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FAQ少林寺拳法
少林寺拳法Q:少林寺拳法は超人がやる武道というイメージがあるのですが。A:違います。 某サッカー映画を見た方がよく勘違いをされているようです。そのイメージは少林寺拳法ではなく少林拳の方です。少林寺拳法は日本発祥の護身術。一方、少林拳は中国発祥の武術です。別物と見るのがよろしいでしょう。Q:少林寺拳法をやれば強くなれますか?A:強くなれると思います。 ただし少林寺拳法とは人づくりを理念に掲げています。つまり、相手に勝つことではなく、自分に克つ為に強くなるよう努力します。また、ドラマでも紹介されるなど護身術として定評があり、女性やお年寄り、子供など力の弱い人でも親しみやすく、かつ強くなれる武道です。Q:大会の種目にはどのようなものがあるのですか?A:演武と運用法があります。 練習中に培った技を見せるのが演武。カンフー映画のジャッキーチェンが、攻守約束の下に繰り広げる拳の交わりを競技性にしたイメージにすれば理解しやすいです。映画の世界と言えども、突きや蹴りの動きや極め等が、不自然で技になっていなければ、カットされ撮り直しするのと同じで、競技では減点になります。 技の組み合わせを作って、与えられた時間内に表現します。得点制で、正確かつ豪快に構成を演じることにより高得点につながります。実践形式の1対1の戦いが運用法。投げと関節技は禁止されていて、打撃に焦点があてられます。攻者と守者を交互に変え争います。かつてケガ人が続出するほど危険だった為、今では防具を身に付けることが義務化されました。Q:練習ではどのようなことをしているのですか?A:明大の少林寺拳法部を一例とします。 剛法と呼ばれる突きと蹴り、柔法と呼ばれる投げや関節技の練習。そして、基礎トレーニング。また、演武と運用法の訓練などの練習も行います。Q:大学から始めても大丈夫ですか?A:もちろんです。高校までに少林寺拳法をやっていた人はほとんどいないと思います。明大少林寺拳法部も大半は初心者です。それでも本学は、毎年最優秀賞(=優勝)を獲得している強豪校です。少しでも興味があるなら大学から始めても遅くないので是非始めてみてください。Q:女子で武道は自信が無いのですがA:少林寺拳法は男女を対等に扱われる数少ない武道です。女子で出場できる部門の数は他の武道より多めです。演武には男子の部以外に女子の部と男女の部があります。確かに男女のペアで組む場合は多少体力的に厳しい時もあります。ですが、少林寺拳法で求められるのは肉体的な強さよりも精神的な強さ、体の柔らかさ等です。それらに男女の格差はないので、女子でもできると言えます。 いかがでしたか。これが少林寺拳法に関心を頂いてくれる契機となって頂くと嬉しいです。現在、明大少林寺拳法部は2年生と3年生の女子部員は大勢います。しかし残念ながら、1年生は少ないです。女子部員は随時募集しています。少しでも興味を持って頂いた方は下記のメールアドレスまで連絡をして下さい!アドレス:m-shourinji@hotmail.comHP:http://mshorinjikempo.web.fc2.com/READ MORE -
遠藤、世界2次予選通過ならず/世界選手権2次選考
体操世界への壁は厚かった。世界選手権出場が期待されていた遠藤が、2次予選で敗退。順位も36人中32位と振るわず、本来の力を出し切れない、悔いの残る結果となった。試合前から「調子はよくない」と語っていた遠藤。痛めた右ひじのケガが最後まで響いた。力技の練習が思うようにできず、練習不足がそのまま結果に出る形となった。特に顕著だったのがつり輪で、2日連続で7点台と昨年の全日本の成績をかなり下回った。また、今年度採用されている加点評価の変更も大きい。難易度の高い技を多く組み込まなければ高得点につながらないこのルールで、遠藤は痛みを抱えながらも難易度の高い技に挑まなければならず、ペースを乱した。小林コーチ「ひじの痛みを抱えながらも調子を戻さなくちゃいけないんだけど、それができなかった。それでも真希(遠藤)は我慢してよく頑張ってくれました」READ MORE -
