善戦もベスト16/関東女子学生新人戦

剣道
善戦もベスト16/関東女子学生新人戦


徐々に強さを増してきた本学女子にとって、活躍の期待された今大会。本学は善戦を演じるものの、4回戦での敗退、ベスト16に終わった。
 
 2回戦を3―0と順調に勝ち上がった本学は、3回戦平成国際大との試合に挑んだ。先鋒・内木(商2)が突きを取られ、惜しくも敗戦してしまう。しかし次鋒・毛塚(法1)が面で一本勝ちを収めると、続く中堅、副将と一歩も引かぬ戦いを見せ1―1で大将・黒田(政経2)につないだ。その黒田が立ち上がりから気迫溢れる戦い振りで相手を圧倒。中断後の素早い開始から一瞬のスキを付いてコテを決めた。しかし試合も後半に差し掛かるころ、相手にコテを決められてしまう。このまま引き分けた本学は、代表戦に挑んだ。選ばれたのは黒田。2試合連続になるとはいえ、「すぐに決めた」(今野監督)と絶大な信頼で送り出された。その期待通り黒田は面を決め、チームを勝利に導いた。
 続く法大戦。先鋒から勝って勢いをつけたかった本学だが、一歩及ばずに敗戦。中堅・大久保(商1)が引き分け古井(政経2)が一本勝ちを収め健闘するも、最後まで流れを変えることはできずに1―3で負け、4回戦で姿を消した。

4回戦で本学の前に立ちはだかった法大には、定期戦で勝利を収めているだけに悔しい結果となった。選手や監督にも「負けてはいけないと、考えすぎてしまった」(黒田)、「悔しい。力を100%出すのは難しい」(今野監督)と悔しさが残る。しかし立ち止まってはいられない。これからシーズンはオフに入るものの「自分を磨き上げていかなければこの先勝てない」今野監督)。来年、成長した選手たちがどんな活躍を見せるのか期待したい。


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