日ごろの稽古の成果を披露/全日本演舞大会

合気道 2015.05.25
 日頃の稽古の成果を見せた。日本中の合気道家が集う今演舞会。明大からは4年生の中井翔主将(政経4=斐太)、中村はな美(文4=淑徳巣鴨)、3年生の麻野拓哉(文3=暁星)、安永廉(法3=明大中野)が演武を披露した。当日知らされたという5つの形にも「日頃から稽古していた形」(中井)と緊張することなく対応。全日本演舞は冬の全国学生演舞とは違い、一つの畳で多人数が演舞を行う。そのため周囲との間合いの取り方が重要になってくる。その中で明大は普通ならば飛び受け身ではない技でも飛び受け身を行うことで「横に広がらないように」(麻野)工夫をした。また飛び受け身は見た目にも大きく見えるため「明治らしいダイナミックさ」(中井)も同時に表現した。

 4年生は夏に引退するため、大きな演舞会はこれが最後。4年生の2人は「自分たちの表現をしてほしい」(中井)、「個性を伸ばしつつ励んでほしい」(中村)とそれぞれ後輩にエールを送った。

[髙山舞]

演舞後のコメント
中井主将

 「技は当日朝に本部から指示を受けて知ったので、ほとんどぶっつけ本番。5つの基本的な形なので、普段から稽古をしているとうこともあり緊張せずにできた。4年間最後っていう気持ちよりも、普段通りにやることが大事って思ってやってました。明治らしくダイナミックに。違いを分かってもらえるようにっていうか。今回の日本武道館もそうなんですけど、京都の武徳殿とか普段ならば入れないようなところで演舞をさせて頂いて。本当にいい思い出です。後輩たちには、自分たちの合気道、学生でやってきたこととか自分たちの表現でやってほしい」

中村
 「最後の演武大会だったので、とりあえず綺麗に見せようとか、他の人より目立とうというのを考えていた。その為の心構えとしては、練習してきたことをいつも通りに出そうと思ってやってきた。やはり武道なので礼儀であったり、いい意味での合気道ならではの伝統であったりとかを伝えていきたい。試合がない分、他の部よりも勝つっていう気持ちが持ちづらいと思うけど、それぞれが日々の練習のなかで改善点を持っているし、個性を伸ばしつつ、合気道に励んでいってほしい」

安永
 「3年生で初めての出場だったが、思ったより場所が狭くて、色んな人に入り混じりながら、当たらないように気を付けながら、でもその中でできる限り綺麗に飛んだりというのは意識して、そこはしっかりできたと思う。うちの部は日々の鍛錬を目指していて、今大会はその中の途中の段階であるので、特別にこういう場でこうしようと意識していることはないので、普段の稽古通りの技をすることを心がけた。やりやすく、危なげないところもあったがそこを助けてくれた。練習通り、今までどおりミスもなくできたと思う。体育会なので色々な伝統があるが、良い事は形に残していって、思うところは完全に消すのではなく、自分なりに受け止め方を変えて、伝えることはしっかりと後輩に伝えていきたい。先輩達が引退して、自分が最上級生になるので、後輩たちから見て綺麗だなと思わせられるような演技をしたい」

麻野
 「中井さんは手が大きいので技がかけやすい方なんですけれど、体の芯が強いので、うまくいかないと技をかける前にこっちがくずれてしまうので。どうやったらうまくいくか考えてた。最初は緊張していたけれど、段々と硬さが取れてきて、演舞前にはリラックスできていた。今回は人が多いこともあって飛び受け身でやれたらいいねってことは事前に話していた。4年生との演舞が最後で寂しい。後輩に仕事を任せず、率先してやってくれる方々だったので。自分が部を引っ張る立場になるという実感はまだないんですけれど、これからの稽古の中で少しずつ自覚していければと思います」

関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読