京産大を完封、9季ぶりの〝正月越え〟/第44回全国大学選手権
ラグビー念願の「年越し(=準決勝進出)」だ。23日に行われた全国大学選手権2回戦、明治は関西唯一の8強入りを成し遂げた京産大を29-0の完封劇で破り、9年ぶりの4強入りを果たした。2008年1月2日に国立競技場で行われる準決勝の相手は対抗戦で引き分けた因縁のライバル・慶應に決まった。その先にある決勝で早稲田にリベンジを誓う明治、11年ぶり大学日本一まであと2つ。〝重戦車〟の快進撃は止まらない。~試合展開~前半:12分 明治T(宇佐美) GK失敗(田村) 明治5-0京産大→京産大陣右中間スクラムからNO・8宇佐美がそのままスクラムトライ。29分 明治T(衞藤) GK成功(田村) 明治12-0京産大→京産大陣ゴール前30mライン付近右中間ラックからSH茂木、SO田村、CTB安部、CTB衞藤とつなぎ、CTB衞藤がトライ。後半:6分 明治T(川俣) GK成功(田村) 明治19-0京産大→京産大陣ゴール手前右中間ラックからPR川俣が右中間にトライ。23分 明治T(杉本・晃) GK失敗(田村) 明治24-0京産大→京産大陣5mライン右中間ラックからSH茂木が右へ展開し、FL杉本(晃)が右隅にトライ。44分 明治T(宇佐美) GK失敗(田村) 明治29-0京産大→京産大陣ゴール手前20m付近スクラムからNO・8宇佐美が持ち込み、右隅にトライ。 明早戦での大敗が嘘のような快進撃だ。課題として挙げられていたディフェンスも安定し、2戦連続の無失点。試合後の記者会見では「対抗戦からの修正ができた」と藤田HCも満足げな表情を浮かべる。前半に先制した明治はファーストスクラムから相手にプレッシャーを与え続けた。前半に2つ、後半に3つのトライを重ねて29-0で快勝。後半にはケガで戦列を離れていた副将の趙(商4)と日永田(商4)も途中出場し、元気な姿をみせた。 この日はディフェンスの良さが目立った。2日に行われた明早戦では試合中盤からディフェンスが崩壊、集中力の欠如も重なったことで11トライを許し、まさかの71失点。だが、明早戦での修正点を洗い出し、短い期間ながらも課題を克服した。また、試合前に藤田HCから「集中力を80分間保つこと」を命じられた選手たちはノーサイドの笛が鳴るまで気を緩めることもしなかった。「リメイク練習の効果が出た」(川俣・政経4)と選手自身もディフェンス力向上を実感する。 だが一方で課題も挙げられる。「ミスが多かったし、まだディフェンスも甘い」(趙)。無失点で切り抜けたものの、ハンドリングやサインミス、など基本的なミスも少なくなかった。ブレイクダウンでの激しさもまだ足りない。来月2日に行われる準決勝、慶應戦では一つのミスが命取りになるだけに早急に改善を図る必要があるだろう。簡単なミスを減らして、今まで以上に守備力が向上すれば決勝進出も現実味を帯びてくる。11年ぶりの大学日本一の座を目指す〝重戦車〟は次にどんな試合を披露してくれるだろうか。明治は今季、慶應と2度対戦している。6月(31-31)、11月(29-29)、と引き分けが続いており、3度目の激突となる。2008年1月12日の大学選手権決勝に向け、明治フィフティーンの快進撃は止まらない。~試合後のコメント~藤田ヘッドコーチ「ディフェンスが修正できて手応えがあった。CTBのノックオンは〝前へ〟の姿勢が表れていた。9年ぶりの『越年』は〝原点回帰〟の成果。慶應戦はハイプレッシャー、ハイドリフトでリベンジしたい」。黒田BKコーチ「明早戦が終わってから切り替えることができて良かった。これからはベスト4の戦いだからそう簡単にはやらせてもらえない。ブレイクダウンでしっかり取れるようにしていければさらに良くなるはず」。HO上野主将(法4)「今日は早く仕掛けていこうという気持ちがあったので前に出れた。