中大に完敗 開幕3連敗も東島が今季初白星/関東大学2部リーグ戦

ボクシング 2015.06.15
 昨年入替戦で2部リーグに降格した中央大に最後までくらいついたが、1―6で完敗した。2番手の東島健(商4=千葉経大附)が勝利を挙げたが、続く小山内幹主将(文4=青森北)が敗北。その後は全員が敗れ、これで開幕3連敗となった。残すは早大、慶大戦。2部残留へ、負けられない戦いが続く。

 主将の意地がぶつかり合った。キャプテンである小山内が激しい殴り合いの末判定負け。1-1、同点の場面で迎えた主将対決。体のバランスを保ち、サイドをとりながら打っていく自分のスタイルで挑んだ。しかし、想定を上回る相手のスピードと左ストレートに苦しみ、結果は惜敗。「チームにばねを、弾みをつけたかった」。相手主将を破り、チームを勢いづけたかったが叶わなかった。最終スコアは1-6と完敗。これで、チームは開幕3連敗となった。

 最高学年の意地を見せた。東島が念願の今季初勝利。練習で行っていたという相手を外してからの左ストレートをうまく使い、1R目から積極的に攻めた。2R目にペースダウンするも3Rで修正。再び流れをつかみ、そのまま押し切った。手ごたえある内容に、勝利を宣告されると東島は静かにうなずいた。
「昨年の減量苦から、階級を上げた。それなのに結果が出なかったのが辛かった」。最終学年として迎えた今季。チームを引っ張っているキャプテンの小山内の姿をずっと隣で見てきていた。だからこそ、早く結果が欲しかった。そんな中でつかんだ今季初勝利に「ここで勝ててほっとした」と笑顔を見せた。「今まで明治がやってきた練習が嘘じゃないというところを見せていけるような試合をしたい」。4年生である東島にとって最後の2試合となる早慶戦へ強い思いをぶつけ、その活躍に期待したい。
 
 今戦は1-6と厳しい結果に終わったが、次戦は昨季4―3で勝利した早大との戦いになる。「あとは全体的なチーム力。一人一人が支え合いながらパワーをつけていきたい」と小山内。試合はもつれこむことが予想されるが、チーム一丸となって早大を撃破したい。2部残留のカギは残る早大、慶大戦。ここからが本番と言っても過言ではない。開幕戦後「早慶明の争いになるだろう。どうしても早慶に勝たなければいけない」と星野監督は話している。2部残留を決めるため、残る試合で確実に勝利を奪いに行く。

[石塚真維]
 
試合後のコメント
小山内主将

「全体を通してあと1つってところで負けてしまったところがあった。僅差の試合が多かった。全体的にはぎりぎりだったのであともう少しかなと思います。1試合1試合、日体大、平国大とやってきて仕上がりは良くなってきている。あとは早稲田慶應、そこの勝負。 全員で勝ちに行きたい。(自身の試合について)距離感と左が得意ではないのでそこでちょっとストレートをもらってしまった。クリーンヒットが相手の方が上回っていた。手数かスタミナでは勝てると思っていたのでそこで勝負したんですけど判定には響かなかった。全勝を逃してしまって残念です。パンチを受けられずにもらってしまった。あとはスピードが速かったので、そこを対策して次の早稲田、慶應ではつなげていけるように、勝つだけかなと思う。(主将対決だったが)今回主将対主将が多い。日体の時も主将だったので、今回も勝ちたかった。チームにばねを、弾みをつけたかったので、そこは申し訳ない。今日は自分のボクシングができるように、体のバランスを崩さないようにしてサイドをとりながら打っていこうと思っていた。ただ相手の踏み込みが良かった。ジャブとか最初の出だしでもらってしまったので印象が悪かったかなと思う。(今後に向け)変えられるものはがっつり変えて皆で一丸になっていきたい。あとは全体的なチーム力。一人一人が支え合いながらパワーをつけていきたい」

東島
「苦手なサウスポー相手だったので、練習でしていた、外して左ストレートというのが1Rは当たっていた。そこは練習の成果を出せたと思うけど、2R目にいつもの悪い癖が出てしまって、相手を見過ぎてしまった。相手にペースを取られてしまったので、そこを3Rで今日は修正できた。でも試合を通して見てみると、ちゃんとしたボクシングになっていなかった。そこは次の早稲田、慶応との勝負なので、改善していきたい。いつもは焦ってしまうけど、今日はラウンドごとにコントロールできた。そこが一番大きかった。サウスポー同士というのがあって、前の手のさし合いの勝負になると思っていた。いかに前の手をもらわないでいけるかというのを鍵だと思っていた。リードを外して打つという練習をしてきた。1Rは出来たけど、2R目には相手に読まれて、そこの相手がわかってきたところをラウンドを挟んで違うパターンでいけたのがよかった。日体、平国戦と自分が勝っていればチームが楽になったのに落としてしまったというのがあって、すごい落ち込んでいた部分はあった。でも、これで早稲田、慶応と絶対に勝たないといけないところにつながるようにはなった。少しほっとしてはいる。今日はここを取らないと他の階級がきついのはわかっていたので、いい内容で試合を運ばないといけないと思っていた。4年生で、キャプテンの小山内がなった時から引っ張ってくれていて、それをずっと隣で見てきていて、それに応えたいという気持ちが強かった。日体、平国戦と負けてしまって、そういう気持ちを見せられなかったのが辛かった。ここはやっぱチームのためにも、安心感というのが必要だと思うので、今までは小山内が勝ってくれて見せてくれていたので、それに自分も協力したい。やっぱチームのためにもやりたいと思っていたので、そこは勝って次に安心感としてチームに貢献できればと思っている。やっぱり絶対に早稲田、慶応には負けられないと思っているので、とりあえず落ち着いて、自分のボクシングを焦らないでしっかりやれば結果はついてくると思うので。今まで明治がやってきた練習が嘘じゃないというところを見せていけるような試合をしたい。減量は、昨年の減量苦をコーチ陣もわかっていて、階級を上げた。それでちょっと結果が出なかったのが辛かった。とりあえず、減量苦がない分、やっぱ1R取られても、戻せる安心感があるので大分楽。ライトフライの時は、1Rのことしか考えられなかったのが正直なところ。2、3まで考える余裕がなかった。今回はその心配がないので楽になりました。やっぱり1Rは練習したことが出せて、そこを3R目で強引に手数を稼いでいこうと思えたのは階級を上げたというのが一番大きな要因。3R目は汚い試合になってしまったけど、自分でもボクシングとは言えない感じだったけど、比較的、外しての左ストレートが当たったので、それが相手に効いたし、嫌がっているのが分かったので、大きかった。やっぱり動けるというのはでかかった。いつもだったら足が止まっちゃうとこだったけど、前にいけたので。安心感もあるけど、相手も階級を上げたらパワーがあるので、一発もらうとTKOになってしまう。ガードの面で大事さ、不用意に出ていくことの危なさを感じている。3試合目でまだまだだけど、ガードも高くなってきて、少しは意識できてきている」

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