若き紫紺軍団だ。取られたら取り返すまで。4回裏の攻撃で、早くも明治は反撃に出る。中原(北・文2)が安打を放ち出塁すると、相手のミスも絡みそのまま二塁へ。続く畑(理工2)、岡(貴)は見逃し三振に倒れるも、萩本(政経2)が四球を選びしっかりと後続へつなげた。2死一、二塁。追い込まれてから再び、明治に好機が訪れた。この場面で打席には野島(商2)。この勝ち越しのチャンスを野島は無駄にしたりはしなかった。ストレートのボール球をライト前へ運ぶとこれが右前適時二塁打に。当たりは決して良いとは言えなかった。それでも「気持ちで」(野島)。追加点が何としてでもほしい。そんな気持ちを自分のバットに全て乗せて、打球を飛ばした。これで走者が2人生還し、勝ち越しに成功。一度は相手に渡しかけた流れを見事に引き戻した。 5回まで慶応打線を2安打に抑えた岡(貴) その後は岡(貴)も本来の投球を見せ、終わってみれば5回2安打1失点という内容。先発投手として、しっかり試合をつくり上げた。岡(貴)のあとマウンドを譲り受けた今岡(文1)、釣井(文2)も再三ピンチを招くものの、要所を締め失点ゼロ。8回途中からは抑えとして岡(大・政経2)が登板した。 今日も岡(大)の速球がうなった。一球一球投げるたびにスタンドからどよめきが聞こえたほどだった。そして迎えた9回。あと3人で優勝――。もうすぐそこに見えた栄冠を思い描きながら、最終回のマウンドに上がった。 しかし、慶応がそう簡単に勝たせてくれるはずもなかった。この回の先頭打者・春山(慶応)に中前二塁打を打たれると続く松本は遊ゴロに打ち取るものの、そこから二者連続四球やワイルドピッチで、1死満塁。この日最速152キロを出していながらも、石畑(商2)が構えたところになかなかボールを入れることができなかった。「絶対に優勝しような」。仲間たちと毎日かけあっていたその言葉が、徐々に遠のいていく。一打逆転のピンチ。ここで負けるわけにはいかない。大きく深呼吸をしてから、最後の打者、荒川(慶応)を打席に迎えた。 岡(大)がここで抑えとしての本領を発揮した。投じた3球目、荒川のはじいた打球は野島の前へ。これを野島が的確にさばき6-4-3のダブルプレーを完成させ試合終了。2時間45分に及ぶ激闘を制し、3季ぶり32回目の新人戦優勝を決めた。絶体絶命の危機をしのぎ勝利を手にした岡(大)は両手を挙げて大きくガッツポーズ。激戦を戦い抜いてきたメンバーたちは抱き合って優勝の喜びを爆発させた。人差し指を天に突き指し“ナンバー1”を体現する彼らの姿が、ひと回りもふた回りも大きく見えた。 「本当に優勝したいという気持ちを最初から最後まで全員が持っていた」(石畑)。新人戦が始まる前からミーティングを重ね、選手一丸となって優勝の2文字を目指し戦ってきた。「全員で勝ち取った優勝だと思う」(宮武)。今年のチームのテーマである“統創心”は、次世代を築いていくであろう彼らにもしっかりと受け継がれていた。 法政と並ぶ最多の32回目優勝。この勝利が秋に向けて明るい材料になったのはもちろんだが、最後まで諦めず、全員が全力で3試合を戦い抜けたことがいちばんの収穫だろう。素晴らしい試合を見せてくれた若き紫紺の戦士たちに、心から拍手を送りたい。READ MORE -
同位校・拓大に無念の黒星/関東新人戦
バスケットボール(男子)新人戦第2戦目、相手は同じ2部校の拓大。ベスト8を決める戦いに本学は最後まで粘りきれずに敗北した。 第1クォーター、ゾーンディフェンスは良かったものの拓大の勢いを前にして積極的に攻めることができずにいた。第2クォーター、金丸(英・商2)の的確なアシストで川崎(政経2)、金丸(晃・政経1)らがシュートを量産、30-12という追い上げを見せ第1クォーター終了時点での点差をほぼ逆にする。第3クォーターも積極的に攻めて、点差を返されることはなかった。 終盤を迎えて、第4クォーターでは「一歩が出なかった」(金丸英)ことにより相手へのチェックが甘くなってしまい大量失点につながってしまった。本学は最後まで流れを保つことができずに敗北を喫した。「試合がたくさんできなかった」(塚本コーチ)。敗北よりも1・2年生に経験を積ませられなかったことが心残りのようだった。 「こんなところで負けるとは思わなかった」(金丸英)。結果としてはベスト16止まりであったが、常に上を目指していく選手たちの今後の活躍に期待が懸かる。READ MORE -
NO.6 山本剛