速い攻撃に対してディフェンスが対処できたし、セットプレーはラインアウトで序盤サインミスがあっても、それをゲームの中で話し合いで修正できた。これは大きいことだと思う。チームがもう1ランクレベルアップするためには、ブレイクダウンが課題。そこからもっとクリーンなボールを供給できるようにしていきたい。越年は自分も初めてなので未知の体験だから、チャレンジャーの気持ちでいく。慶応戦では、あまり深く考えすぎず、FWでプレッシャーをかけて明治の強さを証明したい」。PR川俣「早い修正をしてラインができていた。守りに関しては個人の意識が高くなった。リメイク練習の効果が出ていると思うし、ビデオミーティングをして意識を高めていたことが良かった。スクラムは回されてしまい、京産大はうまかったと思う。モールでは相手のプレッシャーに負けていたから甘かった。でもFW全体で勝っていた実感はある」。PR梅原(農4)「早稲田に負けてからディフェンスは組織で守るよう心掛けるようになった。京産大のスクラムは同じタイプかと思っていたが、違った。課題だったブレイクダウンは前よりよくなったがまだまだ課題」。LO雨宮(商4)「ラインアウトが安定していなかったので、精度を上げないと次は勝てない。次までの課題です。0に抑えられたのはディフェンスへの意識が上がったからだと思います。慶応とは、対抗戦でも引き分けたので次は勝って決勝にいきます」。LO柳川(法4)「今日は新しいディフェンスシステムが機能していて、少ない人数でボールを奪うことができた。次の慶応戦は必ず決着をつける」。FL杉本(晃・政経3)「よく得点できたと思う。ディフェンスはとにかく練習の成果が出ていた。ラインアウトではサインミスも出てしまったから、今後高めていかなければならない。慶応戦ではブレイクダウン、セットプレーの精度が勝負になると思う」。FL山本(政経3)「最初はセットプレーでミスが多かったが、基本に戻ってプレーすることで完封できた。慶応戦までに課題のブレイクダウンを克服して絶対に勝つ」。NO・8宇佐美(文4)「セットプレーで負けないことを目標にいった。スクラムでは押される場面もあったが、回してくる相手に対してしっかり対応できた。ラインアウトでは序盤サインが聞こえなかったりしてミスしていたので、きちんとサインを聞いてから動き出すように心掛けた。今はどこでどう動いたらいいか考えながらやれている。越年は初めてだが、気持ちを切らさずにやっていきたいと思う。慶応戦は、中でプレッシャーをかけて外で止める感じで向こうのBKを止め、決勝で早稲田にリベンジしたい」。SH茂木(営4)「完封できたという面ではチームはレベルアップしていると思う。BKとFWの連携など課題はまだまだあるが、自分たちがやってきたものの中に武器となるものは必ずある。慶応戦では、それが実行できるようにチームを盛り上げていきたい」。SO田村(文1)「(ケガの影響で)本調子じゃなかったが、最後まで出られてよかった。2日には間に合わせる。(キックは)真ん中でポイントをつくった時にWTBが寄ってきたので、相手を疲れさせてこっちのペースにするために多めに使った。ディフェンス面ではビデオミーティングの成果がかなり出ていると思う。慶応戦では自分は前に出て、衛藤と安部さんを立てていきたい。1つでも多く勝って先輩たちと長くプレーできるように頑張りたい。そして早稲田にリベンジする」。WTB濱口(政経2)「システムを変更した成果は出たが、アタックに関してはもっと工夫できた。慶応戦は対面が山田になるので、それも楽しみです」。CTB安部(法2)「ディフェンスは意識が高くなってきた。明早戦までは個々の判断でやってきたが、今はそれを全体で話し合うようになった。慶応とはずっと引き分けなので、勝つために頑張りたい」。CTB衛藤(営1)「まだミスは多いが、明早戦以降やってきた事が出せた結果だった。1人1人が以前に増してディフェンスを理解できていると思う。慶応戦ではBK陣を警戒し、いかに抑えられるか。