実力発揮できず 無念の敗退/関東女子学生新人戦大会

剣道 2014.11.30
 屈辱の敗退となった。昨年準優勝を果たしていた明大はシードで2回戦からのスタートとなった。しかしその初戦、対大正大戦で苦戦を強いられ代表戦までもつれこみ、まさかの敗北。2回戦敗退に終わった。 


 本来の実力を発揮できなかった。中堅までは惜しい技が随所に見られたものの、審判の白旗はなかなか挙がらなかった。だが0―0のまま迎えた試合で、副将を務めたルーキーの熊谷真純(営1=新潟商)が奮闘。渾身のメンを放ち1本をもぎ取った。続く大将戦に勝利すれば2回戦突破という場面であったが、普段は安定のポイントゲッターである大亀杏(商2=守谷)が大将戦で不慮の敗戦。1―1となり代表戦にもつれ込む。代表戦も雪辱を果たすべく再び大亀が挑むが、一瞬のスキを突かれて引きメンを取られ、敗北。今大会は2回戦敗退と、全国出場を逃した関東での団体戦に引き続き悔しい結果となった。

 「アップは体が動いていて良かった」(谷秀俊助監督)と期待十分だった今大会だったが、選手、監督陣ともに不本意な結果で終わった。今大会で今年の公式戦は最後となるが、オフシーズンもこの悔しさを糧に日々剣を磨き、頂点まで上り詰める。

[島村昭二]

試合後のコメント
谷助監督

 「試合前のアップのときはみんなすごく体も動いていて良かったので今日は結構いいんじゃないかという感触は得ていたんですけど・・・。前で勝負をつけられなかったことと、いつも監督が言っていることではありますが、気持ちというか勝ちに対する執念といった部分で相手に劣っていたことが敗因だと思います」

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