堂々のAブロック昇格/関東女子大学春季Bブロック対抗戦

ゴルフ
1999.01.01
 二日間にわたる大会の結果、本学はAブロックへの切符をつかんだ。
 
 ゴルフでは天候が勝敗を大きく左右する。1日目は風が強く、影響は大きかった。しかし、本学はその厳しい環境の中2位と約20ストローク差という好成績を出しトップに躍り出た。2日目も雨が断続的に降り、天候には恵まれなかったが他大を大きく突き放し、2位の慶大と57ストローク差という大差で優勝。「チームとして団結できていた。メンバーに4年生が多いので、最後の年ということもあり気を抜かずにやり切ることができた。」(坂本主将・営4)

 今回の大会には、事前に会場のロイヤルカントリークラブで合宿を行うなどの調整もし、個人もチームも調子を万全に整えて臨んだ。大差優勝のカギは、Aブロックを想定した練習にあった。AブロックとBブロックの力の差は歴然であり、本学は昨年の反省を生かし、Aブロック昇格後を見据えた練習をこなしていた。そのため、今回の結果は当然の勝利ともいえる。

 今大会で昇格を果たした本学には、秋季の残留にも十分な期待が持てる。その要因として、これまでの練習だけでなく、ルーキーの存在も挙げられる。女子Aブロックは5人が戦い、上位4名のスコアで成績が決まる。昨年度の本学は、4名で出場。実力ではなく人数という点で、他大を有利にしてしまっていた。今年度は、5人目の戦力として橋添(政経1)が入部。人数・戦力共に充実した現在、他大に劣らぬ実力を持つ本学ならば、秋のAブロック対抗戦で上位入賞も夢ではない。