あとは明治が最初から全力でプレーするだけ」。WTB松本(法3)「最低限のことはできたがキック処理が良くなかった。トライを取れる場面で取れなかったのが悔しい。早稲田に勝つまでは負けられない」。松浦(商3)「毎試合一歩ずつでも進歩しているのは確か。気合が入った試合だった。アタックには少し不満が残ったが、ディフェンス練習の効果は出ているし、80分集中できた試合だった」。FB武田(営2)「(ケガの交代について)全然大丈夫です。今日のBKはディフェンスが本当に良かった。星野(政経4)のケガでBK陣が一丸となっている。慶応はBK勝負になると思うので、明治の進化を見せつけたい」。趙~後半0分から出場~「やっと復帰できて良かった。ラグビーができて嬉しい。やっぱりラグビーは楽しい。自分が出ていなかった時はチームに迷惑をかけてしまっていた。(ケガで明早戦に出場できなかったことに関して)実際に中でやりたかった。今日は声が出ていたし集中力もあったので良かったと思う。個人の反省はディフェンスの整備とジャッカル。ミスが多かったのでディフェンスをさらに良くして修正したい。『正月越え』は未知の世界だが、早稲田には勝ちたい」。奥田(政経3)~後半17分から出場~「前半はアウェーで少し動きが硬かったが、トライを重ねてチームがのっていけた。まだ慶応には勝ったとはいえないので、気持ちで負けないように頑張る」。日永田(商4)~後半31分から出場~「久しぶりの出場だが、今の明治は年越しして当たり前の力を持っているので安心してできた。いまはほっとしている。このチームに愛着があるので、1日も長くプレーしたい」。松浦(商3)~後半36分から出場~「毎試合一歩ずつでも進歩しているのは確か。気合が入った試合だった。アタックには少し不満が残ったが、ディフェンス練習の効果は出ているし、80分集中できた試合だった」。READ MORE -
今季初の大会で優勝/YC&ACセブンズ
ラグビー春の訪れを告げる柔らかな日差しの中で行われた今大会。明治はCHANPIONSHIPトーナメントでは敗れたものの、1回戦の敗者同士で行われるCONSOLATIONトーナメントでは全勝し、見事優勝を飾った。 1回戦の相手はトップリーグでも常に上位に位置するトヨタ自動車ヴェルブリッツ。「コンタクトでは負けていないと思った」(田村・文2)と果敢に勝負に出るも、社会人の厚い壁に終始手も足も出ない状態。結局14分間ほとんど敵陣でプレーする機会すらないままノーサイド。完封負けを喫し、CONSOLATIONトーナメントに回ることとなった。 CONSOLATION1回戦の拓大戦は一進一退のシーソーゲームとなったが、辛くも勝利し準決勝へ。準決勝・三菱重工相模原ダイナボワーズ戦では、「徐々に動けるようになってきた」(田村)と言うように突破力やタックルの精度が増し、自分たちのペースでゲームマネジメントができるようになった。スコア自体は中盤もつれたものの、津久井(政経3)の逆転トライで退け、ついに決勝戦へとコマを進めた。 迎えた決勝戦の相手は大東大。昨年の大学選手権では完封勝ちをしている相性のいい相手だ。しかし15人制の時とは違い、メンバー7人の半数に外国人を起用してきた相手に対して明治は苦しめられる。コンタクトが強く手足の長い相手を止められず、さらにはスクラムからもターンオーバーされるなど、トライを量産されてしまう。しかし、準決勝までの勝利で波に乗った明治がここで諦めることはなかった。松本(法4)のトライなどで追いすがると、ラスト1プレーの鐘がグラウンド中に響き渡った終了直前に山本(政経4)が土壇場での大逆転トライ。劇的な勝利を収めて優勝を果たした。 今大会は杉本組が始動してから初めての実戦。新体制始動の遅さによる調整不足が心配されたが、CONSOLATIONトーナメントとはいえ、彼らは優勝という結果を私たちに見せてくれた。初戦こそ動きが悪かったものの、2戦目以降はセブンズという不慣れな戦いの中で彼ららしい戦いをしてくれた。