4年生対談(2)内田桃香×村上志帆 「胸を張れる4年間」
少林寺拳法
2015.06.10
5月上旬に行われた関東学生大会で好成績を収めた少林寺拳法部。前期の大舞台を終え、部は早くも今後を見据えた活動に移っている。その部の幹部として、中心となり活動している4年生への対談を、3回に分けて紹介する。
第2回は、前回の2人とは対照的に大学から少林寺拳法を始めた女子の2人。道着の先輩に憧れて入部し、関東学生大会では立合評価法女子有段の部で入賞を果たした村上志帆(政経4=わせがく高)と、大会では演武だけでなく会場のアナウンスとしても大活躍している内田桃香(政経4=高崎北)の対談です。
――3年間を振り返っていかがでしょうか
村上「そうですね。あっという間だったかな。年々、時間が経つのは早いです」
内田「早かったね」
村上「3年生が一番長かった!」
内田「そうだね、でも一番濃い1年でした。2、3年生は、新鮮味はなかったです。後輩の指導は新しかったけど」
村上「1番上であることが驚き。あれ、先輩がいないぞ? という気分」
内田「自分の下に3代もいる! 下級生気分が抜けない」
村上「今の自分を先輩に見られるのが恥ずかしい。一丁前に幹部してるよ、みたいな」
内田「自分が1年生の時の4年生みたいになれていないなとは感じます。先輩方の偉大さを感じます。自分は親しみやすさ満開でどうなのかなって」
村上「分かる!」
――少林寺拳法を始めたことについて、今振り返ってみてどうでしょうか
村上「始めたきっかけは完全にノリでした。道着を着ていた女子の先輩をいいなと思って。そんなに少林寺について深く考えていなかったです」
内田「何か新しいことを始めたくて。あと、武道をやりたかったから。でも、入ってからあー、やばい、ちょーきつい、毎日怒られる、もうやめたい、と思いつつやめないんだろうなと思いながら続けてきました」
村上「本当に!?」
内田「だって、志帆がいたし。同じ境遇の子がいるし」
村上「それは確かに大きい」
村上、内田「今まで続けてきてよかった。初段まで取れたしね。後輩の指導も一丁前にできるようになったしね」
内田「他のサークルとかじゃできなかったよね」
村上「大学生活、胸を張って何をしたって言えなかったと思います」
――関東学生大会が終わりましたが
村上「最後だったんだな、と思いました。個人的にはやり切れました。あれ以上できないと思うくらいできました」
内田「私も精一杯できたと思います。自分で追いつめられるし、抜くこともできる一人での段位で、あれが自分の最大でした。少し残念でしたけど、本選まで行けてよかったです」
村上「白緑の部がよかった。人の結果であんなに喜んだことはないです」
内田「私も、関東大会のアナウンスをしたので、先に結果を知っていました。読み上げるときは本当にうれしかった」
――今年の4年生の代の雰囲気はどうですか
村上「堀尾(愛主将・商4=姫路商)がそういう集まりをしよう、しようと言うので、じゃあ、という感じでついて行って楽しんでいます。前期お疲れ会、後期お疲れ会、新年会に忘年会とことあるごとに集まっています。仲は良いかな」
内田「そうだね。1年生の時から1つ上の村越先輩(雄磨・平27政経卒)から『同期は仲良く』と言われ続けていたから、先輩のおかげ」
村上「これで仲が悪かったら続けられていなかったよね」
――今、はまっていることはありますか
村上「『愛しのムーコ』っていう漫画なんですけど、そのモデルになった犬のTwitterもあって、このあいだLINEのスタンプも出たんです!」
内田「柴犬の女の子なんですけど、可愛い。お肌ツルツル~とか言ってて可愛い」
村上「飼い主が小松さんっていうんですが、ムーコは小松さんのことを好きすぎて小松さんが犬になることを夢見て待ってるっていう」
村上、内田「LINEのスタンプ買いました。可愛い~」
――今後の目標をお願いします
村上「都大会は後輩と組むので、自分というよりは後輩を演武慣れさせてあげたいです。全日は、集大成だよね。先輩に教わってきたことを出せたらなと。結果もついてくればなお良し。あとは、教わったことをどれだけ後輩に残せるかですね」
内田「もちろん全日は自分のことですし。それまでに、あと半年自分の持っていることを伝えたいです。それで後輩が結果残してくれたらとてもうれしい。自分の成長も大事ですが、後輩の成長も大事。あとは、全日で志帆と組んで成果出したい。組めるかは分からないけど、結果を出したい」
◆内田 桃香 うちだ ももか 政経4 高崎北高出 160cm
◆村上 志帆 むらかみ しほ 政経4 わせがく高出 158cm
