府立前インタビュー ~3年生~ 上田晃輝、百合草春男、由良沙優花
拳法
2016.11.26
原田メイジが最終決戦に臨む。11月27日、大阪府立体育会館(現・エディオンアリーナ大阪)で第61回全日本学生拳法選手権(団体インカレ)が開催される。通称は「府立」。全国の日本拳法部が最終目標として掲げる大会だ。そんな大舞台で明大拳法部は5連覇達成という偉業に今大会挑む。決戦直前、臨戦態勢に入った彼らに突撃し、その強さの秘訣に迫った。
<上田晃輝・法3=立城北>
――いよいよ今週末に府立を迎えます
最近はあんまり練習が良くなくて、でもちょっと前のいいイメージを取り戻してやっていけば大丈夫なのかなと思います。5連覇したいですし、先輩たちも最後で、ずっと3年間お世話になってきた先輩なので一緒に全国制覇できたらいいなと思います。
――去年までのチームとの違いは
去年は石田先輩が1人がっていう感じだったんですけど、今年は2人がいい関係でバランス保っていろいろとやってくれているなという印象です。原田先輩が主将として引っ張っていきつつ、玉置先輩も周りを見ながら指導してくださったりとか、いい環境でやれているなというのはすごい感じています。
――原田主将はどんな方ですか
めちゃめちゃストイックで、すごい自分を追い込んで、それでその姿を「ついてこい!」という感じに見せて、周りも頑張らないなと思わされます。自分で行動で示していくタイプなんだろうなとは思いますけど、言うとこは言いますね。チームのモチベーションが下がる感じのことは言わないですし「もっと追い込んでいかんと」みたいなもっともっとっていう練習を盛り上げる面でのことをよく言っていますね。
――先輩たちから吸収していきたいことはありますか
自分らの代はどっちかというと、あんまり自分を出さないとことかがあったりして、そういうところで先輩たちはいろいろ言ったりすることができているので、自分たちも4年生になって引っ張っていく立場になるので、もっともっと自分を出してついてきてもらえるようになりたいですね。
――個人の現状はいかがですか
3月に手術をしたんですけど、それで半年できなくて。10月の東日本の試合が復帰戦で、ケガが多かったんですけどその中で自分ができることを集中してやってこれたと思います。この最後の府立をメインに頑張ってきて、体力づくりを頑張ってきました。あとは勝ちたい、5連覇したいという思いが一番強いですね。
――プレーできなかった期間で得られたことも大きかった
もっとこうしたほうがいいというのが見えるようになりましたね。1回ケガして外れるといろいろ見れるようになって「これってこうなんや~」っていうのがすごいわかったので得たものは大きかったですね。
――具体的な練習方法としてしてきたことは
速さとはずっと上げたりとか、打った後にすぐ返しただりとかというのは心がけてやってきました。(上級生になっての意識の変化は)1・2年の時は心にすごい余裕があったんですけど、3年生になると絶対に自分が勝ちたい、勝たないといけないという気持ちが強くなりましたね。
――残り日数でやっていくことは
いいイメージを持って、すごくイメージトレーニングをしたりだとか、あとは自分のやっていかなあかん動きをしっかり固めて、悪いイメージを持たずに試合に持ち込んでいけたらなと思います。
――先輩たちのためにという思いは強いですか
そうですね。最後なので、優勝をやっぱり決めてほしいです。
――最後に府立への意気込みをお願いします
出たところでは一つも落とさずに絶対に勝てるように、5連覇目指して自分の最大限のパフォーマンスができるように頑張っていきたいと思います。
――ありがとうございました
◆ 上田 晃輝(うえた・こうき)法3 立城北高出 176cm・69kg
<百合草春男・文3=愛知県私立桜丘>
――府立前、心境はいかがですか
とうとう来たなという感じです。
――チーム全体で掲げていることは何かありますか
引き分けは狙わずにどんな試合でも勝ちにいくというのを意識しています。(現在は)追い込みの練習が終わったので、今は調整をしています。もう12メンバーが決まっていて、そこから7人出るという感じですね。
――昨年までとのチームの違いは