特に、1人が抜かれると大幅ゲインを奪われることは避けられないセブンズにおいて、引きずられても離さないタックルの粘りは15人制になっても生きてくるものであることは間違いない。とはいえ、内容はまだまだ満足できるものではない。これから始まる春のオープン戦に向け、彼らは練習を重ね、今後は内容としても、そして今大会のように結果としても、私たちにその成果を見せてくれることだろう。“優勝”という結果を糧に、これからさらに進化を遂げていく杉本組のこれからが楽しみだ。~試合後のコメント~山口BKコーチ「最後まで全員が勝ちたいと思い、あきらめなかったことが良かった」。山本(政経4)「今大会はチーム一丸となって勝ち取った優勝。最初は練習した成果が出せず、試合時間が短かったこともあって修正ができなかった。セブンズはスピード感があり、ワイドに攻めなければならないから明治の苦手なスタイルだが、ここでの経験は15人になったときにも生きてくると思う。特にチームワークの部分を生かしたい。(最後の逆転トライに関しては)ここでいくしかないと思った。優勝するつもりで突っ走った。気持ちよかったです」。田村(文2)「今季初めての実戦でいい結果を出せてうれしい。やるからにはどちらのトーナメントでもいいから優勝してこいと言われていたのでよかった。大東大の外国人はコンタクトが全然違くて、止めることができなかった。接戦になってしまったのはそういうところからだったと思う。セブンズから15人制の試合で生きてくることはあると思うので、これを糧に頑張りたい」。奥田(政経4)「セブンズはいつもの半分以下の人数なので、広いスペースをカバーしなければならない。体力的にもきついし、お互いのコミュニケーションが重要。ただ、今日はうまくコミュニケーションが取れなかった。今度の東日本セブンズまでにそこは改善したい」。松本(法4)「初戦は敗れたけど、その後にきちんと修正して結果を出せたことが良かった。セブンズをやって、1対1で積極的に仕掛けることが重要だと思った。今日は4試合もあって疲れたけど、最後まで体を張ってプレーすることができた」。READ MORE -
4年生コンビ堂々2位!/全日本学生個人選手権
ウエイトリフティング4年生コンビ堂々2位!/全日本学生個人選手権 大会記録が次々と更新されていくハイレベルな展開が見られた今大会。本学は棄権者が多い中、軽量級・重量級の精鋭5名が参加した。 85kg級に出場した阿部(政経4)は、4年目にして全国大会で初のメダルを獲得した。過去3年間では、これと言って目立つような成績が残せず、どちらかと言えば陰に隠れているような選手だった。しかしこの日は違った。スナッチでもクリーン&ジャークでも6本中4本の試技を成功させる集中力で着実に記録を伸ばしていく。自己ベストであるインカレ記録を更新するトータル278kgで見事2位入賞を果たした。阿部は「過程を大切にする」というモットーを掲げ日々、練習に励んできた。その努力が実を結び、ようやくつかんだ全国の表彰台。頂点には一歩届かなかったものの「まわりの人のお陰でリラックスして望めた。インカレでは優勝したい」と満面の笑みで答えてくれた。 一方、+105kg級に出場した吉条。就職活動中で前日に試験があっての出場。そのため、「思っていた以上に成績がよかった」と振り返ったものの、練習不足と足腰の疲労で、スナッチとクリーン&ジャーク計6本中3本の成功にとどまった。くしくも優勝は高校時代からのライバル、太田和臣(九州国際大)に奪われるかたちとなった。結果には満足せず「インカレでは今日以上の成績をとって優勝したい」と気を引き締めていた。 今年が大学生活最後となる2人。ぜひともインカレでは優勝し、有終の美を飾ってもらいたい。また、今大会参加した1・2年生3人は、ケガや実力の差で思うように結果が残せなかったものの、全国の強豪と戦えたことは大きな刺激になっただろう。努力次第で十分上位に食い込めそうだ。これからますます目が離せない。READ MORE -
インカレクルー発表!