サッカー「大事なところで点を取ってくれる。泥くさいゴールが持ち味の選手」(神川監督)。ライン際のボールも可能性がある限り、山本は諦めず追いかける。闘魂は誰にも負けない 山本がサッカーを始めたきっかけ。それは小学校1年生の時だった。親に「お菓子が貰えるよ」と、言われて向かった先は近所のサッカー少年団。気付けば入団していたそうだ。最初はお菓子が目当ての山本だが、試合で得点を挙げ、サッカーの魅力に気付く。「点を決めるとやっぱり気持ちいい」。そして現在の根っからのFWへと成長した。ゴールを目指して山本は、前へ走り続ける。 そんな山本にとって、明大サッカー部として過ごす日々はあと少ししかない。「4年間はあっという間だった」。一つひとつの練習やプレーが価値あるものとなった。意識は4年生になってから変わったという。ともすればすぐに過ぎ去ってしまう大学での毎日を、どれだけ充実したものにできるのか。それはいつその大切さに気付けるかにかかっている。山本は、自分の大学サッカー生活の終わりが見えてからそれを実感した。「俺は気付くのが遅かった。でもだからこそ後輩に早く気付かせてやりたい」。意識の高さと後輩への思いに、4年生としての貫禄が伺える。 最近の試合では途中出場が多い山本。だが、「短時間で結果を出すことと、どんな時でも得点に絡むことを考えている」。試合への集中力は目を見張るものがある。こぼれ球を狙い、ボールを持てば常に前へ。ベンチにいる時も、積極的に声を出しチームを鼓舞する。頼りになる男、それが山本剛だ。彼がいる限り、明治の闘う気持ちは失われない。◆山本剛 やまもとごう 法4 藤枝東高出 178 cm・72 kg ★FW 背番号・11◎こぼれ話◎ 山本のプレースタイルはゴンこと中山雅史(ジュビロ磐田)選手に似ている。山本は母校が同じこともあり、中山選手と話したこともある。プレーはもちろん、「人間的にも尊敬している」。しかし、ただ真似るだけでは仕方がない。山本は体格の良さを活かし、自分のプレースタイルをしっかり確立している。そんな山本にスキはない。☆次回予告☆※第7回はMF藤田優人(法2)選手。「藤田には芯がある。運動量が豊富だし、頼もしい選手」(山本)。READ MORE -
明治団体4位、4年生が最後を締める/全日本学生選手権
ボードセーリング◆2・28~3・2 平成16年度全日本学生ボードセイリング選手権大会大学対抗戦(愛知県蒲郡市三谷海岸)▼成績 1位関東学大 2位鹿屋体 3位京大 4位明大 大学日本一を決める今大会、本学は昨年準優勝を収めているだけに、優勝候補としての期待を背負って試合に臨んだ。毎年「悪魔(超強風)が降りてくる海」といわれる蒲郡だが、今年はいまいち風が吹かず、比較的強風を得意とする本学は1日目、あまり成績をふるうことができなかった。それに対して3日目は風速10~11mもの強風が吹くと第1レース、小川主将(農4)が5位、続いて中嶋(理工3)が7位、が8位に滑り込み、本学選手は全員トップ10にゴール!この団体戦は、各大学代表選手3人それぞれの順位がそのままポイントとして加算される形式なので、本学はこのレースの小数ポイントでトップを走る関東学大に大きく近づいた。 その後も小川主将は好調子を見せるものの後続がポイントをまとめられず、それ以上の順位は思うようにあがらない。そして3日目最終レース、今大会で引退となる4年生平林(商4)、金井、小川主将の3人で走り本学は団体4位で1年間の幕を閉めた。※なお、個人の部では常にトップ10入りを果たしていた小川主将が見事2位入賞を果たした。READ MORE -
(3)宮原崇
レスリングインターハイ、国体、選抜大会で優勝し高校3冠王に輝いた宮原。引き続き好成績が期待されていたが、思うようにはいかなかった。1年時、新人戦で優勝するもこれ以降が続かない。大学に入り、体が大きくなったことからの減量苦やルール変更が壁となった。この打開策として66kg級から74kg級への転向を決意した。これが大成功。いきなりインカレ2位と宮原復活を印象付けた。階級アップが大成功――階級アップをしたのはなぜですか? 「減量がきつくて試合で体が思うように動かなかった。高校の時は4kgぐらいだったけど、大学に入って体が大きくなったから9kgぐらい落とさなきゃいけなかった」――1、2年生の時に結果を残せていなかったが、焦りはありましたか? 「成績を残さないとやばいと思って焦ってた」――74kg級にしてからすぐにインカレ2位という結果が出ました。そのときの気持ちは? 「今まで結果が残せていなかったから、やっぱりうれしかった」まさかの予備選敗退 66kg級のときは9日で9kgもの減量をしていたという。