日ごろの鍛錬の成果を披露/全日本演武大会

合気道 2016.05.28
 年齢を問わず全国の合気道家が一堂に会する今大会。明大からは麻野拓也(文4=暁星)、石田彩乃(法3=明大中野八王子)、川岸駿介(商2=明大中野)、橋本隆太(政経2=本郷)の4人が出場。冬の全国学生演舞と並ぶ大きな舞台で堂々とした演舞を披露した。

 全日本演武は一枚の畳で大人数が一斉に演武を行うため周囲との接触も多い。その中で今回からは安全性を考慮して飛び受け身が禁止となった。ダイナミックさを表現しやすい受け身の禁止に、力強さが売りの明大の選手たちは新たな工夫を求められた。「元気よく大きな動きをしよう」(橋本)と学生らしさを意識した。4年生はこれが引退前最後の大きな大会。「麻野先輩と演武できる機会はもうこの先ないので」(川岸)と下級生の今大会に対する思いもひとしおだった。

 スポーツ推薦のない合気道部。「新入生も大変だと思うんですけど、頑張って続けていってほしい」(麻野)と引退前の4年生は下級生にエールを送った。今後もさらなる向上のために、日々の鍛錬を積み重ねていく。

[谷山美海]

演武後のコメント
麻野

「リハーサルであまり元気がなかったという指摘を受けまして、狭い場所では抑えがちになる所ですが本番はしっかりとできたと思います。(引退前最後の大きな大会でしたが)表現というよりは学生最後の舞台だと思って学生らしさっていうのを意識してやりました。普段は演武のために取り立てて練習するっていうことはないんですけど、受け身は特に稽古後でも残って練習しました。狭いので飛び受け身がいいかなと思っていたんですけど、本部の師範の方から『飛び受け身は危険なのでやらないように』と言われて後ろ受け身中心にやりました。(上手くできた技は)正面打ちと入り身投げですかね。(唯一の4年生部員ですが大変なことは)今年は1年生がたくさん入ったので、全員のことを見きることが難しいです。(合気道を通して身についたことは)精神性が重視されるので、気持ちを鎮められるようにはなったと思います。(下級生に向けて)合気道部はスポーツ推薦がないので新入生も大変だとは思うんですけど、頑張って続けていってほしいです」

川岸
「他の選手はほとんど上級生で黒帯の人とか多かったんですけど、自分は白帯で経験も少ないっていうことで元気良くやることを意識しました。同じ受け身でもいろいろあって、会場が狭かったので受け身の仕方も(浅野先輩が)いろいろ指示してくださったので演武しやすいというところもありました。(上手く決まった技は)天地投げですかね。自分でも上手くできたなって思います。浅野先輩と演武できる機会はもうこの先ないので、それに対する個人的な思いみたいなものはやっぱりありました。(合気道部に入って)人との繋がりというか、輪は広がったと思います。(後輩が入部して)大変ではありますけど、それよりもたくさん入部してくれて嬉しいです。指導も含めて新歓期から毎日試行錯誤を繰り返してます。(これからに向けて)この先黒帯もとりたいなって思って。誰でもできる練習を誰にもできないぐらい重ねて、精神的にも技術的にも強くなりたいです」

橋本
「リハーサルの時に狭くてぶつかってしまってそれがなるべくないようにしつつ、元気よく大きな動きをしようとしました。なるべく受けを早く取って、短い時間なのでどんどん技を引き出せるように心がけました。自分がやった技というよりは受けが早くできた感じです。まだ先輩方に比べると、ぎこちない動きとかがまだまだあるのかなと思ったので、ここから日々の稽古でなるべく柔らかくしていきたいです。(始めたのは大学から)そうですね。高校で柔道をやっていて大学からは剣を使ったものを始めようと思っていたんですけど、それだけではやっていけないかなと思ったので、受け身とかを生かせたらいいと思って合気道にしました。柔道とは違って合気道は力の方向とかを意識するので、なるべく力を引っ張らないようにするのが大変です。(面白さは)合気道は階級がないので、色んな体格な人がいて技をやっているのは他の競技では考えられないので、そこは面白いと思います。(明治らしさは)明治はダイナミックさとか力強さというのを意識していると思います。(今後)流れるように技をかけたり、受けをしたりというのを身につけていきたいです」


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