端艇インカレとは、全日本大学選手権のこと。大学ボート界の「てっぺん」を決めるために、全国の強豪クルーが戸田ボートコースに集結する。ボートに打ち込んできた多くの部員たちにとって、最も大きく、最終目標に据える大会だ。 明大端艇部でも、特にこの1年間は「インカレまで走る!」という角監督の宣言の下、全員がこのインカレに向けて準備を整えてきた。本学の目標は、男子が花形種目・エイトでの優勝、女子は早大はじめ全国の強豪を破っての総合優勝。8月21日~24日、戸田が大学生クルーの熱気に包まれる4日間。レースに勝つべく本学から選び抜かれたクルーを紹介しよう!<質問内容>1.インカレに向けての目標をどうぞ!2.どんなクルーにしていきたいですか?◎男子◎☆舵手付きフォア岩本勇祐(商2) 駒尚明(商2) 草地一真(商1) 小西淳介(営1) 吉野文人(法1)1.優勝です。1、2年生だけという学年に関係なく、成長して良さを発揮したいです。2.若い分勢いを出して、クルー一丸となってレースに向かっていきたいです。☆ダブルスカル長原昌弘(農3) 江南一輝(政経1)1.優勝です!しっかりした練習を積み上げて、自信を持ってレースに臨みたいです。2.2人なのでしっかり合わせてやっていきたい。人数が少ない分一つになりやすいと思うから、そこからやっていきます。☆舵手付きペア渡辺浩志(法2) 城篤史(商1) 南部雅紀(文1)1.1、2年生だけのクルーなので、パワーで負けないように頑張ります。2.毎日、練習以外でもコミュニケーションを取っていきたいです。☆舵手なしクォドルプル伊藤琢磨主将(政経4) 岩崎春弥(法4) 中島拓也(商2) 小口太陽(政経1)1.表彰台のてっぺんに上って、応援してくれた人たちを喜ばせたいです。2.学年がばらばらですが、自分たちにできることを全部やっていきます。☆エイト各務結揮(商4) 伊藤清剛(理工3) 遠藤幸太郎(理工3) 佐々木悠祐(法3) 嶋田友生(文3)長谷川智耶(政経3) 越智達之(商2) 橋本孝彦(法2) 平松伸一(営2)1.練習からしっかりやって、自信を持って優勝したいです!2.みんな優勝目指してそれぞれ頑張っていますが、艇の上では学年の隔たりなく、クルーとして一つにまとまっていきたいです。◎女子◎☆ダブルスカル井戸希恵(農4) 財津友美(政経4)1.優勝です!インカレでは貫禄の「王様レース」を見せます!2.やるときはやる、メリハリをつけます。練習でも妥協せずに追い込んでいきます。☆舵手なしペア川野真由美(営4) 山口一穂(政経3)1.優勝は前提!それ以上に今後の端艇部につなげていける漕ぎをしたいです。2.お互いに意見を言い合って、目標や2人の理想を近づけていきたいです。☆シングルスカル中山友紀(文2)1.2年目で、ようやく大学のレースにも慣れてきました。優勝目指して頑張ります!2.シングルスカルは自分との戦い。1人だからと閉じこもらずに、周りにパワーを与えられるような漕ぎをします。☆舵手付きクォドルプル藤原尚(法3) 三谷紗織(理工2) 浅利真喜子(政経1) 田口莉佳子(法1)1.クルー一丸となって優勝目指します!2.パワー系のクルーなので、違う学年の色を合わせて若さとパワーで頑張ります。 以上のクルーが、インカレで明大端艇部の力強いレースを見せ付けてくれるはずです。頑張ってください!☆こぼれ話☆ エネルギーをたくさん消費するボート競技。そんな端艇部に欠かせないのは何よりも食事。端艇部では毎日マネジャー手作りの食事で栄養を取っている。選手たちも「食事の時間が1番楽しい」(井戸・農4)、「授業や練習で、作ってくれたマネジャーと一緒に食べられなくて申し訳ない」(岩崎・法4)と部員みんなが集まる食事の時間を大切にしている。 また4年生女子は仲が良く、4人で食べ放題へ行くことも。