減量苦という壁がなくなったことで学生2位という栄冠を手にした。このままの勢いでいきたかった内閣総理大臣杯。予備選の相手は格下だった。試合中も余裕を持ち戦っていた。しかし、気の緩みからか、スキをつかれ投げられそのままフォール負け。まさかの結果であった。試合後多賀総監督から「情けない」といわれ、本人も「ショックだった」と振り返った。落ち込んでばかりはいられないと、試合後は会場の隅で練習をしていた。――内閣総理大臣杯ではまさかの予備選敗退でした。そのときはどのような気持ちでしたか? 「高校で結果を残したあとダメだったけど、インカレで2位と(低迷から)抜け出せたのに、この結果はショックだった。このままキープしたかったけど・・・。(相手が)今までやったことがないタイプだったからやりにくかった」――試合後練習していたのはやはり悔いが残ったからですか? 「あの時は決勝まで行くつもりだった。だから、このままじゃ終われない!と思ってね。落ち込んでてもしょうがないし、気持ちを切り替えるためにもやった」1年間での成長 勝ち続けた高校時代とは違い、今までは勝つことができなかった。インカレ2位という結果を手にし、このままいきたかったがまさかの予備選敗退。この経験をから何か得たものはあったはずだ。苦難を乗り越えつかんだインカレ2位。この栄冠を手にするまで、どのようなことを考え、練習してきたのだろうか。――この1年間でどのようなことを意識してきましたか? 「階級を上げたし、体をデカくしようとしてきた。あとは、攻めのレスリングをすることかな。高校の時はカウンターレスリングだったし、うまくいっていた。だけど、大学に入ってルール変更があったり減量があったりで勝てなくなった。(多賀)監督からタックルを教えてもらい、今はできるようになってきた」――昨年より成長したと感じる部分はどこですか? 「メンタル面かな。あとは練習に対する姿勢。上級生になったし、自分がやらないと!って思って。上(上級生)がやらないと、そして強くならないと下(下級生)がついてこないからね。だからやらないといけないと思う」――他の選手には負けないと思う部分はありますか? 「技の種類や柔軟性かな。どんな体制からでも技がある」大舞台・天皇杯へ 「自分がやらないと」。その言葉どおり、練習は1時間スパーリングをするなど積極的に行っている。そして、下級生も付いていっている。 宮原にとって、1年時以来となる天皇杯。ハイレベルになることが必至であるこの大会。どのような気持ちで臨むのか。そして、どのような戦い方をするのか。――インカレ2位で天皇杯出場権獲得しました。1年生のとき以来の出場ですが、何か特別な気持ちはありますか? 「いつもどおりやるだけ。出ることが目標ではないから」――学生だけでなく社会人も参戦し、ハイレベルな試合になると思いますが? 「強い人たちを倒したい。今の自分の評価はあまり高くないと思うから、評価を上げたい」――どのように戦いたいですか? 「がむしゃらにやる。とにかく動いてタックルをねらう。パワーで劣るかもしれないが、スピードでカバーする。他の選手は減量がある選手がほとんど。自分はないぶん有利」――この選手には負けたくないという選手はいますか? 「誰にも負けたくないよ」――戦ったみたい選手はいますか? 「強い人とやってみたい。自分がどこまでやれるのか」――天皇杯での目標は? 「みんな強いからきついと思うけど、できれば優勝したい」 ルール変更、減量苦という壁をようやく越えることができた宮原。内閣総理大臣杯での予備選敗退という結果。しかし、試合後に練習をするという今まで見たことのない光景。これは宮原の成長へ大いに期待ができる光景だったように思えた。インカレ2位で自ら手にした天皇杯へのキップ。全日本クラスの大会へようやく宮原が帰ってきた。インカレ2位に続き、“宮原復活”なるか。天皇杯という大舞台での活躍が楽しみだ。◆宮原崇 みやはらたかし 営4 秋田商高出 173cm・74kgREAD MORE -
連戦連勝、優勝に王手!/東京六大学トーナメント