昨年までは石田先輩がだいたい決めるという感じだったんですけど、今年は例えば原田さんが新しい練習のメニューを決めたりしたら、色々と意見を出し合うみたいな、意見は出しやすくなったかなと思いますね。
――原田主将はどんな方ですか
本当に尊敬ですね。練習中でも練習外でも、もう色んなことで尊敬しています。やっぱり自分に厳しくて、練習メニューもすごく考えてくれているし、みんなにもアドバイスしてくれて、最高です。試合前とかは「お前もちゃんとやってきてるんだから、自信持ってやっていいよ」とか色々声をかけてくれます。調子が悪い時も「大丈夫」みたいな感じで勇気づけてくれます。
――副将の玉置さんは
文学部で同じで、1年生の時から色々部活以外でも勉強とか教えてもらっているので…感謝しかないです。先輩2人はライバルでずっとやってきていて、お互いに高め合っていってるのがすごいです。尊敬です。
――個人の調子はいかがですか
良いです。名古屋の個人戦で負けちゃったり、東日本もそうでしたし、色々そこで学べたかなと思います。悔しかったけど、学べました。
――上級生になって、何か変わった部分はありましたか
多少プレッシャーとか、去年より感じるかなというくらいですが気にするほどではないです。(メンタルは)強いと思わないと、弱くなっちゃうので。
――今年で印象深い試合は
選抜で優勝したときですかね。去年は自分が決勝で大将で負けちゃっているんですけど、今年は大将で原田先輩が勝ってくれて。そこで僕の詰めの甘さを感じたので、来年はそういうになりたいなと思いました。なります。
――自身で成長を感じられた部分は
成長したというか、気付かされた感じですね。強くなるためにはもっと色々なことを考えないといけないということを学びました。
――特にやってきた練習はありましたか
色々と技のバリエーションを増やそうと思ったんですけど、なかなかできなくて。でもその分、いいところを伸ばしてきたというのはあります。パンチは特にやってきました。
――残り日数でやっていくことは何でしょうか
あとはみんなで気持ちを合わせるということが一番大事だと思います。(その中で)自分が盛り上げていけるように頑張りたいです。
――当日はどのように戦っていきたいですか
考えすぎないように、自分らしさを出せばそれで勝てるんじゃないかなと思っています。
――4年生との最後の試合になります
ずっと自分が1年生の時から可愛がってもらって、ご飯もたくさん連れて行ってもらいましたし、練習も一緒にやってきましたし、一番付き合いの長い先輩でお世話になったので、恩返しできるようにしたいです。
――最後に府立への意気込みをお願いします
5連覇、先輩に気持ちよく引退してもらえるように、みんなで頑張ります。
◆ 百合草 春男(ゆりくさ・はるお)文3 愛知県私立桜丘高出 175m・68g
<由良沙優花・法3=城東>
――府立一週間切りましたが気持ちは
とりあえず女子4人に増えて、初めて3人フルメンバーで出れるので、今までとは違いますね。男子は5連覇が懸かって、すごいプレッシャーに感じていると思いますが、女子は歴史も全然浅いので、男子を気にせず女子はのびのびとやりたいこと、やっていければいいかなと思います。
――フルメンバーで出場できる気持ち
めっちゃうれしいです。今が今までの拳法部の歴史の中で女子が一番多い代です。2人で出るのと、3人で出るのと全然違うと思うのでただただうれしいです。(ずばり目標は)一戦一戦勝ち抜くことも大事だけど、下級生は試合経験が全然ない子たちばかりだから、自分が一番試合経験がありますし、府立も3回目で雰囲気とかもわかっているので自分は絶対勝つようにして、下級生には変なプレッシャーとか重いものを託さないで、いつも通り頑張れって感じでやれたなと思います。1回戦は絶対勝てる相手だと思うので一戦一戦目の前の試合だけを見て上に行きたいと思います。
――一番上として戦う気持ちは
フル出場になった年が自分も上級生の年なのでやっぱ去年は下級生のトップ、上級生と下級生は全然違うので自分自身は一応、男子ほどじゃないですけどあります。女子の一番上なので、明治の女子の顔でもありますし、看板背負っているので、明治の名には恥じないプレーをしなくちゃなと思いまうす。
――上級生になって変わったことは何でしょうか