近場の安い食べ放題に行っていた1、2年生の頃とは違い、最近ではホテルのケーキバイキングなど、質にもこだわった食べ放題が専らのストレス解消になっている。 そんな中、この日の取材で1番の盛り上がりを見せたのは“杏仁豆腐卵かけご飯”の話題。井戸が先日、本に載っていたのを見て実践したメニューらしい。作り方はなんとご飯に、杏仁豆腐と卵をかけ、まぜるだけ。井戸いわく、「食事がマンネリ化してきたら開発しないと面白くない」とのことだが、「山芋ご飯の味がないやつみたい」(各務・商4)、「でも少ししょうゆの味もした」(河津・文4)と他の部員からは大ブーイング。他にもご飯にごまドレッシングをかけてみたり、みそ汁に卵ふりかけをかけてみたり…新しい味の開発へ向け、試行錯誤の日々は続く。READ MORE -
投打に寄せ付けず勝利/東京六大学秋季リーグ戦
硬式野球投打に寄せ付けず勝利/東京六大学秋季リーグ戦 明治は5回、相手バッテリーミスの間に1点先制。さらに池田(法4)のタイムリーで追加点を加え、6回にも小林(雄・政経4)のタイムリーで3点目を挙げる。投げては先発野村(商1)が2安打に抑え、法政打線を相手に完封勝利を挙げた。READ MORE -
(5)武道の本質を知る実力者――稲浩平
空手1年時から団体戦メンバー入りを果たし、2年になると大将として活躍。個人でも昨年の関東選手権中量級優勝、全日本選手権5位と、稲主将は輝かしい実績を残してきた。そんな彼が明治を選んだ理由。それは偶然の産物だった。 名門世田谷学園高で、浦野(農4)、松本(政経4)らとともに稽古に励んでいた稲主将。ある日、浦野に会いに明治の関係者が来ていたところ、それに同席することになり、そのまま明治入学を決めたそうだ。大切なこと 成り行きで明治に入った稲主将だったが、高校までとは違い「自由にのびのびやらせてくれる」環境に、自分で考えてやることの大切さに気付かされた。「必死にやった分だけ気として出てくる」。最上級生になり主将に就任してからは「口で教えるのは苦手だから、部員には『強くなるために今自分は何をどうすればいいか』という意識を持ってほしい」と、態度で部を引っ張ってきた。 また、今まで空手をしてきた中で、稲主将が人一倍大切にしていることがある。それは「あいさつ」だ。最近学生の大会では、あいさつができなかったり、試合に負けた悔しさを試合会場の壁にぶつけてしまったり、あまり礼儀が見についていない選手も見受けられる。「あいさつは基本、相手への感謝の気持ちだと教わった。空手家として最低限のマナー」。礼に始まり礼に終わる。武道の良き伝統を体現する稲には、実力だけではない強さがある。最後の戦いへ 実力も備わっている彼は、下級生からの人望も厚い。世田谷学園高出身者が多く占める明治の中でも、中村竜大(法3)・豪秀(政経1)は小学生からの付き合い。「稲先輩と日本一になりたくて明治に来た」(中村(豪))とまで言わしめるほどだ。 自身も最後の大会を前に、いい刺激を受けている。今月の上旬、友人が所属する相撲部のインカレに訪れた。こちらも本年度最終戦だったが、結果は予選敗退。負けて涙する友人の姿から「最後は勝って泣きたい」という思いが込み上げてきた。「勝ち以外は通用しない。どんな勝ちでもいい。1試合でも多くやりたい」。順当にいけば、3年前敗れた関大と2回戦で、おととし2ポイント差で惜敗した大商大と3回戦で当たる。同期と、後輩と、少しでも長く一緒に戦えるよう、全力でリベンジに挑む。◆稲浩平 いなこうへい 法4 世田谷学園高出 166cm・67kg 今回で「俺たちの空手道ッ!~最後の戦いへ~」は最終回です。ついに23日にはインカレを迎えます。強豪校に勝つべく練習に励んできた彼らの応援よろしくお願いします!READ MORE -
慶大にまさかの7失点…連勝途切れる/関東大学リーグ戦
