個人戦で実力発揮/日本学生選抜選手権

射撃
1999.01.01
 参加資格が各種目学生ランキング20位以内という今大会。まさに選ばれたものだけが参加できる戦いだ。明治はSBR(P-60)部門で三島が1位の他、AR団体では1年生中心の布陣で、男女ともに3位に入る活躍を見せた。
 今大会は、男女で種目が分かれるものがあるなど特殊なルールで行われた。馴れない環境の中で、AR男子には勝岡(農1)、女子には小塚(政経1)、木村など1年生が多く出場し、活躍する。木村は491.4の好スコアで、上位成績者8人のみが参加を許される最終決戦、「ファイナル」に、齊藤、川井と共に出場。大舞台で貴重な経験を積み、女子AR団体3位入賞にも貢献した。
 SBRではもはや本学のエース的存在・三島に注目が集まる。個人SBR(P-60) 部門では見事1位に輝き、期待に応えた。「3姿勢の中で一番つらい。腕の痛みとの戦い」(宮崎・政経1)という伏射競技での優勝は、三島の技術だけでなく、並外れた精神力を物語る。今後の活躍にもつながりうる結果だ。
 全学年の選手が活躍を見せた本学だったが、総合成績では男女とも、優勝にあと一歩及ばなかった。この悔しさをばねに、目指せ、総合優勝!