表彰台の頂点へ 全日本ジムカーナに向けて/事前取材

自動車 2015.08.21
 明日、8月22日から2日間にわたって全日本ジムカーナ選手権が鈴鹿サーキットにて行われる。チームの状態は良好なものの、全日本ダートトライアル選手権では4位と目標としていた順位には届かなかった。全日総合杯で優勝し年間王者になるためには、全日本のジムカーナで表彰台に上がることは必須。厳しい戦いとなるが、今年行われた全関東ジムカーナ選手権では近年で最高順位となる3位を獲得するなど優勝の可能性は十分にある。チーム全員で試合車両の整備を行い、4年目の思いをぶつける大森和也(理工4=明大中野)を筆頭にしたジムカーナメンバーの3人をレース場へ送り出す。
 大会を前に、全日本ジムカーナ選手権出場メンバーの2名とチームを支える金子良太主将(法4=明大中野)に意気込みを伺った。
(この取材は8月19日に行われたものです)


金子主将
「全日本で表彰台はいきたい。関東は3位だったが上位校との差が大きかった。3位からこれから1位になっていくのは難しいとこもある。関西にも強い大学はあるが基本的にジムカーナに関しては表彰台を関東が独占している。ターゲットは関東の強豪校。車に関しては絶え間なくどんどん改良を加えていて、試合車の戦闘力は上がっている。整備の力は実際すごく上がっている。高度な整備は専門のお店に頼んだりすることが多かったが今はほとんどない。車のセッティング、車高を上げたり下げたりすると結構乗り味が変わってそれだけでタイムが変わったりする。タイヤの空気圧にどれだけ空気を入れるかでも違う。そういう細かいセッティングは特に大森が力を入れていた。そういう面での技能とか知識面の増加はされているかなと思う。僕はあんまり言うほうじゃないし、自分たちが考えてやれるように促してやるタイプ。今までの部活が4年生とか主将にすごく比重が大きすぎるというか、その1人が頑張って部活が回ってるみたいな感じが嫌で、僕がいなくても回るような部活にしたいなと思ってやっていて、今はそれが体現されてるかなと思う。人数が増えてきているがすごくまとまっていて優勝に対して目標を共有できてるかなと思う。関東では優勝できたがダートでは4位というところでその分他大も力を入れてくるというか、そういったところでなかなかうまくいかないというか、やりきった結果4位ということで何かすごくこれがなかったらなということはないがそこは難しいところ。(関東の総括)決めてとなったダートの直前、1週間前に試合車両がクラッシュして横転してしまってそれをみんなでどうにか1週間で間に合わなせればいけないというときにすごくチームが団結していて、毎日整備してそれがすごく結果としてみんなの気持ちが一つになったというのがある。注目してほしいのは4年の大森。他の追随を許さない速さ。練習は去年に比べてかなりほぼ毎週行っている。今年からOBのほうで練習費を負担してもらえるようになって練習に行きやすくなった。青学を倒さないと(全日総合杯は)絶対に勝てない。あとは慶応義塾。今やっているのはとにかく車を軽量化して速くするっていうこと。今まで僕がやってきた中でジムカーナの車は一番完成している状態。自信はある」

大森
「最後のスピード競技の大会ということで悔いのないように終えたいなという気持ち。やれることは全部やる。やることは車のセッティングとか車両づくりとか車に対すること。(関東は)結果は団体で3位だったが内容はいいものではなくて、1、2位と離されての3位だったので。車の車両の変更とか加えたので全関の時よりはかなり車が良くなっている。差は詰まっていると思う。変更したのはLSDっていう左右の車輪の回転をなくすためのパーツがあって、それを強くしたのと後ろのギアハッチっていう後ろの開くドアの窓ガラスをもっと軽い素材に変更した。軽量化にはかなり力を入れた。10㎏か15㎏位変わったと思う。軽くなったのは実感している。4年生の集大成なのでそこで1番いい結果を出したいという思いと個人で良い成績を出したいというのと4年間部員全員と頑張ってきて最後は最高の結果を出したいという気持ち。総合杯で直近のライバルが青山学院。最低限の目標としては青学より上の順位で大会を終えるということ。最終的な目標としては優勝したい、鈴鹿で勝ちたいという思いはずっとあった。団体でも個人でも優勝したい。車もすごいいい感じできている。大会の時になると自分は整備とかしないで全部みんながやってくれたりする。そういう時に周りからすごくサポートされてるなと思う。練習会とかでも指示しなくてもみんながすぐパッと動いてくれたりする。今日も千葉の成田の浅間台スポーツランドってとこに行ってきて、現地でタイヤ交換する時とかも自分はやらないでみんなが何にも言わなくてもやってくれたりとか、会場までの運行もほかの部員が運転してくれる。そういうのは選手の身としてすごくありがたい。渡邊はミスをしない。1番目は確実にミスをしないでタイムを残す。1走目はコースを1周してみてどういう状況だとかここのコーナーはきついから減速するとか後の人に伝えるのが大事。自分は3走目で、1番タイムを残す役割」

小平勝也(商3=巻高)
「ほかの2人が4年生で、今までもこの3人で出てきたが学年が1個あがったことで責任の大きさというか1年間やってきた分上達してる部分もあると思うのでその責任の大きさを感じている。4年生の2人がとても上手なので2人に見合うというか足を引っ張らないような成績で貢献したいなと思う。自分は自動車部に入ったときから選手の方を見てかっこいいなって思ってて、やっぱりなりたいって気持ちが強かった。自分の車で練習したりとかそういうのは日々やりながら積み重ねっていうところが結びついてる面がある。全関東は自分だけタイムが少し遅くて成績にマイナスに響いたって面があってそれがやっぱり悔しくてやってきたのでその反省を生かして今回はやりたいかなって思う。車も、ジムカーナに合わせてコツコツやってきて、塗装も新しくして心機一転チーム一丸となって取り組めたらなと思う。前は白ベースに紫のラインだったが今はベースが黄色。黄色と紫の2色。他の大学と違う感じでかっこいい。練習の回数も増えたが今年からOBの方々に助成をいただくようになって選手の負担も軽くなった。より意欲的に取り組めるようになった。去年まではお金がないまま必死にやりくりしてった感じで心の余裕がなかったような気がして、今年はそういうことがなくなって大会に集中できるようになったしプラスのことが多くて大会結果にも結び付いている。何も言わなくてもみんな整備とかやってくれるし選手内での声掛けも意識してやっているつもり。結構雰囲気はいい方向にいっている。出る選手ももちろん1人なので、出走前に頑張れって声かけたりとかいうのも今年からいい風潮というか流れができてる。そういうのがあっていい雰囲気だなと思う。みんなで同じようなタイムで帰ってこれることが大事。選手3人、他のサポートのメンバー合わせて全員で総合杯を勝ち取りたい。個人でも安定した走りをできるようになってゆくゆくは表彰台の真ん中に立ちたい」


[自動車担一同]

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