悔しさ残る開幕戦 全国に5打及ばず/関東女子大学Aブロック対抗戦

ゴルフ
2015.05.14
 2年連続の全国出場とはならなかった。Aブロック6校の上位4校が全国女子大学対抗戦の切符を手にする大会で明大は5位に終わり惜しくも逃す結果となった。

 初日のリードを生かせなかった。2日間で行われる今大会で1日目は4位ながらも5位に8打差をつけていた。2日目は台風が過ぎてゴルフ日和の天気となったが強風だった1日目よりも苦戦。ルーキー・橋添恵(法1=山梨学大附)も初出場で活躍するも終わってみれば初日より10打多くたたき5位だった。選手たちは皆肩を落とした。

 この悔しさを秋に晴らしたい。「今回の結果もいいように受け止めて一からやり直したい。秋は優勝を目指して信夫杯には絶対に出たい」(中田綾乃主将・商3=盛岡中央)ともう目線は前に向かっている。

[吉田周平]

選手のコメント
中田主将
「(最終日スタート前)本来であれば優勝を狙っていった。合宿もみんな調子よくてスコア的にもいいスコアだった。優勝だけ見ていた。初日4位で2位と2打差で首位とは離されてしまったが2位を狙っていた。しかし、緊張していた。去年よりもいい結果で北海道に行きたいと思っていた分、プレッシャーが大きくて全員がいいスコアを出せなかった。キャプテンである自分がもっといいスコアを出せていればという思いもある。(個人的には)波が大きかった2日間だった。練習ではないようなことを試合でしてしまって悔しい。責任を感じている。(今年からキャプテン)キャプテンになって引っ張らなければいけないという意識ができた。しかし、4年生がいないことは不安で、分からないこともたくさんあるのでもっと成長しなきゃいけない。ただ、これからの2年間いい経験ができると思うし、今回の結果もいいように受け止めて一からやり直したい。秋は優勝を目指して信夫杯には絶対に出たい」

山本気恵(営3=米子北斗)
「下は見ずに上を見て攻めようと思っていた。(今日の結果は)自分たちが入学してから右肩上がりにチームがきていたので初めて壁にぶち当たったという感じ。成長していく段階だとプラスにとらえたい。チームをまとめるのは大変だが3年生の2人で話し合ってはいる。(秋に向けて)もっと団結していいチームにしたい。橋添がいい働きをしてくれたのは大きいが、1年生に頼ってばかりでもいけないので自分ももっと頑張りたい。(プレーは)最悪だった。緊張もあったし、男女で全国に行かなければというプレッシャーもあった」

橋添
「1年で初めてのリーグ戦だったが先輩方の足を引っ張らないように監督も優勝狙って頑張れと言われたり昨年の成績を上回るようにやったが思い通りのプレーができなくて悔しい。合宿と練習の方が少し良いスコアだったのでその通りにできなかったところが反省するべきだと思う。スコアが良くなかった原因は準備不足。ショットが練習ラウンドより乱れていたのでそこの部分を次はしっかりやりたい。1年生で出るということは来年再来年と出ないといけない責任があったり、1年生だから先輩の足を引っ張らないというのがプレッシャーでそれでもチームの中では少し貢献できたと思う。この4年間でチームのポイントゲッターになれたらいいと思う」