拳法をやる年数が徐々に増えて、3年目なんですけど、色々と新しい技を知ったりとか、頭使わなくちゃいけないことが増えていって今までは自分のことしか見れていなかった。上級生は後輩指導もしっかりしなくちゃいけないと思い始めて、今までは自分だけで一杯一杯だったのをちゃんと後輩にもアドバイスして困ったことは強い弱い関係なしにもちゃんとアドバイスしなくちゃと思ってしています。
――女子チームでごはんとかは行かれるのでしょうか
行きます、行きます。この間も4人でディズニーに行きました。どの大学よりも仲はいいので、でも馴れ合いじゃなくてオンオフがある子たちなので、縦社会ガチガチじゃない感じでやっています。
――原田さんと玉置さんが引っ張っているチームの雰囲気は例年と違うか
主将は主将で一個頭抜き出てる部分はありますが、普通の練習とかだと、昨年一昨年は主将主体でしたが、今は4年生全員がみんなで作り上げているなと思います。みんなが笑顔できつい練習もやっている場面が増えたかなと思います。
――府立への意気込みをお願いします
男子に負けずに女子は女子で新しい道を切り開くつもりで、自分は絶対勝ちます。絶対負けないで勝ち進みたいと思います。
――ありがとうございました
◆ 由良 沙優花(ゆら・さゆか)法3 城東高出 166cm
[土屋あいり・島村昭二]
<上田晃輝・法3=立城北>
――いよいよ今週末に府立を迎えます
最近はあんまり練習が良くなくて、でもちょっと前のいいイメージを取り戻してやっていけば大丈夫なのかなと思います。5連覇したいですし、先輩たちも最後で、ずっと3年間お世話になってきた先輩なので一緒に全国制覇できたらいいなと思います。
――去年までのチームとの違いは
去年は石田先輩が1人がっていう感じだったんですけど、今年は2人がいい関係でバランス保っていろいろとやってくれているなという印象です。原田先輩が主将として引っ張っていきつつ、玉置先輩も周りを見ながら指導してくださったりとか、いい環境でやれているなというのはすごい感じています。
――原田主将はどんな方ですか
めちゃめちゃストイックで、すごい自分を追い込んで、それでその姿を「ついてこい!」という感じに見せて、周りも頑張らないなと思わされます。自分で行動で示していくタイプなんだろうなとは思いますけど、言うとこは言いますね。チームのモチベーションが下がる感じのことは言わないですし「もっと追い込んでいかんと」みたいなもっともっとっていう練習を盛り上げる面でのことをよく言っていますね。
――先輩たちから吸収していきたいことはありますか
自分らの代はどっちかというと、あんまり自分を出さないとことかがあったりして、そういうところで先輩たちはいろいろ言ったりすることができているので、自分たちも4年生になって引っ張っていく立場になるので、もっともっと自分を出してついてきてもらえるようになりたいですね。
――個人の現状はいかがですか
3月に手術をしたんですけど、それで半年できなくて。10月の東日本の試合が復帰戦で、ケガが多かったんですけどその中で自分ができることを集中してやってこれたと思います。この最後の府立をメインに頑張ってきて、体力づくりを頑張ってきました。あとは勝ちたい、5連覇したいという思いが一番強いですね。
――プレーできなかった期間で得られたことも大きかった
もっとこうしたほうがいいというのが見えるようになりましたね。1回ケガして外れるといろいろ見れるようになって「これってこうなんや~」っていうのがすごいわかったので得たものは大きかったですね。
――具体的な練習方法としてしてきたことは
速さとはずっと上げたりとか、打った後にすぐ返しただりとかというのは心がけてやってきました。(上級生になっての意識の変化は)1・2年の時は心にすごい余裕があったんですけど、3年生になると絶対に自分が勝ちたい、勝たないといけないという気持ちが強くなりましたね。
――残り日数でやっていくことは
いいイメージを持って、すごくイメージトレーニングをしたりだとか、あとは自分のやっていかなあかん動きをしっかり固めて、悪いイメージを持たずに試合に持ち込んでいけたらなと思います。
――先輩たちのためにという思いは強いですか
そうですね。最後なので、優勝をやっぱり決めてほしいです。
――最後に府立への意気込みをお願いします
