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有終の美、アンクル王子ここに/全日本選手権
レスリング有終の美、アンクル王子ここに/全日本選手権 残暑厳しい8月の終わり、大阪は堺で学生王者を決定するインカレが開催された。全国から強豪が集う今大会、本学からは全部員の15人が頂点を目指し熱い戦いを繰り広げた。 1、2日目に行われたグレコローマンスタイルでは渡邊、佐藤がベスト16に入賞を果たし、好スタートを切った。しかし「得意なグレコでもっと上位に行けると思っていたのに、残念」(佐藤)と勝ちにこだわるコメントを残す姿もあった。 3、4日目に行われたフリースタイルでは、仲間が次々に姿を消していく中、小田、宮原、加藤(大)、相澤の4人が4日目の最終日にコマを進めた。 そして最終日、全ての階級で前日に比べて一層の激戦が繰り広げられる中、去年を思い出させる場面が訪れる。相澤、加藤、小田と順番に姿を消し、去年の今大会で準優勝を果たした宮原が残ったのだ。周囲からも1番の激戦になると注目を集めていた74㎏級で3、4、5回戦と連続フォール勝ちを収め、自分のペースで試合展開を作り上げていた宮原。5回戦で山名(日体大)に勝利した時には、「決勝までは行ける」(宮原)と確信したという。その言葉通り次の準決勝は、昨年のアジア・ジュニア選手権で銀メダルの鎌田(中京学大)を相手に、ストレート勝ちを果たした。 そして迎えた決勝戦。相手は去年、高校生ながら天皇杯全日本選手権で準優勝を果たした1年生の高谷(拓大)だ。タックル王子と称され、誰もが高谷の勝利に傾く中、「相手が誰であろうと自分のやり方で挑戦するだけ」(宮原)と始まった第1ピリオド。激しい攻防が展開される中、相手の一瞬をついたタックルで2点を取られる。しかし残り数秒で相手のタックルから、がぶり返しを決め第1ピリオドを先取。第2ピリオドでも息をのむ攻防が続く中で、以前課題としていたタックルで攻め足を取り、ポイントを重ねていった。そして、平成4年ぶり本学優勝奪還を果たしたのだ。 試合後、「本当によかったー!」と満面の笑みを浮かべる宮原。5月のリーグ戦で左肩を脱臼して以来、「ケガのため練習不足→試合で負ける→焦りとケガ」と苦しんできた。今回もケガを圧しての出場だったのだが「相手がタックルを得意としていたし、本来ならバックを取りに行くところだけど、左肩を使えないから、そこはがぶり返しに持っていった。持っていくだけのオフェンス力を鍛えていたから、タックル王子だろうと、それが自分に不利に働くことはなかった。相性もよかった」(宮原)と振り返った。 多賀監督も「高谷に勝つのは宮原だ」と、言葉通りの結果となった。また授賞式では優勝メダルと同時に優秀選手賞と最多フォール賞のトリプル受賞を果たし、今大会での宮原の活躍がいかに目立ったことかが証明された。 ケガの治療のため、今大会が学生最後となった宮原。宮原の父は、幻のモスクワオリンピックの代表選手であり、本学在学中はインカレ4連覇の偉業を達成している。そんな父を持ったからこそ「自分もやってやる」と、どうせ手術するのだから、思う存分にプレーすると意気込み、負けることができない試合。「大学に入ってタイトルを取れていなかったし、次に続く後輩にもしめしがつかない。このままでは辞めるに辞められなかった」と、最後だからこそ見せることのできた渾身の戦いをやってのけたのだった。 次に続け!と次の学生王座に向け、本学レスリング部の活気と練習に拍車がかかる。READ MORE -
組手3部門制覇!男子団体は6連覇/和道会全国競技大会
空手明治が王者の意地を見せつけた。組手の部・男子団体で、本学は6連覇の偉業を成し遂げた。また個人では、男子は谷崎、女子は浅井が制するなど、個人の成長も見えた大会となった。 順調に勝ち上がり、迎えた男子団体決勝。先鋒(せんぽう)の中村(豪)が先取するも、続く相良、松本が敗れ後がなくなった。しかし、連覇を続ける本学は慌てなかった。団体戦勝ち頭の谷崎、浦野が落ち着いた戦いぶりを見せ、逆転勝ち。見事6連覇を果たした。 昨年は振るわなかった個人戦も、男女計5人がベスト8入り。圧巻だったのは女子決勝だ。期待のルーキー・浅井と久保田の一騎打ちとなった決戦は「お互いに手の内を知ってるからやりづらい」(浅井)と、両者一歩も譲らない展開に。同点のまま延長に突入し、先取した浅井に軍配が上がった。 団体・個人と頂点に立った谷崎は「和道ではなく学連の大会が目標」と快挙にも気を抜かず、あくまでもインカレで上を目指すことを誓った。今年は経験豊富な上級生に実力十分の下級生と、人材がそろっている。何度となく本学の行く手をはばんできた強豪校を打ち崩すチャンスは、今しかない。READ MORE -
いよいよインカレ開幕!/日本学生選手権
水泳(競泳)順位は振るわなかったものの、多数の選手が自己ベストを更新した。READ MORE -
初日を終え上々のスタート/全日本学生選手権(新体操部門)