次回は、小泉洋輝(文4=志学館)と藤井翔生(農4=津西)と柳澤太郎(文4=国分寺西)の対談をお届けします。更新は6月12日の予定です。
[辻成美]
第2回は、前回の2人とは対照的に大学から少林寺拳法を始めた女子の2人。道着の先輩に憧れて入部し、関東学生大会では立合評価法女子有段の部で入賞を果たした村上志帆(政経4=わせがく高)と、大会では演武だけでなく会場のアナウンスとしても大活躍している内田桃香(政経4=高崎北)の対談です。
――3年間を振り返っていかがでしょうか
村上「そうですね。あっという間だったかな。年々、時間が経つのは早いです」
内田「早かったね」
村上「3年生が一番長かった!」
内田「そうだね、でも一番濃い1年でした。2、3年生は、新鮮味はなかったです。後輩の指導は新しかったけど」
村上「1番上であることが驚き。あれ、先輩がいないぞ? という気分」
内田「自分の下に3代もいる! 下級生気分が抜けない」
村上「今の自分を先輩に見られるのが恥ずかしい。一丁前に幹部してるよ、みたいな」
内田「自分が1年生の時の4年生みたいになれていないなとは感じます。先輩方の偉大さを感じます。自分は親しみやすさ満開でどうなのかなって」
村上「分かる!」
――少林寺拳法を始めたことについて、今振り返ってみてどうでしょうか
村上「始めたきっかけは完全にノリでした。道着を着ていた女子の先輩をいいなと思って。そんなに少林寺について深く考えていなかったです」
内田「何か新しいことを始めたくて。あと、武道をやりたかったから。でも、入ってからあー、やばい、ちょーきつい、毎日怒られる、もうやめたい、と思いつつやめないんだろうなと思いながら続けてきました」
村上「本当に!?」
内田「だって、志帆がいたし。同じ境遇の子がいるし」
村上「それは確かに大きい」
村上、内田「今まで続けてきてよかった。初段まで取れたしね。後輩の指導も一丁前にできるようになったしね」
内田「他のサークルとかじゃできなかったよね」
村上「大学生活、胸を張って何をしたって言えなかったと思います」
――関東学生大会が終わりましたが
村上「最後だったんだな、と思いました。個人的にはやり切れました。あれ以上できないと思うくらいできました」
内田「私も精一杯できたと思います。自分で追いつめられるし、抜くこともできる一人での段位で、あれが自分の最大でした。少し残念でしたけど、本選まで行けてよかったです」
村上「白緑の部がよかった。人の結果であんなに喜んだことはないです」
内田「私も、関東大会のアナウンスをしたので、先に結果を知っていました。読み上げるときは本当にうれしかった」
――今年の4年生の代の雰囲気はどうですか
村上「堀尾(愛主将・商4=姫路商)がそういう集まりをしよう、しようと言うので、じゃあ、という感じでついて行って楽しんでいます。前期お疲れ会、後期お疲れ会、新年会に忘年会とことあるごとに集まっています。仲は良いかな」
内田「そうだね。1年生の時から1つ上の村越先輩(雄磨・平27政経卒)から『同期は仲良く』と言われ続けていたから、先輩のおかげ」
村上「これで仲が悪かったら続けられていなかったよね」
――今、はまっていることはありますか
村上「『愛しのムーコ』っていう漫画なんですけど、そのモデルになった犬のTwitterもあって、このあいだLINEのスタンプも出たんです!」
内田「柴犬の女の子なんですけど、可愛い。お肌ツルツル~とか言ってて可愛い」
村上「飼い主が小松さんっていうんですが、ムーコは小松さんのことを好きすぎて小松さんが犬になることを夢見て待ってるっていう」
村上、内田「LINEのスタンプ買いました。可愛い~」
――今後の目標をお願いします
村上「都大会は後輩と組むので、自分というよりは後輩を演武慣れさせてあげたいです。全日は、集大成だよね。先輩に教わってきたことを出せたらなと。結果もついてくればなお良し。あとは、教わったことをどれだけ後輩に残せるかですね」
内田「もちろん全日は自分のことですし。それまでに、あと半年自分の持っていることを伝えたいです。それで後輩が結果残してくれたらとてもうれしい。自分の成長も大事ですが、後輩の成長も大事。あとは、全日で志帆と組んで成果出したい。組めるかは分からないけど、結果を出したい」
◆内田 桃香 うちだ ももか 政経4 高崎北高出 160cm
◆村上 志帆 むらかみ しほ 政経4 わせがく高出 158cm
次回は、小泉洋輝(文4=志学館)と藤井翔生(農4=津西)と柳澤太郎(文4=国分寺西)の対談をお届けします。更新は6月12日の予定です。
[辻成美]
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