出たところでは一つも落とさずに絶対に勝てるように、5連覇目指して自分の最大限のパフォーマンスができるように頑張っていきたいと思います。
――ありがとうございました
◆ 上田 晃輝(うえた・こうき)法3 立城北高出 176cm・69kg
<百合草春男・文3=愛知県私立桜丘>
――府立前、心境はいかがですか
とうとう来たなという感じです。
――チーム全体で掲げていることは何かありますか
引き分けは狙わずにどんな試合でも勝ちにいくというのを意識しています。(現在は)追い込みの練習が終わったので、今は調整をしています。もう12メンバーが決まっていて、そこから7人出るという感じですね。
――昨年までとのチームの違いは
昨年までは石田先輩がだいたい決めるという感じだったんですけど、今年は例えば原田さんが新しい練習のメニューを決めたりしたら、色々と意見を出し合うみたいな、意見は出しやすくなったかなと思いますね。
――原田主将はどんな方ですか
本当に尊敬ですね。練習中でも練習外でも、もう色んなことで尊敬しています。やっぱり自分に厳しくて、練習メニューもすごく考えてくれているし、みんなにもアドバイスしてくれて、最高です。試合前とかは「お前もちゃんとやってきてるんだから、自信持ってやっていいよ」とか色々声をかけてくれます。調子が悪い時も「大丈夫」みたいな感じで勇気づけてくれます。
――副将の玉置さんは
文学部で同じで、1年生の時から色々部活以外でも勉強とか教えてもらっているので…感謝しかないです。先輩2人はライバルでずっとやってきていて、お互いに高め合っていってるのがすごいです。尊敬です。
――個人の調子はいかがですか
良いです。名古屋の個人戦で負けちゃったり、東日本もそうでしたし、色々そこで学べたかなと思います。悔しかったけど、学べました。
――上級生になって、何か変わった部分はありましたか
多少プレッシャーとか、去年より感じるかなというくらいですが気にするほどではないです。(メンタルは)強いと思わないと、弱くなっちゃうので。
――今年で印象深い試合は
選抜で優勝したときですかね。去年は自分が決勝で大将で負けちゃっているんですけど、今年は大将で原田先輩が勝ってくれて。そこで僕の詰めの甘さを感じたので、来年はそういうになりたいなと思いました。なります。
――自身で成長を感じられた部分は
成長したというか、気付かされた感じですね。強くなるためにはもっと色々なことを考えないといけないということを学びました。
――特にやってきた練習はありましたか
色々と技のバリエーションを増やそうと思ったんですけど、なかなかできなくて。でもその分、いいところを伸ばしてきたというのはあります。パンチは特にやってきました。
――残り日数でやっていくことは何でしょうか
あとはみんなで気持ちを合わせるということが一番大事だと思います。(その中で)自分が盛り上げていけるように頑張りたいです。
――当日はどのように戦っていきたいですか
考えすぎないように、自分らしさを出せばそれで勝てるんじゃないかなと思っています。
――4年生との最後の試合になります
ずっと自分が1年生の時から可愛がってもらって、ご飯もたくさん連れて行ってもらいましたし、練習も一緒にやってきましたし、一番付き合いの長い先輩でお世話になったので、恩返しできるようにしたいです。
――最後に府立への意気込みをお願いします
5連覇、先輩に気持ちよく引退してもらえるように、みんなで頑張ります。
◆ 百合草 春男(ゆりくさ・はるお)文3 愛知県私立桜丘高出 175m・68g
<由良沙優花・法3=城東>
――府立一週間切りましたが気持ちは
とりあえず女子4人に増えて、初めて3人フルメンバーで出れるので、今までとは違いますね。男子は5連覇が懸かって、すごいプレッシャーに感じていると思いますが、女子は歴史も全然浅いので、男子を気にせず女子はのびのびとやりたいこと、やっていければいいかなと思います。
――フルメンバーで出場できる気持ち
めっちゃうれしいです。今が今までの拳法部の歴史の中で女子が一番多い代です。2人で出るのと、3人で出るのと全然違うと思うのでただただうれしいです。(ずばり目標は)一戦一戦勝ち抜くことも大事だけど、下級生は試合経験が全然ない子たちばかりだから、自分が一番試合経験がありますし、府立も3回目で雰囲気とかもわかっているので自分は絶対勝つようにして、下級生には変なプレッシャーとか重いものを託さないで、いつも通り頑張れって感じでやれたなと思います。1回戦は絶対勝てる相手だと思うので一戦一戦目の前の試合だけを見て上に行きたいと思います。
