課題浮き出た引き分け／春季関東学生リーグ戦

ホッケー

1999.01.01

新体制になってそれまでの個人に頼るプレースタイルから、組織的なプレースタイルへと改革を進めている本学。練習試合を重ねることで、手応えを感じ勢いに乗りリーグ戦に臨んだが、早大相手に引き分けに終わった。

　「最後の詰めが甘い。チャンスでしっかり決めないと」(山口監督)。前半は相手に支配される時間が長くピンチも目立ち、思うように動けなかった本学。しかし後半になると徐々にパスが回り始め、惜しいシュートが何本もありチャンスの場面が立て続けにあった。だがあと一歩のところで点を決めることができず、結局引き分けに終わる。

　課題は気持ちの持ちよう。「普段の練習から本気で取り組み甘さを無くさなければならない」(小池コーチ)。メンタル面を強化しどんな相手にも全力を出し、絶対に負けない姿勢を保つ。そしてその先にあるリーグ戦制覇へ向け、本学の挑戦はまだ始まったばかりだ。