準硬式野球連戦連勝、優勝に王手!/東京六大学トーナメント 昨年度、同大会に優勝した本学は、連覇に向けて好調なスタートを切った。 初戦の相手は立大。先攻の本学は初回から打線がさえ、6回までに6点を奪う猛攻で立大を脅かす。しかし7回裏、立大に同点とされてしまう。不穏な空気が流れる中、江原主将(営3)は「ここで集中した方が勝つから」とチームを立て直し、選手たちは再びグラウンドに向かった。その甲斐あってか、古牧(文2)が左中間に三塁打を放ち、向山(文2)が生還、7-6。続く古城(政経1)の二塁打で古牧もホームインして8-6と見事逆転に成功した。その後は9回裏に1点を返されるものの、なんとか逃げ切り勝利。次の法大戦へコマを進めた。 因縁の相手である法大。連戦ということもあり、体力の消耗が懸念されていたが、強豪法大を相手にしても本学の打線は好調だった。特に古牧は4打席3安打の活躍を見せ、ライバル法大を圧倒。「自分が出来ることをやるだけ。でも打てて嬉しい。バットは振れている」と古牧は今日の自分の打席を振り返った。そして試合が終了してみれば、7-2と快勝。2年連続決勝戦へと進み、優勝に王手をかけた。 「今まで経験できなかった選手を積極的に出して、経験を積ませたかった」(江原主将)と、この試合ルーキーをはじめ普段のレギュラー以外の選手も多く出場。その結果「レギュラー陣以外のレベルアップが必要」(大竹コーチ)と今後の課題を見据えた。 また、ルーキーも「集中力を持ってやれば平気。今日の反省を胸に明日は絶対優勝したい」(岡田・広陵高)と明日に向け、気持ちを新たにした。この試合は彼らにとって今後に繋がる大きな自信となったに違いない。 明日、行われる決勝戦は昨秋のリーグ戦王者・早大だ。「(決勝戦は)当たり前のことをやるだけ。相手は誰でもやることは同じ」(江原主将)。連覇に向け、好調な出だしの本学。早大戦での彼らの活躍に期待が高まる。このページでやって欲しいという要望や感想など何かありましたらメールにてお知らせください。READ MORE -
明スポも参加し、親睦を深める/餃子パーティー
自転車明スポも参加し、親睦を深める/餃子パーティー 自転車部の新歓活動の一環である餃子パーティー。「みんなで餃子を一緒につくって食べて仲良くなれたらいいなと思って臨みました。餃子パーティーを成功させるべく湯浅(営3)先輩と新マネジャー・細田(文1)とで餃子同盟を結んで計画を立ててがんばりました!」(塩見・情コミ2)。今年は5人の明スポ部員が参加し、部員や新入部員、マネジャーとの交流をはかった。 17時10分、八幡山駅に集合、マネジャーの塩見とともに明大八幡山第2合宿所へ向かった。連れていかれたのは食堂。テーブルにはコンロとフライパンが置かれていた。まだ餃子はないようだ。 少し待っていると吉井コーチが到着。そう、この吉井コーチこそが自転車部所属のコックさんなのだ。大きなボールに入った餃子のタネ、スーパーの袋一杯の餃子の皮。部員、マネジャー、勧誘を受けた1年生の女の子、スケート部スピード部門の黒岩(政経3)、中野(政経4)、そして自転車担という楽しいメンバーで、餃子づくりがはじまった。わいわい談笑しながら餃子をつくっていく。テーブル一杯にさまざまな形の餃子が並び、300~400個は作ったのではないだろうか。タネがなくなった頃、5限終わりの参加者たちが到着し、食堂に入ってきた。 さて、準備も整ったところで、新歓隊長・竹内(法2)の挨拶。楽しい餃子パーティーが始まった。自転車の話、学校の話、恋愛の話などいろいろな話で盛り上がる。餃子を運ぶ際に落としてしまうといったハプニングも陽気な自転車部員は笑ってごまかす。 先ほど餃子を焼くのは自転車部の下級生の仕事。最初のうちは慣れないせいか、こげてしまうこともしばしばあった。しかし回を重ねるごとに餃子を焼く腕はあがっていく。「落としてしまった分の餃子を作れ」という吉井コーチの指令の下、マネジャーの大野(情コミ2)を中心にせっせと具材を切りきざむ。しかし味付けはやはり吉井コーチの腕の見せ所。手際良く調味料を加え、混ぜ合わせる姿はコックという呼び名がとても似合う。 そこへ仕事帰りであろう山上監督がパーティーにやってきた。スーツ姿の監督はいつもバンクで見かける監督とはどこか違う気がする。だが監督の頭の中はいつもと同じ。自転車をはじめとするスポーツのことで頭がいっぱいだ。選手との今後の練習予定、吉井コーチとの打ち合わせ、そして明スポ部員との他の体育会の話と、たくさん会話を明るく交わし、会を楽しめたようだ。 普段の大会では見ることができない表情をたくさん見ることができた餃子パーティー。「自転車部はみんな優しくて違うサークルの人でも受け入れてくれるところがいいと思います」(細田)と語るように、アットホームな雰囲気を楽しめたようだ。この餃子パーティーを通じて、自転車部の仲を深めることができたように感じられる。これからはより一層近くで彼ら、そして彼女たちを応援していきたい。READ MORE