――一番上として戦う気持ちは
フル出場になった年が自分も上級生の年なのでやっぱ去年は下級生のトップ、上級生と下級生は全然違うので自分自身は一応、男子ほどじゃないですけどあります。女子の一番上なので、明治の女子の顔でもありますし、看板背負っているので、明治の名には恥じないプレーをしなくちゃなと思いまうす。
――上級生になって変わったことは何でしょうか
拳法をやる年数が徐々に増えて、3年目なんですけど、色々と新しい技を知ったりとか、頭使わなくちゃいけないことが増えていって今までは自分のことしか見れていなかった。上級生は後輩指導もしっかりしなくちゃいけないと思い始めて、今までは自分だけで一杯一杯だったのをちゃんと後輩にもアドバイスして困ったことは強い弱い関係なしにもちゃんとアドバイスしなくちゃと思ってしています。
――女子チームでごはんとかは行かれるのでしょうか
行きます、行きます。この間も4人でディズニーに行きました。どの大学よりも仲はいいので、でも馴れ合いじゃなくてオンオフがある子たちなので、縦社会ガチガチじゃない感じでやっています。
――原田さんと玉置さんが引っ張っているチームの雰囲気は例年と違うか
主将は主将で一個頭抜き出てる部分はありますが、普通の練習とかだと、昨年一昨年は主将主体でしたが、今は4年生全員がみんなで作り上げているなと思います。みんなが笑顔できつい練習もやっている場面が増えたかなと思います。
――府立への意気込みをお願いします
男子に負けずに女子は女子で新しい道を切り開くつもりで、自分は絶対勝ちます。絶対負けないで勝ち進みたいと思います。
――ありがとうございました
◆ 由良 沙優花(ゆら・さゆか)法3 城東高出 166cm
[土屋あいり・島村昭二]
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府立優勝を記念した祝賀会を開催/全日本学生選手権優勝祝賀会
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拳法 2023.11.30関根晋一監督――王座奪還となった心境はいかがですか。 「うれしいの一言ですけど、本当に去年はうちが優勝校本命だったんですよ。どの大学も明大が優勝すると思っていたところで不甲斐ない結果になってしまって、悔しい思いをしてこの1年間を過ごしてきました。それなりに厳しい練習もしてきたので、今日はほんとに特別にうれしいです」 ――野村主将はどんな存在でしたか。 「チームを引っ張ってくれていました。やはりキャプテンシーって必要なんですけど、明治大学拳法部の主将は代々それを持っています。彼は、部員との会話も尊重しているキャプテンだなという印象を持っています。よく引っ張ってきてくれました」 野村龍星(文4=関西福祉科学大)――王座奪還を達成されましたがいかがですか。 「本当になんとも言えない気持ちというか、これで学生拳法がおしまいなんだなという少し悲しい気持ちと、この最高のメンバーでこの試合に挑めて優勝したっていう最高のうれしさが2つありました」 ――野村選手のチームを前向きにするという強みを感じた1日でしたが、雰囲気づくりに関して意識されたことはありますか。 「拳法っていうマイナー競技に、大学生活を週6かけて入ってきてくれた一般部員、そして明大の優勝してる姿に憧れて入ってきた僕たちスポーツ推薦の人たちが一致団結して府立で優勝やグランドスラムを目指して頑張ってるわけですけど、楽しい方がやっぱりいいなっていう、拳法面白くないなって思ってもらいたくなくて、笑って最後終わるためにも、一人一人に楽しめっていうことを言ってました。やっぱり勝たないと試合って楽しくないので、勝ってこそ楽しさっていうのがわかると思うので、最後にその楽しさを味わうためにも、一人一人が一日一日を努力し積み重ねてきました」 大川翔(法4=藤嶺学園藤沢)――優勝した今の心境はいかがですか。 