厳しさに欠けた試合/秋季関東学生リーグ戦

ホッケー
 秋季リーグ第2戦。前回の試合で見つかった課題を克服し格下相手に実力の差を見せ付けたかった本学だが、武藤主将(営4)・野原(法3)・橋谷(営3)の主力メンバーが抜けた影響からか終始集中力に欠け、ペースをつかめず苦戦を強いられた。

 大差をつけての勝利が予想されていた今回の試合。しかし序盤から相手のディフェンスに阻まれ得点チャンスがつかめない。「気持ちが乗り切れていなかった」(小池コーチ)と、東日本選手権で見せた「つなぐホッケー」が機能しなかった。
だが相手に先制点を決められ目の色が変わった。前半残り5分から猛反撃。個々のプレーがかみ合いだし、パスがつながり始める。沼田(法2)のアシストを辻本(農3)が確実に決め、一挙2得点。良い雰囲気で前半を終了した。

 しかし後半戦になると再び集中力を欠き、前半の勢いを生かせない。「ゲームメイクできる選手がいない。結果バタバタしてしまった」(小池コーチ)と、最後まで攻めきれない中、相手に追加点を許してしまい結果は引き分け。ホームで悔しさを味わった。

 「試合に臨む厳しさに欠ける。1対1の競り合いで振り切られてしまっている。日々の練習が足りない」(小池コーチ)と、課題は多い。一つ一つのプレーを見直し修正することがこれからの勝敗を左右するだろう。優勝を目指している本学だけに、これからは負けが許されない戦いとなる。

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