サッカー前節苦戦しながらも法大を振り切り、開幕連勝で波に乗る本学。今節は、昨年ダントツの成績で二部リーグを優勝し、今期も強豪・国士大に圧勝するなど、今乗りに乗っている慶大との一戦を迎えた。前半から点の取り合いになったこの試合、本学は4点を奪いながらも大量7失点を許し、今期初の敗戦を喫した。 ゴールラッシュの口火を切ったのは慶大だった。本学は前半11分に早々と先制点を献上すると13分後にも追加点を決められてしまう。しかし、この失点で目を覚ましたのか、ここから本学の巻き返しが始まる。前半26分、29分に久保(法3)が、30分に山田(政経3)がゴールを決め、わずか4分間で逆転に成功。ここから流れが本学に傾くが、追加点を決めきれない時間が続く。反対に前半終了間際に同点ゴールを決められ、このまま3‐3の同点で前半を終えた。 そして勝負の後半、まさかの結末が本学を待っていた。前半の均衡を打破すべく、攻め上がる本学。しかしその裏を突かれ、後半9分に失点を許してしまう。さらに、体制を立て直す間もなく10分、11分、15分とまさかの連続失点。4点差をつけられ、試合を決定付けられてしまう。その後もあきらめず攻め続けた本学だったが、反撃も32分の日野(営3)の1ゴールのみ。そして試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、まさかの大量7失点で今期初の敗戦を喫した。 開幕3試合目にして初めて許した敗戦。7ゴールを奪われはしたものの、点差ほどのパフォーマンスの差は感じられなかった。神川監督も「すべてを失う敗戦ではない」と、あまり悲観した様子は見られなかった。また、「日程は言い訳にはならない」(田中(政)主将・営4)としながらも、慶大の中4日に対して本学は中2日。内容だけでなく日程での不運も、今回の大量失点を招いた原因の一つになったに違いない。攻撃面では前節の3得点に続き、今節も4得点と好調を維持している。オフェンスとディフェンスがうまく絡み合えば、ここから連勝街道を築いていけるはずだ。今回の大敗をあまり悲観せず、しかし心に留め、次節以降に生かしていってほしい。☆試合後のコメント☆・神川監督「立ち上がりから試合をつくれていたので、少し浮き足立ったのかもしれない。分かってはいたが、少し日程を恨みたい。失点は最終ラインだけのせいではない。点を取れたところは良かった」。・田中(政)主将「内容は悪くなかった。むしろ質はこっちの方が上だったと思う。ここ2試合で9失点、オフェンスは頑張っているので、ディフェンスも頑張らないといけない」。・笠原(商3)「点を取られて崩されてしまった。もっと試合中に修正していけたら良かった」。READ MORE -
初戦勝利し順調にスタート/東京都夏季選手権
バスケットボール(男子)本日から始まった東京都夏季選手権大会。初戦の八王子custom戦では見事本学が勝ち、次のベスト8決定戦へ駒を進めた。 スターターは、岡(営4)、牧原(理工4)、鈴木(農3)、松林(政経3)。試合開始後すぐに牧原が3Pシュートを決め、好調なスタートを切る。その後も、岡や松林を中心に得点を決め、23-18で第1クォーターを終える。 第2クォーターは、本学も相手も得点を重ね、途中同点に追い付かれる接戦だったが46-42と本学がわずかにリード。 続く第3クォーターでは、調子に乗る本学が次々と得点を重ね74-57と差をつける。 第4クォーターでは「途中走れたが後半バテてしまった」(鈴木)とあるように、選手に疲れが見え始める。しかし第3クォーターまでは出ていなかった森永(政経2)や加藤(法1)なども加わってつないでいき、途中追い付かれそうになるも、90-86で本学が勝利した。 次の試合は昨年ベスト8で優勝候補のファミリーテンス東京。「1週間くらい前から準備していた」(鈴木)チームでの勝利。「個人的にはもう少し集中力が保てるようにしたい」(鈴木)残り2週間調整をし、次戦に臨んでほしい。READ MORE