「最後勝てなくて悔しかったですけど、チームは勝ったんでうれしいです」 ――前期は野村選手が離脱しており、試合ではチームをまとめる場面も多くありましたが、どのようなことを考えていましたか。 「僕は結構厳しくやるというよりかは、体の使い方が上手くなる筋トレとかをしながら一人一人のメンタルとか見ながら仕切って、声をかけてました」 市川由奈(法4=関東学院)――明大拳法部はどんな場所でしたか。 「人生で一番成長できた場所でした。この22年間の中で、よくこの2年間っていう短いスパンでこんな成長できたなっていう風に思います」 ――これから先も拳法を続けられますが、そのことについての意気込みをお願いします。 「学生の時よりかは試合に出る機会も減ると思うんですけど、その分、一回一回の試合を大事に、自分の今後につながる試合をして、上を目指して頑張りたいと思います」 井上晴陽(法3=三井)――雪辱を果たしましたが、今の心境はいかがですか。 「素直にうれしいですね。去年ここで負けて、柊也(木村柊也・令4文卒)さんたちには本当に申し訳ないなっていう思いがずっとあったので、今年こそはっていう思いで1年間やってきました。野村先輩にもずっと可愛がってもらってたんでなんとしても絶対今回は優勝しようと思って、それで優勝できたのでもうほんと嬉しいです。」 ――試合中、野村主将から体を叩いてもらったり、逆に叩いて鼓舞したりというシーンがありましたが、どのような気持ちでしたか。 「野村先輩がいてくれること自体が心強いんですけど、ああやって野村先輩自身が動いてくれることも心強いですし、野村先輩がずっとチームのこと考えて、後輩にも常に声かけしたりしてたので、最後かっこいいとこ見せてくださいねっていう意味も込めて、野村先輩に頑張って来てくださいということで肩を叩きました。」 森川征那(文3=三井)――率直なお気持ちを教えてください。 「すごく気持ちいいです。やはり王座奪還というところなので。あと、今年2冠できたので、そこもよかったなっていう風に思います」 ――来年の府立までに高めていきたいことは何かありますか。 「やはり自分も大事なんですけど、周りのみんなも強くしないといけないので、しっかり周りを見る力というのをつけて成長させて、自分も一緒に成長していきたいと思います」 越智通友(営3=明大中野)――決勝戦を振り返ってみていかがですか。 「引き分けが1個あったんですけど、負けなしだったので、結果的には良かったなと思います。けど、まだ詰めが甘いところとかあるので、来年に向けてもっと頑張ります」 ――初の府立で緊張はされましたか。 「他の大会と違ってすごい緊張感があるなっていうことと、みんながその緊張感持ってやってるので、すごい盛り上げてくれて、結構戦いやすい大会だなって思いました」 土屋賢生(法2=関西福祉科学大)――優勝した心境はいかがですか。 「なんかごちゃごちゃですね。なんかその、大好きな、中学校からずっと仲良かった龍星くんが引退するのも、バイバイなるのも悲しいし、だけど優勝してうれしいし、自分負けてるし、もうぐちゃぐちゃです」 ――野村選手はどのような存在ですか。 「とてもお世話になっています。拳法も教えてもらったし、中学校の部活でポジションもずっと一緒で、中学校からずっと長い付き合いで、背中ずっと追いかけてきてました。バイバイするのは悲しいんですけど、憧れを超えられるように、僕もこれからあと残り2年間頑張っていきたいです」 山田健斗(文2=桜丘)――今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。 「初っ端から僕たちが圧勝して勝って雰囲気が作れてたので、もう最後もいけるなって思いました」 ――野村メイジとしてやってきた1年の振り返りをお願いします。 「野村キャプテンは本当にいい人で、すごく仕切るのが上手いんですよ。なので僕たちもそれに向かって一緒にもう着いていってました。龍星くんと一緒に練習するともちろん強くなるし、やはり龍星くんの人柄があるからこそ、僕たちの士気ももっと上がってると思います。だから、本当に龍星くんがキャプテンでよかったなって心から思います」 READ MORE -
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