体操9月5日、海老名運動公園総合体育館で全日本学生選手権が開幕した。今大会は12月に行われる全日本選手権の予選も兼ねており、女子は12位以内、男子は18位以内が出場権を得ることになる。 今夏の課題の一つに体力強化を挙げていた山本(政経2)は競技終了後「夏に練習量をこなしてきたので、その成果が出た」と語った。その言葉通り5日に行われたロープ、フープの2種目を体力を切らすことなく演技。細かいミスはあったものの上々のスタートを切ることができた。6日に向けては「気負わず自分を信じて、自分らしい演技をしていきたい」(山本)。 また男子新体操の三宅(法2)は「リングで失敗してスティックで挽回する東日本と同じ展開になった」。しかしその失敗は、気持ちが吹っ切れるきっかけにもなり今後の演技に期待が持てそうだ。全日本選手権に出場するために重要となる6日の演技目標を三宅は「失敗がなく自分らしい演技をしたい」と語った。 全日本学生選手権は、6日も同会場で行われる。2人の華麗な演技に注目だ。READ MORE -
リーグ戦日程発表!/東京六大学秋季リーグ戦
準硬式野球リーグ戦日程発表!/東京六大学秋季リーグ戦 今春のリーグ戦では惜しくも2位に終わり、さらに全日本大学選手権出場を懸けた予選会では日大、創価大に連敗し出場を逃した。復活を懸けて臨む秋季リーグ戦。昨年は3位に終わり悔しい思いをしているだけに今大会での奮起が期待される。 なお、秋季リーグ戦で優勝した大学には、社会人も参加する関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦出場権が与えられる。見どころ 春季リーグ戦を制し、先日行われた全日本大学選手権で準決勝まで勝ち進んだ法大とは今リーグ終盤で対戦するため頂点を懸けた好試合が期待される。 また、昨年の秋季リーグ戦優勝の早大、今年の春季リーグ戦で本学から唯一勝ち点を奪った立大、春に苦戦を強いられた慶大に対しても決して油断のできない試合が続くことは間違いない。~注目選手紹介~ カギとなる投手陣は、本学の絶対的エース・井上(農3)と今リーグ戦が最後となる稲葉(商4)の2人がやはり中心となる。 打線は1年生ながら大活躍を見せた小林(法1)をはじめ、相沢(商3)、江川(法3)といったチームの主軸となっている3年生が投手陣を援護してくれるはずだ。~会場へのアクセス~早大東伏見グラウンド:西武新宿線・東伏見駅から徒歩5分法大多摩グラウンド:京王線・めじろ台駅から京王バス「め06系統 法政大学行き」で終点・法政大学で下車、徒歩10分立川公園野球場:多摩都市モノレール・柴崎体育館駅から多摩川方面に徒歩10分府中市民球場:京王線・府中駅北口から徒歩15分READ MORE -
秋季リーグ開幕!早大に白星発進
準硬式野球秋季リーグ開幕!早大に白星発進 息詰まる投手戦の中、7回裏に井上(農3)の本塁打で先制。8回表に同点に追い付かれるが、9回裏に満塁から古牧(文3)の犠飛でサヨナラ勝ちを収めた。READ MORE -
メドレーリレーは5位/日本学生選手権
水泳(競泳)大会2日目、一番盛り上がったメドレーリレー。結果は5位とメダルには届かなかったが、「個々人の力は発揮できた」(荻島)と納得のレースができた。READ MORE -
投打かみ合い早大に快勝!
準硬式野球投打かみ合い早大に快勝!明治は初回に3点を先制。投げては西(農2)が早大打線を完封し快勝した。READ MORE -
早大1回戦、劇的サヨナラで好スタート/東京六大学秋季リーグ戦
準硬式野球早大1回戦、劇的サヨナラで好スタート/東京六大学秋季リーグ戦 リーグ戦優勝、さらには目標だった全日本選手権の出場も逃すなど、悔しい経験をした春季。そのリベンジの意味も込められた秋季リーグ戦が開幕した。 初戦の相手は早大。幾度となく接戦の繰り広げてきたライバルとの対決は、今回も両エースが踏ん張る好ゲームとなった。本学の先発は不動のエース・井上(農3)。「調子は良いという訳ではなかったけれど、それでも一番よかったのはフォアボールをださなかったこと」(相沢・商3)と試合を通じて無四球の力投を見せた。 唯一のピンチは5回。先頭打者に2塁打を放たれると、続く打者にもバントヒットを決められ無死2・3塁とされてしまう。しかし、「1点とられてもいいから冷静にいこう」と選手が声をかけあい、無失点でこのピンチを切り抜ける。すると7回の本学の攻撃、「2ボールだったから思いっきり振っていこうと思った」(井上)と振りぬいた打球はレフトフェンスを越え、自らのバットで先制点を獲得した。 8回に相手に本塁打を放たれ、同点とされるも迎えた9回裏の本学の攻撃。先頭打者の柿木(商3)が四球を選ぶと、続く打者も出塁しノーヒットで満塁のチャンスを作る。ここでバッターはこの日4打席凡退と奮わなかった1番・古牧(文3)。「みんながここまでつないでくれたから打ちたかった」(古牧)と気持ちの乗った打球はレフトへ。これが犠牲フライとなり、代走の駒井(政経2)が本塁に生還。劇的なサヨナラ勝利を収めた。 「出ている選手は全力疾走し、ベンチの選手は声を出すっていう基本ができていて、いい雰囲気でやれた」(相沢)とチーム全員でつかんだ開幕戦勝利だった。大事な初戦をいい形で勝ち取った本学。春のリベンジへ、まずは好調なスタートを切った。READ MORE -
完全燃焼!の最終日/日本学生選手権
水泳(競泳)数々のドラマが生まれたインカレもついに最終日を迎えた。4年生はこれで引退となる。「チームの雰囲気がよく、流れに乗ることができた」(渡邉)、「最後に初めて決勝の舞台で泳ぐことができてうれしかった」(荻島)、「メダルねらいたかったが、力は出し切れた」(江部)とやりきった表情を見せた。READ MORE